試合情報

リーグ後半戦の巻き返しを狙う京都サンガF.C.は、7月1日（土）、第19節・鹿島アントラーズ戦に臨みました。今季開幕戦では多くの面で鹿島に上回られていたサンガでしたが、アウェイでほぼ互角の死闘を演じ、0-0のスコアレスドローとなりました。今回得た勝点1もさることながら、この試合で感じた手応えを、続く試合につなげていきたいものです。

そして、戦いの舞台は関西・大阪へ。サンガは今季4度目のガンバ大阪戦に臨みます。リーグ戦では2-1、ルヴァンカップでは1-3、1-0でサンガのトータル2勝1敗でここまできています。直近に行われたルヴァンカップグループステージ第5節では、PKの成否で決着が着くという大接戦となりました。順位はともに勝点20で並び、得失点差でサンガが14位、G大阪が15位。サンガにとってG大阪はまさに今季最大のライバルともいえるでしょう。中位グループに食い込むためにも互いに譲れない一戦。今節も熱く、激しく盛り上がること間違いありません。

G大阪は前節、どうしても勝利が欲しかった横浜ＦＣとの一戦で痛恨のスコアレスドロー。今節は警告の累積による出場停止でセンターバックを務める福岡将太選手を欠いて臨むことになります。サンガは白井康介選手がＦＣ東京へ移籍したため、前節同様、ルーキーの福田心之助選手の奮起に期待したいところです。ここ数試合のＧ大阪はサイドチェンジを使い、空いたスペースを突く攻撃が冴えており、サンガとしてはサイドチェンジへの対応や、中盤のネタ・ラヴィ選手らボールの出しどころをいかに抑えるかが勝負の分かれ目となってきそうです。サンガは前節、アンカーに金子大毅選手を置き、これまでアンカーを務めることが多かった川﨑選手をインサイドハーフに置く配置でスタートしたり、後半からセンターバックを３枚置くシステムに変更したりしましたが、今回はどのような並びで臨んで相手を封じ、自分たちのストロングを発揮するか注目しましょう！