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曺 貴裁 監督

今日の試合に臨むにあたって3つのハードルがあるという話を選手にしました。1つ目は直近6試合で最も勝点を積み上げたのは福岡さんだったということ。2つ目は、我々はこの福岡の地では2年間で勝点1も持って帰れていないという現実、最後はチームとして連勝ができていない。その3つのハードルを選手にしっかり掲げ準備してこの試合に臨みました。前半から非常に手ごたえのあるいい内容でゲームが進む中、タイチ(原大智)の素晴らしいシュートが決まり、その後はなかなか2点目が取りきれず、最後システムを変えたところで失点をしてしまいました。ただ、選手の目は死んでいなかったので、最後はカウンターで2点目が取れるチャンスがあるかなという思いでやりました。ケイタ(松田佳大)がボールをつないで、ソウタ(川﨑颯太)からソラ(平賀大空)に入って、センターバックの宮本が失点シーンの責任を補って余りあるゴールを決めてくれ、非常にスリリングでエキサイティングなサンガらしい試合になったかなと思います。シーズン前半戦の5連敗や、なかなかホームゲームで勝てなかったこと、本当にサポーターの皆さんに 辛く苦しい思いをさせてきた中で、監督としては非常に申し訳ないって気持ちの中でずっといました。それを取り返すには今後の結果しかないと思っているので、今我々は下を見るのではなく、上の順位を見ながら、自分たちがまだ見ぬ景色をしっかり見る努力をしてシーズンを終えていこうっていうことで話をしてるなかで、それに答えてくれた選手たちは非常によくやってくれたと思います。

(改めて、最後の劇的に勝ち越しゴールのチームを振り返って)

相手も勝点3を取りに来るという姿勢だったので、あれはケイタがしっかり繋いで、最後ソウタのスルーパスまで繋がってきましたけど、あの時間に相手コートに人数をかけて入ってきたっていうのは日頃の練習の成果だと思います。ああいう得点というのはなかなか自分たちが思い描いても、普段からやってなければ生まれない得点だと思うので、選手が日頃からサンガタウンでやってる練習の成果がそのまま出た感じで、これまでの取り組みが身になってくれてよかったと思います。柏戦で最後に追いつかれたこと、天皇杯や札幌戦で勝ったこと、名古屋とセレッソに引き分けたこと、これら全てが前を向くための材料として捉えている中で、ここ6、7試合で1回しか負けていないという結果を出せているのは、選手が愚直にそのことに向き合ってやってくれてるからだと思いますし、今年最強で最高のチームになろうというところで始めたところで、そういう可能性を残したチームだと思うので、さらに強くしていきたいなっていう風に思います。

(前回対戦と何が違ったと思いますか。)

ホームでは、前半の点取られるまでは素晴らしい戦いをしていて、失点した後にすぐ追いついたんですが、後半始まってすぐのコーナーキックと気落ちした中でのクロスから失点ましたが、内容がうまく進んでても、そこで耐えきれないで、我慢できないで失点してしまい攻撃の勢いも同時に失ってしまうっていう自分たちの今年の悪いところをやっと脱皮できたなと思っています。今日も何回かクロスで危ない場面もありましたけど、最後の失点を除いてはほぼパーフェクトに選手は対応していたと思います。


一美 和成
22 FW
一美 和成

1点リードした中で最後追いつかれたんですけど、最後にユウタ(宮本優太)が決めてくれて、チームとしても劇的な勝ちを収めることできました。チームが連敗してた時にない団結感というか一体感があって、それがあの結果に繋がったんじゃないかなと思います。

(前半からいい形も作られる展開だったと思いますが。)

前半は結構暑くて全員きつかったと思うんですけど、頑張って耐え、いい形も何度か作れたと思いますが点が取れなかったのは悔しかったです。チームとしてはやることはしっかりできたと思いますし、それが後半につながったと思います。

(一美選手自身もクロスやいい仕掛けがたくさんあったのかなと思うんですけど、個人の手応えは。)

普段は真ん中のポジションでやってるんですが、左でも真ん中に行って同じことをやってもいいような自由な攻撃スタイルですし、守備のところも含めてチームのためにハードワークすることがすごい大事だと思うので、そこは続けていきたいなと思います。

去年から今年の半年も試合に出られない期間が続いて、自分自身すごい悔しい気持ちがありました。その中でこのような形で使ってもらった試合で2連勝できたのはすごい大きいことだと思いますし、次は自分が決めて、チームを勝たせるようにやっていきたいなと思います。




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宮本 優太
24 DF
宮本 優太

順位を争うチームの結果を見て、今日はどうしても勝たなきゃいけないっていう気持ちでしたし、勝点1でも何かしら得るものはあると思っていました。得点シーンは、正直僕もあそこまで走ってたのもよく覚えてないです。ただ、本当にみんながいつも以上に走ってた、思いは後ろから見てて感じれたのかなと思いますね。


水曜日にエスパルスとの天皇杯があるので、どういうメンバーで行くのかわかんないですけど、ピッチに立つメンバーでしっかり勝ってリーグ戦に向かっていきたいです。

(決勝点のシーンの始まり宮本選手がボールを収めたところから始まりましたが。)

その辺りは全く覚えなくて。ソウタ(川﨑颯太)がゴール前でパス出したところぐらいからは記憶があるんですけど、それまでは何がなんだか覚えてなくて。自分自身も足を少しつってる状態で、自分のミスから同点に追いつかれて精神的にも苦しい状態ではあったんですけど、多分、チャンスだから行ってやろうっていう気持ちになったんじゃないのかなって思います。失点シーンで迷惑かけてしまったなって思いがその直後からあったので、それがゴールに繋がったのかなって思います。

(ゴールが決まった瞬間の気持ちは。)

いやもう嬉しかったです。プロ初ゴールだったので、ほんとに申し訳ないっていうよりは素直に嬉しかったですね。

試合後のロッカールームもいい雰囲気でした。福岡の地から勝点を持って帰ることができていなかったジンクスみたいなものがみんなに重くのしかかっていたんだなというのが、1年目だからこそ感じることができました。




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