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  • 選手コメント
曺 貴裁 監督

先発する選手だけではなく、交代で出る選手も含めて総合力の勝負になるので、今日はチーム全体のパワーが我々より福岡さんが高かったのかなと思います。前半から相手コートにボールを入れる時やボールを動かす時、自分たちのポジション取りなども概ね想定した中でできたと思います。後半の失点以降、選手たちに焦りがでてアバウトな展開になってしまったところは自分としても反省が必要と思います。

今日の1 試合をどうとらえるかではなく、ここまで開幕からの5試合をどうとらえ、自分たちが見たことのない景色に向かうのか、選手と一緒に解決していきたいと思いますし、今日のような展開の試合をコントロールして、相手コートにボールを運ぶ勇気なども必要になると思います。

うちと対戦するチームはどこもロングボールの比率が高くなっていると思いますが、それ自体は問題ではなく、今日も何本かありましたが、ラインを高く保ち跳ね返すことができていたり、オフサイドを取れていたと思います。

(セカンドボールを拾われて先手をつかまれていた印象がありますが)

後半システムを変えましたが、まっすぐに返すのではなく横にずらしてサイドチェンジすることもわかっていましたが、奪い合いのところで後手に回ってしまったこともありました。セカンドボールの拾い方のところで相手に分があったと思います。

失点した後も残された時間がある中で、焦らずこれまでやってきたことを続けたかったですが、狙ってきたロングボールが多くなり、相手にとって危険なところに入っていく回数が少なくなったのがもったいなかったと思います。

(ペドロ選手、ウィリアム選手を途中で入れた意図は)

リードされる前から交代を考えていましたが、長いボールが増えボールが落ち着かなかったので、ペドロ選手の球際の強さやウィリアム選手のボールを運ぶ力に期待していました。少し周りと合っていなかったとこともありましたが、彼らだけでなく交代で出る選手は非常に難しいと思います。これをプラスに変えていくために、次の清水戦に向けてしっかりと切り替えていきたいと思います。

(複数得点が生まれていませんが)

ゴールに迫る形はある程度作れていると思いますが、それを決めきる力やセットプレー、泥臭さがまだ足りないのかもしれません。最後に決めきるしたたかさは、今、チームとして試されているのかもしれませんし、シューターだけではなく、チーム全体として、どうゴールの可能性を上げていくかかと思います。

平戸 太貴
39 MF
平戸 太貴

前半は背後を狙うところと自分たちが押し込んで動かしながら崩す形をトライしたり、相手がボールを奪いに来たところでうまくプレス回避して攻撃に転じていくプレーを出せるところは出せましたけど、フィニッシュのところで奪う怖さでいうと物足りなかったなと思います。後半もう少しボールを落ち着かせて動かしたかったところがありますし、もっと相手の3バック、5バックのウイングバックやセンターバックを引き出しながら、そこのスペースをうまく突いて崩していきたいっていうところもありましたけど、なかなかロングボールが多い展開になってしまって、自分が中盤で前向きにボールを持った時も1発狙うようなプレーが個人的には多かったですし、もう少し落ち着いてプレーしながらフィニッシュのところではもっと怖さだったり、大胆さっていうところを出していきたかったなと感じます。

(1発を狙うプレーが多くなったのは、狙える隙があったのかそれとも逆にプレッシャーがきつかったのか)

うまく相手のプレスを回避したり自分が前向きでボールを持った時にタイチ(原選手)もハファ(エリアス選手)もマサヤくん(奥川選手)もみんなランニングしてくれているのは毎回見えています。今日もみんながランニングしてくれてるっていうのは見えてたので、そこに出す自分の質かなっていうところも感じます。あとは全員が抜けるんじゃなくて1人は止まってくれたりしたら、もう少し自分の中での選択肢も増えたり、そこで起点を作ってそこからまた攻撃に転じていくような形をもう少しできたんじゃないかなと思うので、そこはチームとしても個人としても合わせていきたいと思います。

(後半について)

相手の長いボールやセカンドボールの争いになった時になかなかボールを落ち着かせられず、跳ね返すことや相手のセカンドのプレッシャーに対してマイボールにうまくできずに、お互い蹴り合いのような形になってしまったところはあったと感じていました。それがもう少し落ち着いてボールを収めたり、そこで出して動いて早くサポートしてサイドを起点に相手をうまく引き出してその背後を使っていくことだったり、もう少しできたらよかったと思います。

(ある程度想定した戦い方だったか)

そうですね。相手のウイングバックのところに対して大きな展開を作ってやってくるっていうのは、ある程度自分たちもわかっていましたし、トップにロングボールに強い選手たちがいるので、そこにシンプルに蹴ってセカンドボール狙って攻めてくるっていうのもわかってはいたので、そこに対する対応は、しっかり自分たちのラインをコンパクトにしながら相手のその強い選手を無効化するような自分たちのラインコントロールもできていましたし、本当に失点の場面だけ自分たちのセルフジャッジというか、ちょっと止まってしまった部分もあって、あの部分だけ本当に悔やまれるなと思います。

(フリーキックのシーンを振り返って)

自分の中でも感触は良かったですし入ったかなと思ったんですけど、うまく触られてしまったので残念でした。





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福岡 慎平
10 MF
福岡 慎平

(試合を振り返って)

試合をやっていてもそうですけど、必然的に自分のとこが空くっていうのはわかってましたし、タイキくん(平戸選手)やソウタ(川﨑選手)から自分に前向きでっていうシーンも何回かありましたけど、もう少しそれを出したかったっていうのは本音ですし、後半、スローインとかもそうですけど、縦に投げすぎたというか、ゴールキックもそうですけど、少し蹴りすぎて、失点してからちょっと繋ごうみたいになってしまった感じはチームとしてもあったと思います。自分たちもああいう一瞬の隙でやられてしまったので、焦りもありましたけど、もう少し繋ぎながら運べたら、アビスパさんを苦しめれたと思います

(もう少し全体を落ち着かせたかった?)

もう少し落ち着かせないといけなかったと思いますし、アビスパさんも原大智選手のところなども準備してきてたので、そういうところでセカンドボールをなかなか拾いきれなかった。自分たちの距離感を壊すようなクリアだったり、そういったところで2次攻撃3次攻撃できなかったのは事実なんで、そういったところをどうしていくかは、チームで映像見ないとわからないので、やっていかないといけないとこと思います。もう少しゴールキックからつないで前進していくのも必要だったのかなとは思います。

(3バックの脇を狙うシーンもあったが)

相手の3バックを広げるってところでは狙っていましたし、相手が少し後ろに下がったら、サイドバックから横パスもらってまた展開していくとか、タイキくんとソウタの2人から自分が前向きでもらって運んでいくっていうのはプランにありましたけど、その回数が少なかったので、もう少し増やせたら良かったかと思いますし、それができた時は相手も苦しそうだったので、その回数をもっと増やしたかったです。

(チームとしても複数得点がまだないですが)

そうですね。今日のゲーム内容を悪く捉えるすぎる必要もないと思いますし、浦和戦から勝点を積み重ねてきて、久々に負けましたけど、そこまで落ち込みすぎずに、今やっているサッカーを継続しないといけないと思いますし、ここでぶれてしまうと去年のような形になってしまうと思うので、どれだけ自分たちがぶれずにやれるかっていうのが大事だと思います。


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