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ハイライト

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  • 選手コメント
曺 貴裁 監督

今日、久しぶりに私が最初に所属したクラブのスタジアムに来て、たくさんのファン・サポーターの前で真っ向勝負で柏さんに向かって行ったつもりです。理想的な形で先制点を取り、その後、前半の展開は主導権を握ることができましたが、後半、柏さんの前への勢いに対して、セカンドボールやスペースへの対応が少し甘くなったところで失点をしてしまいました。先日の鳥栖戦で2点目、3点目と失点を繰り返した光景が少し頭をよぎりましたが、選手たちはよく我慢し、こういう展開でも最低勝点1は獲っていくという、J1を長く戦う上で大事な戦い方をしたと思います。今年はルヴァンカップを含めて勝ちか負けしかない試合を続けてきており、そのことは悪いことではないと思っていましたが、システムを変えたり、途中交代の選手を使いながら勝点1を獲れたことを自分たちの前進だと捉え、次の川崎戦に向かって行こうと思います。


●後半立ち上がりの失点についてどのように捉えていますか?


前からのプレスが少し不確かな形となってしまい、パサーにプレッシャーをかけられない中、逆サイドに振られた時の処理を誤ったところからの失点でした。強風が両チームの選手にとってストレスになっており、最初のボール処理が難しかったのだと思います。お互いにそれほどチャンスが多い試合ではなかったと思いますが、我々が逃げ切るような試合でもなく、勝点1は妥当な結果だったと捉えています。


●後半、選手に疲労が見られ、セカンドボールを相手に拾われていたように見えたのですが?


風下のチームが押し上げても不確かなところにボールが飛んでくるので、良い所でボールを引っかけることができないことが多かったです。圧力の面では、後半は柏さんの方があったと思うのですが、ズルズルとペナルティエリアの中に入るのではなく、その前で跳ね返してカウンターに転じるという共通理解がありました。もう少し、ダイゴ(荒木大吾選手)がつくったような良い形でゴールまで運べるカウンターの場面をつくることができればよかったですが、この1-1という結果をポジティブに捉えたいと思います。

井上 黎生人
23 DF
井上 黎生人

前節は得点した直後に自分たちの隙から失点を重ねてしまったのですが、そこから学んだことを活かし、今日はうまく修正できたと思います。しかし、立ち上がり5分、10分の最も集中しなければならない場面で決められてしまうとゲームが難しくなってしまいますので、そこは大きな反省点となりました。強風に関しては、上では伸び、下に落ちてくると止まるという感じが多かったのですが、そこはウォーミングアップ時に確認ができていたので大きな問題ではありませんでした。失点シーンは左右に揺さぶられているうちに何度かミスが続き、最後は逆サイドからのクロスから失点しました。同じようなクロスからの失点は前節にもありましたので、しっかり首を振ったり、ボールウォッチャーにならないようにしたりすることをもっと意識付けしなければならないと感じました。今後もそこは狙われてくると思いますので、クロスを上げさせないようすること。また、たとえ上げさせても、最後は守り切ったりできるよう、チームとして更に向上していかないと、上に上がっていけないと思います。

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豊川 雄太
23 FW
豊川 雄太

(ゴールシーンについて)練習の時から「ここに出してくれ」と要求していたとおり、タイキ(平戸太貴選手)から本当に素晴らしい良いボールが来ました。ボールを受けてからは身体が勝手に動くような感じで、無意識でステップを踏んでシュートまで持っていきました。(公式戦3試合連続ゴールはセレッソ大阪所属時代以来だが)勝っていないので嬉しさも半減ですし、1点でダメなら2点、3点を取る力をつけなければならないと思っています。今日も前節同様、勝てた試合だと思いますし、それを勝ちに持ってこれなかったのは、自分たちの力のなさです。ただ、試合はこれからも続くので、同じ失敗を繰り返さないようにチーム全体で取り組んでいきたいです。また、エネルギーやパワーの使いどころをチームで共有していかなければなりません。失点シーンでクロスが上がったのは自分のサイドでしたが、もっと寄せることができたと思います。あの時何ができたかなど、自分にベクトルを向けて次に活かしていきたいと思います。

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