試合情報
ハイライト
- 監督コメント
- 選手コメント
他のチームは次の週ですけど、我々は1試合多く消化しているので、この試合が我々にとっては前期最終戦という中で、34ポイントに到達できるチャンスが目の前にあって間違いなく勝点3を取りに行ったつもりです。前半少し自分たちの攻撃でボールを回すところで相手の狙いにハマっているようなところを、後半修正してうまくリズムを掴みかけた時にアクシデントで1人退場してしまって、また0に戻るような難しい試合でした。最後1点やられてしまいましたけど、いろんな意味で10人になっても勝点3が取れるようにと思ってカードを切ったつもりですし、ヴェルディさんのゴール前の守備が固いのは映像を見てはっきりしていて、その対策も取っていましたが、力一歩及ばずだったと思います。ただ4年目のJ1のシーズンですけど、できることとかやれてることは間違いなく昨シーズンよりも増えたからこそ、今の勝点、順位があると思うので、結果としてはネガティブになりがちですけども、こういうことを経験してまた大きくなれると選手に伝えながら次のFC東京戦に向かっていきたいと思います。悔しい敗戦でしたが、選手はよくやってくれたと思っています。
(決定機が少なかったが)
決定機を作る1つ前のパスが引っかかったり、そこで出せばいいのにちょっと遅れてカットされたりなどありましたけど、相手も大きなチャンスがそこまであったわけではないので、そういう中でセットプレーを含めてどっちかが1点取ってそのまま逃げ切る試合になったと思います。全部チャンスになって通っていれば、ヴェルディさんも今の順位にいないし、こういう戦い方でないと思うので、その辺の固さも含めて選手たちは努力したと思います。ただ、さっきも言ったように退場者を出すことも含めて力一歩及ばずかなって気はしますが、それはネガティブな意味で言っているわけではなくて、今日出た課題をまた共有しながら、次のホーム戦に向かっていきたいと思います。
(一人少なくなってからの狙いは)
須貝が行った場面とか颯太(川﨑)が入ってきた場面とか、非常にチャンスになりそうな場面もありましたけど、4-4-1にした時に相手のスリーバックが前に運ぶのか出すのか戸惑ってたところがあったので、10人になっても守備組織が崩れるようなことはなかったですし、最後の最後までカウンターで1点取れるような形を作ったつもりです。あのコーナーのこぼれた見事なシュートを決められて、仕方ない失点はないと思いますけど、さっきも言ったように選手はよく頑張ってくれたと思います。

奥川 雅也
相手がしっかり繋いでくる中で僕たちのプレスがはまらない時間帯もあって全体的に持たれてた感はあったと思いますが、決定的なチャンスはなかったですし、僕たちは中でこのまま焦れずに、つけ入れられるミスをしないように意識していました。入られてもしっかり最後は抑えることができてたので、別にめっちゃ悪い前半ではなかったかなと思います。
(チャンスになる一つ手前で引っかかってた印象だが)
僕たちは毎回たくさんチャンスがあるチームではないので、ああいうところの質を上げていかないと、チャンスが少ない相手と当たった時にだんだん押し込まれてしまう。ハプニングもあったんですけど、ああいうところの質で前半から相手の方が上回ってたので、そういうのが続くとやっぱりしんどい試合になるなと思いました。
(後半はプレー機会が増えた印象だが)
前半からやりたいんですけど、やっぱり相手も研究してきて、しっかりマンツーマンでついてきてたので、後半はちょっと浮くような形にポジションを取ったりしました。その中でボールを持てる時間帯はチャンスを作れてたので、もっと前半の途中からチームとして考えて動けたらいいなと思います。
(退場、アクシデントの前に点を取りたかったと思うが)
そうですね。良くなってきたところでの退場だったので、なかなかゲーム展開としては難しかったです。ただ退場してからのゲーム運びとかはもっと改善すべきところはあったと思うので、今日の勝点を失いましたけど、これをいい勉強に、次こういうことがあった時に勝点を拾えるようにしていきたいなと思います。

川﨑 颯太
(退場者が出た後の気持ちの切り替えについて)
とりあえず勝ち点1は確実に取りたいところで、チャンスがあれば勝点3を取りに行く感じでしたけど、かなりリスクを負わないような戦い方は気を付けてたし、セットプレーはなるべく与えないように、ファウルを与えないようにっていうのは心がけていました。
(最後にコーナーを与えてしまったが)
そうですね。しっかり体を張った中でのコーナーだったので、コーナーの時点でダメってことではないです。やっぱり自分たちが守っていく中で言うと、コーナーのところまで侵入されてしまったところが少し問題かなと思います。やっぱり自分たち自身しっかりとブロックを組んで、いいラインを組んでいたら、多分あそこまで侵入されなかったと思うし、あそこまで侵入されてしまったってことは、スライドが間に合わなかったりしたことなので、そこは反省しなきゃいけないと思ってます。
(自分自身のプレーを振り返って)
前半は少し連動のところでミスが出ましたけど、後半はかなり時間が作れたところもあって、前での自分らしさっていうのは出せたかなと思います。ただ結局シュートとか決定的なところまでできてないのは自分の中で課題というか、物足りないところがあると感じています。
(佐藤選手へのパスで惜しいシーンもあったが)
そうですね。やっぱりああいうところで空いてるスペースに侵入していってチャンスを作るのは自分のところだし、あのプレーが今日の中では1番よかったプレーかなと思いますけど、やっぱりあれを得点につなげたいし、ああいうプレーを1回だけではなくて何回も作り出さなきゃいけないと思ってます。
(消化試合数が多くシーズン折り返しに入るがここまでを振り返って)
連戦が非常に多くて、対戦相手もですが自分たちのチームも怪我人とかが出てしまうこのハーフシーズンだったかなと思うし、その中でもやっぱり全員の力とか、戦えるか、走れるかってところは本当に重要だったと思います。