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曺 貴裁 監督

一言で表すと今日は強かったです。自分たちの圧力で彼らのエネルギーを奪い、後半、もう1、2点取れるような場面もありましたし、非常に内容の濃い試合になりました。試合前、ホームで湘南さんに3年連続で負けていたこと、そして、ホームでの勝点がアウェイよりも少ないということを選手には話をしました。そして、試合での勝ち負けより、この声援を受けてエネルギーを出した試合にしようという話をしましたが、そういうミッションも含めてタフで、戦術的にも非常にレベルの高い試合だったと思います。湘南さんのストロングポイントは前線の選手の力と、ワイドのスピードなので、そこに対していいボールを供給させなかったところと、その後の出口を全員で共有できたことによって得点が生まれたと思いますし、先発で出た11人だけではなく交代で出た選手も非常にいい働きをしてくれて、非常に素晴らしい試合ができました。

試合後にこんなに自分のチームを良く言うのは5年間で初めてだと思いますが、本当にそういう言葉がふさわしいぐらい非常に強い京都を見せられて、自分としては非常に感銘を受けています。

(ボールを動かして攻めていくというのも新しいサンガの武器の1つになっているように感じます。)

柏さんとの対戦から、3バックの相手に対して穴を見つけながら前進するのは、選手たちも一定の手応えがあったでしょうし、湘南さんも同じシステムだったので、彼らが弱点とされるところでボールの起点を作って、後ろから人数をかけてやっていくと、相手のボールコントロールが乱れるような、4バックと3バックのメリットっていうのは1つ後半に出たと思います。

もし一点失っていたら、湘南さんが前に出てこず、5バックにされたら少し難しい展開になったかもしれませんが、その場合は我々としてちょっと違う戦術で勝負しようと思っていました。ただ、2点目がいい形で入ったことで、最後はクローズしましたけども、そういうシステムの噛み合わせに関してもうまくいったかなと思います。

(2ゴールの川﨑選手もしっかり調子上げてきましたが評価は。)

パリオリンピックが終わった後、彼の目標設定も含めてあやふやになったところや、ずっとキャプテンマークを任せるとこが重かったとこもあるかもしれませんが、彼はそれを乗り越えられる、乗り越えなきゃいけない、そういう日本の選手だと思いますし、もっとリーダーシップを取って日本を引っ張っていくような選手に育ってもらいたいと思っているので、今日1つ結果が出たっていうのは、チームにとっても彼にとっても良かったと思います。

(後半に向けてハーフタイムで修正をされた部分は。)

前半残り少しのとこで得点を取れたので、さらに攻撃に行くのか、前半はこのまま抑えるのかというところについて、私の中でも指示が難しかったとこをもあります。湘南さんは前に人数かけ、てワイドに人を増やし、クロスの構えからバイタルエリアを使うような攻撃でこちらも少し乱れたとこありましたけども、最後は体を張ってキーパーを含めてゴールを死守するのは我々サンガの文化の1つですし、被シュート数はJ1の中でも多いですが枠内に打たれたシュート数というのは少ないので、そういうところも最後の武器かなと思います。もし失点していても我々が後半サポーター側に攻めたら自分たちのリズムができんじゃないかと思ってましたし、交代で出場した5人を含めていい戦いができたのかなと思います。

(チームの調子がいいですが。)

昨年の今頃は、なかなか勝点が取れず本当に苦しい時期でした。今の時点で順位が2位になるってことを僕自身も選手自身も予想はしてなかったです。ただ、去年本当に苦しい思いして、みんなで立ち上がって、後期でいい成績を残したことで、自分たちの力というのが手に取るようにわかるっていうのは、選手自身が手応えもあったでしょうし、開幕戦で岡山さんに負けた後の修正も選手たちでやったとこをもありますし、そういう意味では今日の試合を勝つっていうことの温度も昨年の今頃より上がっています。それは、一日一日を積み上げていった賜物です。今は2位かもしれないないですがここで歩みを止めてしまうとすぐ下に落ちてしまうのがこのリーグだと分かっています。ただ、今日の強さを自信にしながら、どんな相手でも自分たちで向かっていけるような、そういうチームを作っていきたいと思います。

須貝 英大
22 DF
須貝 英大

(アシストのシーンは川﨑選手が見えていた?)

クロスは普段から練習していますし、普通に良いボールを上げれば、味方選手が入ってくれると思っていたので、良い形で入ってよかったです。必ず誰かが入るってことは練習からも話していましたし、仲間がやってくれると信じて、良いボールが上がれば決めてくれると思いながら、落ち着いて良いボールをあげられたと思います。

(左右で躍動していたが、自分のプレーを振り返って)

勝ちにつながるプレーは出来たのでよかったですが、細かいミスもありますし、まだまだ強度を出す中で、プレーの質はもっとこだわっていかないとダメだと思うので、今のプレーに満足せず、これを1年間通してやり続けることが1番大事だと思っています。もっともっと精度を上げたいです。

(10試合を終えて、今日時点で暫定2位という結果ですが)

とにかく自分たちは毎日全力でプレーして、目の前の1試合1試合に勝つためにやるってことを、普段からモチベーション高く、チーム1つになってできているので、それが良い形で今は出ていると思いますし、この集中を切らさずにしっかりやっていきたいです。


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川﨑 颯太
7 MF
川﨑 颯太

相手が球際激しく来たりセカンドボールの奪い合いだと思っていたので、そこで少し自分たちが優位になった時にヒデくん(須貝選手)からいいボールが絶対来ると思っていたので、信じて走りこんでよかったと思います。

(1点目のシーンを振り返って)

ゴールキックとかキーパーのパントキックのセカンドボールを拾って自分たちのチャンスに繋げるのは、自分たちで意識していたし、そこで逆に主導権を握られるときつい戦いになるのは分かっていたので、そこは集中できていてよかったと思います。ラファエルが持ってキープしてくれた時にラファエルを信頼してヒデくんも走ったと思うし、ヒデくんのボールを信頼して僕も走ったし、そうやってみんなが繋がっていて信頼できているからこそ全員が飛び込んでいけた、少ないチャンスをものにできた大事なゴールだったと思います。

(貴重な追加点となった2点目のシーンを振り返って)

セカンドボールの嗅覚とかは、さっきも言った通り、絶対この試合温度を上げなきゃいけないと思っていたので、タイチくん(原選手)が決めそうかなと思いましたが、頭と足を止めずに行けたからよかったなと思います。

(プロになってから初となる1試合2得点について)

3点狙っていたので2点で満足したくないですけど、やっぱり1点だけじゃなくて2点、1-0のまま推移したら絶対きついと思っていたので、2-0にしたのは自分がゴールを決めたのもありますけど、大きい勝ちだったかなと思います。

(10節が終わって暫定2位だがこの10試合を振り返って)

最初は岡山戦でなかなか自分たちらしい戦い方ができない中で、今は自分たちらしい戦い方で勝点を積み上げていますけど、やっぱりこの長いシーズンいい時悪い時って絶対あると思うので、そういう時もブレずにいい時だからこそ自分たちでなお改善点とか自分たちでなおもっと高められるとこを高めて、高いレベルまで行きたいと思います。

(次節浦和戦に向けて)

鹿島スタジアムもそうですけど、浦和のあの埼玉スタジアムで相手の雰囲気でやるのは特別だと思うし、サッカー選手としては本当に幸せでしかないので、そこで堂々と今日みたいな試合ができたらいいなと思っています。

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