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- 監督コメント
- 選手コメント
今日は天皇杯ということでミッドウィークの雨の中でしたが京都からたくさんのサポーターに来ていただきました。前半1-0でリードされたのを焦らず、自分たちの戦術的な狙いも含めて交代選手も機能し、ここ最近では久しぶりの逆転勝ちができたっていうのは、非常にチームとしても自信になったと思います。エスパルスさんはＪ２でプレーされてますけど間違いなくＪ１の力があると思って準備をしてきましたし、選手もそういうつもりだったと思うんですけど、自分たちが目指すサッカーをここで天皇杯の火を消さないようにやっていくってことが、今日はうまくいった部分と、まだまだ試合の入り方とか反省しなきゃいけない部分もあるので、次の浦和戦に向けてどうリカバーしてどう向かっていくか、すぐ今から切り替えていかなきゃいけないと思います。中2日でしたけども宮本と平戸と一美は本当にその厳しい日程の中で非常にいい働きをしてもらいましたし、次の浦和戦に繋がる勝負だったかなと思います。
(ハーフタイムでどのような指示を送ったか)
戦術的なことで言うと、相手のボールの時にうちのディフェンスのスイッチが入る場面が前半少なかったので、まずそれを増やしていこうってことと、エスパルスさんの陣形の中で、どこで時間が作れ、どう飛び出せばっていうところを1個ずつ選手と共有して後半臨みました。選手がその戦術も理解しながらいいゴールが生まれたと思いますし、 2-1のまま、また守りに入って2-2にされそうなところを3点目取れたということはチームとして進歩だと思いますし、交代選手含めて非常に今日はそういう意味では新しい発見があったかなと思います。
(選手交代の狙いは)
安齋が悪かったわけじゃないですけども、大空(平賀)を1個前に出して前に推進力を保つってことと、中盤の選手で運べる選手を入れて相手の442のブロックの中に入っていくっていうのを狙った中で、特に2点目とか3点目のゴールは非常にいいゴールだったと思います。セットプレーの得点が生まれたってことも含めて、後半ギアを上げて逆転できるっていうのは、1つこのチームにとって足りなかったところでもありますし、それが今日雨の中実現できたっていうのは、1つ本当に自信になるかなと思います。
(センターバックの２人について)
2人とも練習では非常にがむしゃらなというかアグレッブなプレーを見せてくれてますし、昨日の練習で少し思いきりが足りないところがあって、そういうのを映像で見せながらミスを恐れずやれっていうところで言うと、2人とも非常にコンパクトなラインを保ちながら、力のある相手に向かっていってくれたと思います。特に喜多は怪我をして出遅れてるとこもあったんですけど、去年もルヴァンカップで使ってますし、高卒1年目とはいえ、このプロの中で磨けば光るポテンシャルを持ってると思うので松田佳大含めて誰がレギュラーで、誰がレギュラーじゃないってチームじゃないんで、全員でまた競争できる場がここで生まれたっていうのは嬉しい限りかなと思います。
(キャプテンマークを託した宮本選手について)
センターバックでもサイドバックでも非常に高いインテンシティーでできる選手なので、 やはりこのサンガを象徴するというか、そういう選手に育ってきてますし、もっともっと上を目指してチームを引っ張ってもらいたいなと思います。
(今日の勝利と週末の戦いに向けて)
週中で入ってくるので本当にリカバリーをちゃんとしっかりやるってことと、やはり天皇杯はＡＣＬに繋がる大会なんで、ここでベスト16が決まったと思いますけど、 僕たちはそこの大会も大事にしながら上に行けるような準備をしなきゃいけないなと思います。
喜多 壱也
とにかく楽しかったです。リードされた中で、チームメイトに助けられ逆転して勝ち切れたことが嬉しいです。
(どのようなところで助けられたか)
自分の技術的な部分とか守備のポジショニングとかで、冬一(鈴木)くんが後ろからもう永遠に喋りかけてくれたりとか、ミスっても大毅(金子)くんとかは大丈夫と声をかけてくれたり、ハーンとかもいいプレーを褒めてくれたりしたんで、自信を持ってプレーできたしそういう部分で助けられました。
(松田佳大選手とのコンビについて)
練習試合とか練習からちょくちょくやってたりしたけど、やっぱ今日が1番2人ともよかったと思うし、佳大くんもうるさいほど喋るんでもう助けられながらって感じです。
(ドウグラス タンキ選手への対応について)
絶対負けたらあかんと思ってるし、もう最後は気持ちっていうか、シュート決めさせれへんかったらいいかなと思ってたんで、気持ちでなんとかできました。(前半のシュートブロックについて)マーク外してたの自分なんで自業自得っていうか、あんな場面ならへんかったかもしれんしって感じです。
(セットプレーでも空中戦で勝ててたと思うが)
いや、決めないと意味ないんで。全然ダメです。
(初出場でチームが勝利し結果が出たことについて)
勝ち続けてきた中で、天皇杯負けたらまたチームの士気もちょっと下がったりしちゃうんで、やっぱ絶対勝ちたいっていう気持ちで入ったし、誰1人負ける気ないっていうか、当たり前やけどそれが伝わってきたんで、自分も置いてかれたらあかんなと思ってやりました。
(90分公式戦でやってみて感じた手応えと課題は)
手応えは割り切ってやったら、縦パスとかも自信持って入れたら入れれるけど、改善しなあかん場面の方が多いです。自分じゃ気づいてなかったけど終わってから、冬一くんにポジションを深く取れとかもっと早く判断しろとか、優太(宮本)くんからは押し込んだ時のポジションが深すぎるからもうちょい前取れとか、ポジショニングの部分とか準備とかのとこはやっぱりプロじゃなくてまだ高校生みたいな感じはあると思います。そういうところがやっぱ助けられてるって自分も思っちゃうんで、そういう部分をまた明日から直してやっていかないと出れないなと思ったんで改善していきたいです。
平賀 大空
勝ち越しゴールで自分の得点で勝ちたいっていうふうに前言ってたんで、それが実現できたのはすごい良かったですけど、もう1個言うとすればキーパーには触られたくなかったんでそこはもう1個質を上げていきたいと思います。(触られたが力強さを感じたが)あれは多分雨のおかげなんで。あの辺は自分の得意ゾーンというか、狭いとこでも前を向いてゴールに向かっていくっていうのは自分のプレースタイルでやってるんで、それを活かせて点を取れた、この舞台でできたっていうのは1歩成長かなと思います。
(メンバーが変わる中で難しさもあったと思うがチームとしての出来は)
最初入りがあんまよくなくてセットプレーでそのままやられてしまって、でもそのままチームとして慌てることなくやれたっていうのが1個逆転できた要因かなと思います。前期みたいに負けてた状況が続いてたらもしかしたらあの状況でも焦ってたかもしれないですけど、ここ最近Ｊリーグでも勝ち点を取れてきてるっていう、その辺の自信がいい方向に出たかなと思います。
(後半から前に上がったが)
途中から真ん中をやるっていうことはあったんですけど、最初から真ん中をやるっていうのは初めてで、守備のところではすごい難しいところがありました。自分的には1個前でもっと広い視野を確保した方がやりやすいっていうのもあったんで、1個前でもっとゴールに近いところでプレーできたんで、そっちの方が自分の特徴を出せたかなと思います。
(ケガもありプレー機会が限られていた中での今日の出場だったが)
やっぱ出るだけじゃダメだっていうのはわかってて、前の選手として期待されて出てるんで、前回福岡戦でアシストはできましたけど次は自分が点を取るっていうので、今日も試合に挑んだんで、それが出てよかったです。
(リーグ戦ではチームとして苦しい状況だが、今日のゴールで自信がついたところを個人としてどう繋げていきたいか)
天皇杯はまだ続くんでそっちも意識したいですけど、やっぱリーグ戦が大事なんで、そっちでも自分の結果を残せるようにしていきたいです。