試合情報

10月5日（水）の天皇杯準決勝・サンフレッチェ広島戦は、サンガスタジアム by KYOCERAのこけら落とし以来の声出し応援が実現し、ファン・サポーターの皆さんの力強い声援に後押しされた京都サンガF.C.の選手たちが奮起。上位チーム相手に延長戦にもつれ込む激戦を繰り広げましたが、1-2で敗れました。しかし、リーグ戦の第31節・サガン鳥栖戦から自分たちの持ち味をより濃く表現できており、この流れを今回の名古屋グランパス戦に持ち込みたいところです。

名古屋とはルヴァンカップ・プレーオフステージを含めて、今シーズンは３回対戦しました。リーグ前半戦はフリーキックから先制点を許すものの、その４分後にピーター・ウタカが技ありのヘディングシュートを決めてドローに持ち込みました。ルヴァンカップ・プレーオフステージ第１戦は前半に退場者を出したことなどが響き1-6の大敗を喫しましたが、ホームでの第2戦は前半からチャンスを多くつくり、互角の勝負に持ち込みます。試合終了間際に失点し、0-1で敗れましたが、手応えを感じられる試合となりました。

そして、今季最後の名古屋戦の舞台は多くのサンガファン・サポーターの皆さんが声を出して選手を後押しするサンガスタジアム by KYOCERA。今度こそ前回の対戦で感じた手応えを結果に結びつけたいところです。名古屋は前節、首位の横浜F・マリノスに4失点を許しましたが、これまでのリーグ戦では失点が非常に少なく、３人のセンターバックが強固な壁となってサンガの前に立ちはだかります。一方の攻撃は善戦のマテウス・カストロがボールを収めると、次から次へと選手が湧き出るような迫力ある攻撃が特徴です。サンガとしては前線で起点をつくらせないことと、両サイドの攻防で主導権を握るかが勝負の鍵となりそうです。

今季のホームゲームは、名古屋戦を含めてあと２試合のみ。サンガスタジアム by KYOCERAならではの迫力ある声出し応援で、選手たちの力強い後押しをよろしくお願いします。今節も“心を一つ”にして、大きな勝利を共に掴みましょう！