試合情報

8月27日（土）の第27節は好調の清水エスパルス戦と対戦。３週間ぶりのリーグ戦となる京都サンガF.C.にとっては、これまで準備してきたことをいかに発揮できるかが試される一戦となりました。前半、攻守ともに安定したパフォーマンスを見せたサンガは何度か決定機を迎えますが、VARによるノーゴール判定などがあり、0-0で試合を折り返します。後半も前線にタレントが揃う清水にうまく対応していたものの、乾貴士のスーパーゴールの前に0-1の悔しい敗戦を喫することとなりました。
そして、チャンスでしっかり決めきられるか否かが勝敗を分けるＪ１の厳しさを噛みしめて臨む、第28節ヴィッセル神戸戦。勝点26で15位のサンガと、勝点24で17位の神戸との６ポイントマッチは熾烈な戦いとなることは間違いありません。8月の神戸はAFCチャンピオンズリーグを戦っており、8月18日（木）の ラウンド16、8月22日（月）の準々決勝を経ての一戦。アジアを舞台に戦ってベスト８の結果を残し、リカバリーも十分の神戸に対し、サンガは今回も総力戦で臨みます。
課題はチャンスをいかに得点に結びつけるか。高い位置から激しくプレスをかけてボールを奪い、後ろから次々と人が湧いてくるような精力的でアグレッシブなサッカーで、できる限り多くのチャンスを生み出して勝機を掴みたい。
去る8月24日（水）、サンガの設立から現在に至るまで、あらゆる場面で尽力し、並々ならぬ情熱を注いでこられた稲盛和夫名誉会長が逝去されました。偉大な「サンガの父」の思いに応えるのも、やはり「人の思い」。サンガスタジアム by KYOCERAで迎えるこの重要な一戦に、ピッチに立つ選手やサポートするスタッフはもちろん、サンガに関わるすべての人が心をひとつにして臨みたい。この思い、ともに天まで届けましょう！