試合情報

3月4日（土）のリーグ戦第3節・ＦＣ東京戦では相手をほとんど自由にさせず2-0の完封で今季初勝利を挙げ、3月8日（水）ルヴァンカップグループリーグ第1節・ガンバ大阪戦では1-3で敗れはしたものの、若手選手の可能性が見えた京都サンガF.C.。ポジティブな材料を携え、今回は湘南ベルマーレとのアウェイ戦に臨みます。

湘南は今シーズン、リーグ戦で1勝2分、ルヴァンカップで1分と、公式戦4試合で無敗を維持しています。特にリーグ開幕戦ではサガン鳥栖に5-1の大差で勝利しており、今節の勝利でさらなる勢いに乗ろうとしているはずです。

湘南との対戦は、近年のサンガにとって特別なものとなっています。曺貴裁監督をはじめ、三竿雄斗選手、山﨑凌吾選手、白井康介選手、松田天馬選手、金子大毅選手にとって古巣との対戦。この対戦カードに特別な思いを持っていることは間違いありません。また、現在の湘南を率いるのは現役最後のシーズンをサンガで過ごした山口智監督。指揮官の古巣対決にも注目です。

今回はアグレッシブでインテンシティの高いチーム同士の対決だけに、激しいバトルが予想されます。特に激しい球際の攻防や、素早い攻守の切り替えなどは、かなり見応えのあるものになることでしょう。湘南はFIFAワールドカップカタール2022の日本代表に選出された町野修斗選手や、2列目の平岡大陽選手に要注意。サンガ守備陣の持ち味である粘り強い守備とカバーリングに期待がかかります。一方の攻撃に関しては、サンガは直近の3試合で相手ゴールに迫るシーンが増えており、開幕当初の得点に関する不安は払拭しつつあります。Ｊ１アウェイ通算200得点まであと2ゴールに迫っているため、今節で勝利するとともに、記録達成にも期待したいところです。アウェイでもしぶとく勝点を狙うサンガの戦いに熱い声援を！