試合情報
ハイライト
- 監督コメント
- 選手コメント
大分のこのスタジアムには、僕の記憶では2017年の湘南の監督として、ここでおそらく0-0の試合だったと思うんですけど、本当にそれから月日が経つのが早いなと思って今日このスタジアムに入りました。非常に雰囲気も素晴らしく、大分のサポーターの方の一途な応援とか、我々京都からウィークデーにも関わらず応援しに来てもらった両軍のサポーターのこの意気込みやそういう声援が、今日の試合を面白いというか意味のある試合にしてくれたと思います。我々は90分プラス延長プラスPKで勝ち上がることっていうのが目的だったんですけども、今日はこの前のリーグ戦から先発のメンバーに関して大部分を変えましたけど、これぐらいの試合をできるっていうのは自信を持って送り出しました。今日PKを取られて、あれを入れられてしまったらもっと難しい試合になったと思いますけど、それも含めてディフェンス陣はよく踏ん張ったと思います。攻撃も前半はちょっと勇気のないプレーが多かったですけども、後半は若い選手がしっかり仕掛けることによって、相手の疲れをさらに増すような攻撃ができたと思います。退場者が出た時も我々の圧力の中でそういうプレーが出たと思うので、やはり今日のゲームの良いとこをしっかり引き継いで、次のリーグ戦のFC東京戦に活かしたいです。また、天皇杯の次節ベスト8まで進んでるので、3年前ベスト4で負けてファイナリストになれなかったんで、ぜひそこに行けるように次の試合も勝って上に行けるようにやっていきたいと思います。
(前半を振り返ってメンバーを入れ替える中で連携面に課題があったか)
連携面というより個の戦いで前とって仕掛けてやろうというプレーが少なかったので、後半になったらそういうプレーが、相手の嫌なとこにボールを運ぶことによって、我々の数的優位を作る時間が増えました。後半あの得点以外にも何本かのチャンスは、ペナ幅にボールを送って、スルーパスを送って、そこが相手を抑えきれないっていうところの無理なシュートなんかもありましたけども、やっぱり勇気を持ってそこにボールを運んで、前向いて仕掛けていかないと、得点っていうのは生まれないと思うので、そういう意味では前半は横に逃げるプレーや、厳しいとこでボールを受ける、仕掛けるっていうプレーが少なかったかなっていう風に思って見てました。
(ハーフタイムにそのような指示を送ったか)
そのまま伝えて、やっぱり1人剥がせないと思って受けるのか、剥がしてやろうと思って受けるのは全然違うと思いますし、その辺は今日初めてムリロとソラ(平賀大空)とユウト(安齋悠人)が3人で組みましたけど、 前半よりは後半改善されたと思います。相手コートで押し込む時間も長くなったと思いますし、欲を言えば最初からやれるようになっていかなきゃいけないなっていう風に思います。
(最終ラインのメンバーが大幅に変わった中で守備の評価は)
前半ちょっとセットプレーの後は相手のロングボールに対してスライドが遅れたりしてPKを与えたっていうようなところもありましたけども、尻上がりに連携やスライドが良くなって、今日なかなかピッチに立てない選手が4人変わりましたけど、別に彼らがサブで今のリーグ戦組がレギュラーとは思ってないので、やはりそういうものをこの試合で見せてくれたっていうのは層が厚くなりますし、いい意味で次の試合誰を使うかってことで言うと、非常に頭がいい意味で痛いなって感じはします。
松田 佳大
(ゴールシーンを振り返って)
狙い通りではないですが、阿吽の呼吸というか、ムリロは良いボールを上げ続けてくれてたので、川﨑と一緒に工夫して取れたゴールだったので、チーム全員で取ったゴールかなって僕の中では思います。
(準備してきたセットプレーが出せたか)
個人的にもやっぱりヘディングでクロスから合わせるっていうのは常に練習してきましたし、チームのセットプレーでもどう入るか工夫を常にしながら僕はやってたので、そういった結果が結ばれたんじゃないかなと思います。
(持ち味が出たヘディングシュートか)
そうですね。あの形は結構好きで得意なんで、出せてよかったなって思います。
(改めて決まった時の気持ちは)
いやもう最高でしたね。久しぶりのゴールやったんで。と同時に、やっぱりこれをJ1でも決めたいなっていう気持ちでいっぱいでした。
(前半を振り返って)
点が入らない時間こそ後ろの仕事だと思ってるので、落ち着いてしっかり対応できたんじゃないかなって思ってます。やっぱり前が決めれないときに、こうやってセンターバックが決めるとチームとしても底上げにもなりますし、チーム力としても上がるんで、今回は僕も点を取れてよかったなと思います。
(課題としてはどんなところか)
裏対応じゃないですかね。僕の中でやっぱりイエローもらってしまったり、後半終盤にかけてちょっと予測が甘くなってしまったりした部分っていうのは、やっぱり試合感っていう部分で徐々に取り戻していかないといけないです。もっと試合に出て経験を積んで、そういった部分を強化していけば最強になれると思うんで、焦らず1歩1歩頑張ります。
ムリロ コスタ
今回カップ戦だったんですけども、上に進出できたってこと、それに対してのアシストがついたってことがすごい良かったなと思ってます。コーチ陣、スタッフも含めて、本当に支えてくれてたので、そういう結果で答えれたっていうことも含めて本当に良かったと思います。サンガとしても上にベスト8に行きたい中で、その貢献ができたんですけども、それプラス個人的なことになると、やはり日本に来てJリーグっていうのをもっと知る、自分のコンディションをさらに上げていくっていう上でも重要な部分もあったので、日本のサッカーをしっかりここでまた体験できたことは自分にとってプラスですし、どこまで持つかな、どこまでできるかなっていうところに関しても、自分が思ってたよりも長い時間プレーできたっていうことも非常にプラスの材料かなと思ってます。そういうことを含めてチームが上に行けた、その貢献ができたアシストだったっていうことをしっかりと喜びたいと思ってます。
(セットプレーを務める機会が多かったが、自身の持ち味か)
色々渡ってきたクラブの中で割と多いところで監督からの信頼もあったからかキッカーを務めさせてもらっていたのでそういうキックっていうのは常に蹴ってました。今回それをスタメンで出た試合で1つ結果をセットプレーから取れたってこと、見せられたってことに対してはすごくよかったなと思ってます。
(チームに合流して1週間ぐらいだと思うが、連携面はまだまだこれからか)
そうですね、確実にそれは上がっていくと思います。自分自身もプレイヤーとしては、やはりチームにどうやって馴染んでいくかであったり、その中で何をしなければいけないのか、自分に対しての約束事であったりこのチームはこうやってやっていくっていう中で仕事をきっちり見つけてやっていくタイプなので、先ほど仰った様にまだ1週間しか経ってないのでまだまだこれからだと思います。スタッフとか選手とかみんなも本当にいい感じで受け入れてくれてるからこそ良くできると思いますし、試合も日々の練習もこなしながら、理想的なパフォーマンス、理想的な形をどんどん作っていけるんじゃないかなと思います。これから時間が解決する部分もあると思うんですけれども、しっかり有意義な時間を使って、極力早くみんなとさらに良いプレーっていうのを出せるように、本当のムリロをしっかり出せるように頑張っていきたいなと思ってます。