試合情報

大型連休3連戦の2戦目、明治安田生命J１リーグ第11節・川崎フロンターレ戦は、5月3日（水）にサンガスタジアム by KYOCERAで行われました。京都サンガF.C.は足元の技術に長けた川崎にボールを支配されるも、鋭いプレスと素早い縦への攻撃で応戦。両者持ち味を出す形で試合は進みましたが、試合の終盤に失点し、0-1で敗れました。手応えがあっただけに悔しい敗戦。この経験を活かし、サンガは前進を続けます。

そして迎える3連戦の締めくくりは、アウェイで横浜Ｆ・マリノスと対戦。Ｊ１復帰１年目となった昨シーズンの対戦では0-2、1-2で敗れており、特に昨年5月の対戦では点差以上の力の差を感じさせられました。そこからどれだけサンガが成長したかを示すチャンスが、今回の対戦です。横浜ＦＭは前節、サガン鳥栖を相手に逆転勝利し、首位のヴィッセル神戸に勝点2差の2位に迫りました。奪首を狙う横浜FMと、なんとしても勝点3を手にして浮上のキッカケとしたいサンガの意地がぶつかる、激しい一戦となること必至です。

横浜FMは、リーグ屈指の攻撃的なチームで、技術の高さもさることながら、決定力、走力など、多くのものを兼ね備えており、サンガとしてはハードワークで相手を上回ったうえで何ができるかが問われる一戦となるはず。ピッチに立った選手ひとりひとりが責任あるプレーをするのはもちろん、互いに支え合いながら勝点につながる道を導き出したいところです。前節の川崎戦で、サンガは勇気を持ってラインを上げ、最後の最後まで堂々と相手と渡り合いました。あとは勝点を得るための「もう一歩」を詰めるのみ。その答えは、アウェイの日産スタジアムのピッチに必ず落ちているはず。