試合情報

ＪリーグYBCルヴァンカップのグループステージは、いよいよクライマックスに突入します。Ｅグループで戦う京都サンガF.C.は現在、ＦＣ東京と勝点６で並び、２位。勝点１差の勝点7で首位に立つガンバ大阪を追っています。今シーズンの本大会では各グループの１位と、各グループの２位のうち成績上位3チームがプライムステージ（ホーム＆アウェイ方式のトーナメント戦）に進出するため、できれば残り２戦で首位に立って次のステージ進出を確実に決めたいところです。

そしてアウェイで対戦するのは、グループ首位のＧ大阪。3月８日（水）に行われたグループステージ第１節での対戦では前半に先制点を許して間もなく山﨑凌吾選手のゴールで追い付いたものの、後半に２失点を喫して敗れました。４月15日（土）に行われた明治安田生命Ｊ１リーグ第８節では1-1の接戦の末、古巣対決に燃えるパトリック選手が試合終盤に勝ち越しゴールを挙げ、2-1で勝利しています。その後、両チームとも公式戦では勝利から遠ざかっており、サンガは4連敗、G大阪は5連敗中。この苦境から抜け出すべく、今回の対戦は両者による熱く、激しいバトルが繰り広げられることは必至です。

サンガにとってルヴァンカップの位置づけは重要で、12年ぶりにＪ１を戦うことになった昨シーズンは選手間の激しいポジション争いの起爆剤となりました。その結果、選手個々はもちろん、チームとしても大きく成長し、ルヴァンカップではグループステージを首位で突破し、天皇杯でも準決勝に進出、リーグ戦ではＪ１で生き残る力を身につけました。チーム全員の力でこのG大阪戦、最終節のＦＣ東京戦を勝利で乗り切り、ルヴァンカップグループステージ突破に向けての大きな前進にしたいところです。そして、今回の勝利はリーグ戦においても希望の光となるはず。今こそ、逆境をはね返す力を見せる時です！