試合情報

中秋の名月に見守られるようにサンガスタジアム by KYOCERAで行われた9月10日（土）の第29節、京都サンガF.C.は、一歩も引かぬ強気のサッカーで鹿島アントラーズに応戦。川﨑颯太のパスを受けた山﨑凌吾が見事なターンから先制ゴールを挙げました。後半、次々と交代カードを切って圧を高めてくる鹿島に同点ゴールを許しますが、その後は追加点を許さず、1-1のドローで勝点１を掴みました。

勇敢に戦った鹿島戦から中３日でサンガスタジアム by KYOCERAに迎える相手は、横浜Ｆ・マリノス。リーグ前半の対戦では0-2で敗れましたが、その点差以上に両サイドの攻防、シュート数において差を見せつけられ、選手・スタッフはもちろん、ファン・サポーターの皆さんにとっても強く印象に残っています。今回は、その差がどれだけ埋められたかを見極める重要な一戦となります。

マリノスは現在、首位。特筆すべきはリーグ断トツの得点力です。現在得点ランキング2位のレオ・セアラはもちろん、アンデルソン・ロペス、水沼宏太、仲川輝人ら今季5得点以上をマークしている選手たちが前線にひしめいています。前回の対戦ではサイドバックの小池龍太が先制点を決めており、高い位置を取るサイドの攻撃参加はサンガにとって大きな脅威。両アクセル（サンガの攻撃的サイドバック）がどれだけパワーを持って相手陣内に押し込めるかが勝負を大きく分けるポイントのひとつと言えるでしょう。また、個人にスポットライトを当てても、ピーター・ウタカとレオ・セアラの得点王争い、川﨑颯太と藤田譲瑠チマのパリ五輪世代対決、ブラジルのブラジリア出身であるパウリーニョとマルコス・ジュニオールの同郷初対決など、見どころがたくさんあります。平日のナイトゲームとなりますが、多くのファン・サポーターの皆さんの力が必要なビッグマッチ。ぜひともサンガスタジアム by KYOCERAで、サンガの後押しをよろしくお願いします！