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- 監督コメント
- 選手コメント
寒い中、熱く応援してくださった多くのサポーターに感謝したいですし、浦和レッズさんという素晴らしいチーム、素晴らしいサポーターにサンガサポーターも一歩も引かずに応援してくれたことに選手はとって心強かったです。開幕戦のあと、メディアで「J１で4年目での積み上げのなさ」について書かれた記事も目にしましたが、積み上げというのは、勝った時だけでなく、負けた時も積み上げがあると思っています。
今日の試合は、長い間自分たちで築いたものに、枝葉がつき、花が咲き、その中で浦和さんに対し一歩も引かずにサンガらしさを出せた、いい試合だったと思います。
得点を取った形、取り消されたあの得点シーン、そしてミスからの失点も含めて、我々が現状でやれることは選手はしっかりとやってくれたと思います。
あと36試合ありますが、過去は開幕2戦目でこれまでの熱量、内容を相手に示せたということはとてもポジティブだったと思いますし、選手が新たな景色を見に行くという強い決意を見せてくれた試合になりました。
（開幕戦から内容がガラッと変わった要因は）
いい準備をシーズン前からしていましたが、開幕戦特有の上ずって自分たちが大切にしているものが出せなかった試合でした。それを開幕戦で経験し自分たちを取り戻すことができたのは、意味のある開幕戦だったかもしれませんし、長期的な視点でみると取り戻せたというより、昨年よりさらに上積みできたと思います。交代で出場した選手を含めて、非常にいいバリエーションが組めたと思うので、これから先の選手の競争も激しくなる、収穫の多い試合になったと思います。
（得点シーンについて）
クロスボールへの入り方はかなり練習していて、1回だけでなく2回、3回と続けて攻撃することで相手に隙ができたと思いますし、選手の中でも共有し、勇気をもってプレーしてくれたと思います。
長沢 駿
あの展開でもチームが勝ち切れればもっと勢いに乗っていくかなと思いますけど、でも長いリーグではこういう風になることもありますし、これからまた途中から出た僕とかが結果を残せれば、チームとして出来上がってくると思います。
(シュートシーンを振り返って)
あれはほんと得意な形だったし、すごくいいボールが慎平(福岡選手)から来たので、ほんとに叩きすぎた、ちょっと合わせに行けばよかったなと思いました。でも次、必ず応えたいなと思います。
(入ってきたとき福岡選手とコミュニケーションを取っていたが)
どの辺に蹴るっていうのを聞いて、やっぱり途中から入って流れも掴みたいですし、自分のところでボールを触れればチャンスにもなるかなと思ったんで、あえてボール来る場所を聞いてって感じでした。
(久しぶりの京都でのホームゲームでしたが)
僕が前にいた時はまだ西京極だったので、新しいスタジアムで試合することがすごい楽しみでしたし、今日こうやって出ることができたので、僕としてはまずようやく1歩踏めたかなっていうところと、でもやっぱり点を取って、味方だったり、サポーターの皆さんにもう1回認めてもらうことが僕の中で大事だと思うので、そういう部分ではなるべく早く点を取って、チームの一員として認めてもらえるように、また明日からしっかりやっていきたいなと思います。
(以前と雰囲気は違ったか)
そうですね。サポーターの人数というか、応援とかも前に僕がいた時とちょっと変わっているというか、人数も増えていると感じましたし、応援に対してもすごい後押しというか、そういうのをすごく感じたので、このスタジアムの雰囲気もすごくいいですし、このスタジアムでやっぱ点を取るということが次の目標かなと思います。
(限られた時間でのプレーでしたが)
プレータイムを増やすことは自分次第だと思うので、そういう中で今日みたいにあそこを決めきるとか、練習でチームのために戦う姿とか点を取る姿勢っていうのを見せていけば、必ず増えてくると思うので、そこは自分を信じてやっていきたいなと思います。
ラファエル エリアス
(試合を振り返って)
ゴールもそうですけど、チームが自分たちでスピリットを見せれた、自分たちの試合をみせ、非常にいい試合を見せることができたと思います。浦和さんというビッグチーム相手に対して臆することなく試合ができたと思うので、その辺りは嬉しいことです。だから、これをまた次の試合にも持っていかなくちゃいけないなと思うんですけど、勝点3は取れなかったですが、最初の気持ちとしては嬉しさです。
(前節の敗戦から何を改善してきたか)
もちろん今週はいろんな話をしたんですけども、自分たちのインテンシティであったり、自分たちのスタイルであったり、そういうものを見せきれなかったのが前節だったと思うので、そこをやっぱり良い試合に見せるような、我々の試合とはなんだっていうことを見せられるようにしていこうという話をして今日の試合に入ったんですけれども、自分たちのサッカーは先ほども言ったように見せれたと思うので、それをまた続けていくっていうこと、これからもみんなで話し合って、ハイインテンシティであったり、自分たちのスタイルっていうのは継続してやっていきたいです。
(シーズン初ゴールとなりましたが)
ここ最近で、エリアの中に入ってゴールの近くでポジションニングをするってことはなかなかできない試合が多かったんですけれども、ついにそういう時が来たというか、そのシーンだったと思います。それに関しては非常に嬉しいですし、ここから開幕で、自分も1点取れたので、ここからスタートしていくという気持ちです。
ファン・サポーターの皆さんは、この寒い中、雪が降っている中、本当に熱く応援してくれて、自分たちの支えになってくれたことは間違いないので、自分たちも本当に忘れてはいけないなと思うのが、周りを見たときにやっぱりファンの方々が応援してくれるからこそ、自分たちは支えられているんだ。自分たちがこのショーという試合に対して何か付加価値をつけれていますし、彼らがやっぱりそこを支えてくれてるってことですね。それをしっかり気持ちに入れながら頑張っていきたいと思ってます。
(アシストの福岡選手について)
慎平に関しては、本当に良い選手ってだけではなくて、素晴らしい人間だと思います。我々外国人選手に対しても得意ではないかもしれないですけど、英語で話しかけたり、何かをコミュニケーションしてくれる素晴らしい人であって、そういう人だからこそいろんなコネクションをチームの中、選手の中で作れてると思うんですけれども、それの一端を今日は見せることができたと思います。自分の中では、今日は自分が点を取ったんですけども、本当にMVPに関して言ったら慎平だと思うぐらい素晴らしい活躍をしてくれたと思います。