試合情報

5月27日（土）の明治安田生命J１リーグ第15節・浦和レッズ戦は、京都サンガF.C.が攻守に渡って“らしさ”を発揮。決定機の数も相手を上回ったもののゴールが遠く、0-2で敗れました。決して内容が悪くない試合を続けながらもリーグ戦5連敗。6月こそ、この苦境から抜け出す糸口を掴みたいところです。

今回サンガがアウェイで対戦するのは、勝点26で6位につけているサンフレッチェ広島。広島はリーグ戦3位、ルヴァンカップ優勝、天皇杯準優勝の成績を挙げた昨シーズンに続き、ミヒャエル スキッベ監督体制２年目の今シーズンもタイトル獲得を目指しています。サンガは昨シーズン、リーグ戦の初戦こそは広島との力の差を感じさせられましたが、2度目の対戦では1-1と善戦。3度目の対戦となった天皇杯準決勝では延長戦に持ち込み、相手を苦しめるまで成長しました。そして、互いにチームの特徴をよく知った上での今回の対戦は、さらに熱く、激しい好ゲームになることを願ってやみません。

サンガも広島も攻守においてアグレッシブなサッカーに共通点はあり、球際などの局面で激しいマッチアップが繰り広げられることは必至。サンガとしては、まずそこで相手を上回る必要があります。その上で、個のクオリティを封じたいところ。特に前線のナッシム・ベン・カリファ選手にボールが収まった時の川村拓夢選手や野津田岳人選手ら２列目、３列目の選手による攻撃参加に対して、サンガがどのように対応するか、注目したいところです。水曜日の浦和レッズ戦から中3日で今回の対戦を迎える広島に対し、サンガは前節のようにソリッドでアグレッシブなサッカーで相手にプレッシャーを与え続ける強気なサッカーで真っ向勝負に挑みます。さらには、今回こそチャンスを得点に結びづける勝負強さを発揮し、浮上のキッカケとなる価値ある勝利を目指します！