試合情報

Instagramでも、フォトギャラリーをチェックしよう!
@kyotosanga_official

ハイライト

  • 監督コメント
  • 選手コメント
曺 貴裁 監督

J1のフライデーナイトということで非常に楽しみしていましたが、昨年は試合間隔が空いた後の試合の内容が非常に悪く、サンガとしても5試合目というのは8年間で1回しか勝てていないというデータも知っていましたし、J1に慣れた時に、いかにエネルギーを発揮できるかと言うところが今日のはっきりしたテーマでした。前半はほぼパーフェクトで我々のやりたいことが随所に出て、後半も入りが悪くなったですが、PKや最後に失点をしてしまうというのは、最後の試合の終わらせ方で自責の念もあります。ただ、アウェイの地でブロックが硬く、シュートすら打てない時間があるかなというところで言うと、プラン通りに彼らを崩せたというところもあります。成長を感じながらも、2点差から追いつかれましたが、私も監督人生でおそらく2回目か3回目ですが、こういう試合だからこそきっちり勝ち切る、そういうものを作り上げないといけないなと思います。ただ、今日初めて先発した選手もいますが、非常に躍動感があって良いプレーをしてくれたと思っていますので、下向かずにこの勝ち点1をポジティブに捉えて次に向けてしっかり切り替えて準備しなければいけないと思います。

〇失点した場面について

ひとりが競りしもう一人がカバーする状態を作りましたが、そういうことを準備しながらやった中で、選手が選んだプレーが結果的には痛かったですけども、押し込まれた展開の中でああいったプレーが出るということは自分たちの力だと思います。2-0から3-0にして自分たちのゲームにしようっていうのは事実だったので、3点目を取りきれなかったってところであの現象が生まれてしまうと言う、改めてサッカーの怖さがあったと思います。同点にされたところからは切り替えて、引分けで終われたというのは、決してネガティブなことではないと自分で考えています。

〇後半は押し込まれる展開になりましたが

相手も並びを変えて、突破力のある選手を両端に置いてはパワープレーに切り替えてきました。そこで最後ディフェンダーを3人にしましたが、中盤より後ろの選手と大智(原大智選手)のとこが離れてしまい、少しボールを拾われる場面はありました。そこはサンガのインサイドハーフが飛び出していくことで、相手のキーパーまで押し返せる場面もありましたし、1回トゥーリオ選手が引っ掛けてカウンターのチャンスになりましたが、あそこでもう1点取れるようなチームにならないとJ1で勝ち残ることは難しいなと思います。ただ2点リードして前半を終えたというのも、この3年間ではおそらく初めてかなというところなので、少し後ろ重心になってしまうのはしょうがないかなと思いますし、何とか2-1で終わらせられればよかったと思います。

〇前半のサッカーが後半続かなかったことについて

後半の始まりから相手陣内に入り15分で1点を取ろうとしましたが、ヴェルディさんもリスクを冒してやってきているので、ボールが自分たちのボールになればチャンスになっていましたし、前半あれだけ押し込めたのは、そのヴェルディさんのやりたいことをさせなかった部分もありました。しかし、サッカーでは90分を通してやりたいことをさせないことは難しいと思うので、回されている中でも定石的には引っ掛けてカウンターで3-0にするという展開を描いていたので、こうなっちゃうだろうなっていうのは、予測はしていました。






原 大智
14 FW
原 大智

前半は完全に京都のペースで守備もはまっていましたが、後半なかなか自分たちの時間になりませんでした。その中でも粘り強さを見せていましたが、ああいうPKだったり最後ヴェルディさんが上手だったのかなと思います。セカンドボールを拾われたり、取りに行く・行かないをはっきりさせるなどチームでの話し合いも必要と思います。こういった試合を落としたのも実力ですので、もっと強くなるしかないと思います。

〇ゴールシーンについて

松田選手が持って僕はパスが来ることを信じて抜け出して走っていましたし、後はフリーだったので落ち着いて決めました。ゴール前にいるだけでなく、どんどん攻撃に絡んでいきたいというのが今年の目標なので、そういった中で連続して動けばやっぱり相手もマークがつきにくいと思うので、そこがよかったと思います。バランスをとりつつ、サンガで攻撃を作っていく中では、自分が少し下がってプレーする時間も必要だと思っているので、そこバランス見てプレーしていきたいです。


続きを読む
川﨑 颯太
7 MF
川﨑 颯太

相手の2トップに対し僕が少し落ちで相手のボールを奪うという理想的な前半の入り方をした中で、素晴らしいゴールを決めてくれた言う面では、攻守においていい前半だったと思います。後半、相手が変化し、なるべく下がりたくないなかで、強力なフォワードがいるので数的優位に守りたいと思いましたが、森田選手に自由にさせてしまったのかなと思います。PKのシーンは連携不足というかもっとコミュニケーションが取れれば人数が足りていただけにもったいないと思いますので、リードしているときの守り方は学ばなければいけないと思います。

〇最後の失点は守備を厚くしていたが

5バックにして守るのではなく、圧力をかけスライドしやすくすることで前に行けるディフェンスをしたいので、もっと相手に自由を与えない守り方をして相手のミスやセカンドボール拾いたかったですが、相手にいいボールをけらせてしまったので後手に回ってしまったと思います。

〇代表から戻って

代表でも悔しい思いをしましたし、サンガで見せないと次はないと思います。代表にもサンガにも自分にもつながると思うので、高いモチベーションで挑みましたが、もっとチームで存在感が出せるようにならないといけないと思います。



続きを読む