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あんちゃんレポート(7/5~7/10)

2021/7/10| トップチーム

「また強くなるな」

ホーム・サンガスタジアム by KYOCERAでの7月3日(土)開催の第21節V・ファーレン長崎戦に0-2で敗れて、私が思ったことです。もちろん負けて良い試合などありません。選手たちの努力を目の前で毎日見て感じていて、私も一試合の重みを嫌というほど経験してきました。負けてワクワクするというのは不謹慎かもしれないですが、今年の京都サンガF.C.の歩みを見ていると、この敗戦から期待感を覚えずにはいられませんでした。

長崎戦2日後となる7月5日(月)のトレーニング前に、曺監督から今の正直な想いが語られました。

「負けたことで、自分自身を振り返ることが出来た」

「選手を信じること、それは日本一のチームを目指すこと」

「日本一になるという意思をもってプレーしよう」

「みんなが周りにリスペクトされ、どんな相手にも勝つ強靭なチームを作りたい」

負けたことを悲観的でも楽観的でもなく、情熱的なエネルギーで向き合う姿に、このチームの本当の強さを感じたような気がしました。

そして、その情熱が7月7日(水)の天皇杯3回戦、アウェイで行われた柏レイソル戦での素晴らしい結果へと繋がりました。試合は序盤に先制されながらも、中野克哉選手と荒木大吾選手のゴールで、今季初の逆転勝利を収めました。

直近のリーグ戦から大きくメンバーを入れ替え、J1の柏レイソルに勝利したことは、チームの充実ぶりに他なりません。リーグ戦でなかなか出番がない中で、与えられたチャンスを活かすことは、並大抵のことではありませんし、その相手がJ1のチームであることは称賛に値すると思います。

試合映像を確認しましたが、画面越しからもチームの一体感をひしひしと感じ、以前にもここで書きましたが、こういう選手たちの存在がチームを間違いなく強くするのだと再認識しました。そして、2年前のサンガにとっての悔しい思いを見事に晴らしてくれたことも大きな喜びですね。

次戦は、8月18日(水)ラウンド16で浦和レッズとの対戦です。また楽しみが1つ増えたのではないでしょうか。

7月8日(木)は、天皇杯に出場しなかった選手中心のトレーニングでポゼッショントレーニングが行われたのですが、非常に熱の入った動きに見え、これこそが次元の高い競争意識であり、素晴らしい循環と感じました。ここから後半戦に向けてタフに戦うためには、より総力戦となることが必須な中で、サンガタウンから感じる熱気に、選手たちを逞しく感じました。

明日・7月11日(日)は、第22節アウェイでのギラヴァンツ北九州戦になります。長崎戦の悔しさと、柏戦の喜びを強さに変えられるのかを証明する一戦にもなります。これまでも過去から学び、着々と成長した姿を私たちに見せてくれました。いよいよ始まる後半戦!貴重な一戦一戦を目に焼き付けて共に闘いましょう!!ではまた^^

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■ライター(あんちゃん)紹介

京都サンガF.C.ブランドアンバサダー 安藤淳(あんどう・じゅん)

[プロフィール]

関西大学卒業後の2007シーズン、サンガに加入。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまでサンガに在籍し、その後、セレッソ大阪、松本山雅FC、愛媛FCでプレー。2019シーズンにサンガに復帰し、2020シーズンは主将としてチームを牽引。ケガのため、2020シーズンを持って現役引退。

生年月日:1984年10月8日

出身地:滋賀県

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