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曺 貴裁 監督

ホームでサンフレッチェ広島さんにJ1で10数年ぶりに勝って以来、アウェイのサガン鳥栖戦で少しショックな敗戦があり、10月には湘南ベルマーレ戦、アルビレックス新潟戦で勝つことができず、苦しい時間が続きました。そんな中でも選手たちはブレずにグラウンドで日々練習に取り組んでいましたし、誰が出ても自分たちがやってきたことにしっかりライトを点けようと、今日も含めてやってくれたことがJ1残留につながったと思います。ただ、我々は当初からこのリーグに残留しようというよりは、もっと高みを目指してやってきただけに、選手には申し訳ない気持ちでいます。ただ、1試合を残して去年の勝点を超える戦いをしたところに選手たちの成長を感じますし、セレッソ大阪さんという手強い相手に対して堂々とプレーして、前半から仕掛けていけたということは、この終盤に来て大きな成長だと感じています。前節からアクシデントなどでスタメンが変わりましたが、まったく心配していませんでしたし、今日試合に出た選手が躍動すれば、必ず良い試合になると思っていたので、よく頑張ってくれたと思います。

●前節は最後の最後で同点に追いつかれましたが、今日、最後までリードを守り抜いたことについて感想をお願いします。

順位は下の方ですが、失点自体はそんなに多くないチームですし、川崎戦でやられた時のような止まったボールに対する守備の練習にも取り組んできました。そういったちょっとした隙でやられた失点が多かった印象がある中、今日はある意味安心して見ていられましたし、ソンユン(ク・ソンユン選手)のスーパーセーブ含め、全員がゴールを許さない守備ができたと思います。ボールを引っかけて奪ってからのパトリックのシュートが入っていれば、もっと楽な展開になっていたと思いますが、PKが取り消された後も、選手たち全員がブレることなく、まとまって最後までやれたことが今日の無失点と勝点3につながったと思います。

●サンガが来年もJ1で戦う権利を得たことについて、どのように感じていますか?

私が京都に来てまだ3シーズン目なので、その前がどうだったかはわかりませんが、J1でプレーすることがどれだけ選手を伸ばし、チームの結束を強めることができるかを、この年齢になって改めて感じることができました。セレッソさんとは3年前のJ2開幕1週間前の練習試合で対戦した時は、本当に大人と子どものような戦いになり、少し前途多難だと感じたことを思い出しますが、そこから2年半あまりで堂々とプレーする選手たちの成長はサンガのファン・サポーターの皆さん、京都に住む皆さんの心に届いたと思います。最終戦は強豪の横浜F・マリノスさんと戦いますが、我々らしい戦いでフィナーレを飾りたいです。



原 大智
14 FW
原 大智

(ゴールシーンについて)自分のところにボールが来てから余裕があったので、しっかり流し込むことができて良かったです。今日、前半はけっこうチャンスをつくることができましたし、すごく良い入りができました。特に前半途中の攻撃時は、良い形で前を向けたり、周囲との距離感も良いシーンが多かったので、チームとして手応えがあったと思います。後半はこちらがリードしていたということもあって、少し押し込まれる展開が続きましたが、チーム全体で守り切られて良かったです。ここ数試合、終盤での失点が続いていたので、怖さがあったと思いますが、とにかく走って乗り越えることができました。後ろの選手が頑張ってくれていたので、自分もしっかり守備に戻ってチームに貢献しようと意識していました。押し込まれた展開でも1人1人がボールを持つことができれば攻撃に転じてチャンスをもっともっと増やすことができるので、そこは次の課題として取り組んでいきたいです。今日、最低限の目標だったJ1残留を果たすことができ、来シーズンもこの舞台で戦えることを嬉しく思います。

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金子 大毅
19 MF
金子 大毅

(前半の戦いについて)うまく前からハメられたので、良い形でつないでショートカウンターに持っていくことができ、そこでリズムが掴めたと思います。また、長身の選手へのロングボール一辺倒になるのではなく、バリエーションある攻撃の方が相手が嫌がると思ったので、うまく中盤を使いながら攻撃を組み立てることを意識していました。個人的には、得点シーンにつながったシーンのように溜めてから前に出すというプレーをシーズン通して狙っていたので、それがうまく得点につながったと思います。(完封勝利について)終盤に失点して勝点を失う試合が続いてきた中で、失点をゼロに抑えることができたのは良かったです。ただ、上に行くためにはもう1点取れるチームにならなければいけないと思います。今日も2点目、3点目を取ることができればベストだったと思います。ファン・サポーターの皆さんには、優位な順位にいながらここまでズルズルと残留決定を引き延ばしてしまったことをすごく申し訳ないと思っていますが、来シーズンもJ1で戦えることは嬉しいです。

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