試合情報
ハイライト
- 監督コメント
- 選手コメント
あのレッドカードがすべてだったと思います。自分たちの勝ち筋を逆転で持っていき、3点目をVAR判定で取り消されても、それほど気落ちすることはありませんでした。終盤、相手のストロングを抑えながら、最後は時間を使って我々の勝ち筋に入りましたが、ああいうことも起こるんだなと感じました。これまで監督を10年以上やってきて、初めてこういう事象を見ましたが、自分の指導力のなさを本当に悔しく思います。情けない気持ちで一杯です。ファン・サポーターの皆さんや、スポンサーの方々、京都サンガF.C.を応援してくださるすべての方々に対し、この様なみっともない結果となってしまったことに関しては、監督である私に責任があると思っています。
●終盤、1人少なくなってからの戦い方のプランについて教えてください。
アディショナルタイムが7〜8分あった中、1人少なくなって、やったことのないところに人を配置しなければならなくなるアクシデントがありました。逆転されたのも、そうさせてしまった私のマネジメントのどこかに欠陥があったと思います。この様なカードは他の選手たちにも当然影響があったと思います。ただ、起きたことは夢の世界ではなく、現実の世界なので、向き合ってやっていくしかありません。
松田 天馬
(原大智選手の先制ゴールに絡んだことについて)今週、練習でやってきたことが活きた場面でした。選手同士の距離感が良かっですし、タイチ(原大智選手)のおかげです。今日は最初の10〜15分ぐらいは少し右サイドで数的有利をつくられて行けるところと行けないところがハッキリしなかったのですが、途中からはうまく修正できましたし、試合の流れとしてもうまく逆転まで持っていくことができました。終盤、退場者を出して1人少なくなったことから切り替えができていなかったことと、守り切るのか点を取りにいくのかハッキリしなかったことが逆転負けにつながったと思います。これまで1人少なくなっても守り切った試合はありましたが、今日は間違った判断が重なってしまいました。ここから次の試合まで間が空きますが、前回の中断後は2連敗しているので、気を引き締めて準備していきたいと思います。
金子 大毅
1人少なくなっても福岡戦では守り切ることができましたし、退場者を出した後、もう一度冷静になってしっかり守り切る必要があったと思います。左サイドのドリブルを嫌がって数的有利をつくりにいってしまいました。そういうところは割り切って一対一で対応するなど、守備における人数のかけかたをもっとうまくすべきでした。また、追い付かれて1点取りにいくのか、守り切るのか意思統一もできていませんでした。自分としてはその部分でチームをまとめていく必要があったと思います。試合全体を見ると、逆転できたところまでは良かったですが、こういう試合をものにしないと上には行けないので、良かったで終わらせてしまっては意味がありません。しっかり勝ちきれるチームになるようやっていきたいです。