グローバルコース 10月アクティブプログラム「テント泊キャンプ」を実施しました

京都サンガF.C.スクールでは、自分の目的・目標に合わせてクラスを選んでいただけるよう、様々なクラスをご用意しています。

グローバルクラスでは、サッカーのトレーニングだけでなく、アクティブプログラムというキャンプや他スポーツ体験など様々な体験を通じて、できることをたくさん増やし、自分の価値観を広げていくことをねらいとしています。(グローバルクラスの詳細、活動実績は下記よりご覧ください。)

10月12～13日の2日間、秋の爽やかな気候の中でサンガタウン城陽の近隣施設にてテント泊キャンプを実施しました。スクール生はこのキャンプを通じ、自然を感じること、仲間と一緒に協力することなどを体験し、仲間と共に成長することを目指し様々なことに挑戦しました。

通常のスクールが終わると「友愛の丘」へ歩いて移動し、早速お昼ごはんです。今回はスクール生の家族も交えバーベキューをしました。7月キャンプでの自炊経験を活かしてスクール生が率先して火を起こし、涙目になりながら玉ねぎなどの野菜も切り、おうちの方やコーチも驚くほどスムーズに準備が完了しました。トングを持ち、仲間や家族、コーチにお肉を焼いてくれる子、特製焼きおにぎりを作り始める子など、朝からのスクールでお腹が減っていた子どもたちですが、参加するみんなが楽しめるように周囲に気を配る姿が見られたバーベキューになりました。

また、おうちの方同士の交流を深めたり、コーチがおうちの方に普段の生活などについてお話しを伺うことができ、スクールへの感想や意見を交換する有意義な場となりました。

バーベキューの後は、Tシャツのタイダイ染めに挑戦しました。タイダイは、「タイ（Tie＝縛る）」「ダイ（Dye＝染める）」という意味で、生地のたたみ方・縛り方・染料の色や塗り方で、模様や染まり具合も人それぞれ違った物ができあがります。コーチの説明を聞きながら、染料を溶かすなどの準備にみんな真剣に取り組んでいました。特にTシャツを絞って輪ゴムで縛るときはとても集中したいい顔をしていました。また、染料をTシャツに塗っているときには、失敗できない緊張感とどんな模様になるのかワクワクしている気持ちが子どもたちから十分に感じられました。Tシャツはしっかりと染めるために一晩寝かせ続きの作業は翌日行います。

集中しているとあっという間に夕方となり、自分たちが今晩寝るためのテントを建てました。おうちの方も子どもたちがちゃんと自分たちだけでテントが建てられるのか興味津々でしたが、7月のキャンプでテント建てを経験した子どもたちは手慣れた様子で組み上げ、難なくテントを建てることができました。

夕食は、ベーコンとほうれん草のスープパスタを作りました。バーベキューとは違い、調理が必要なパスタ料理でも、子どもたちは力を合わせ美味しく作ることができました。しっかり食べ片付けもみんなでして、テント泊にぴったりの気持ちのいい秋風を感じながら、トランプや色々な話をして秋の夜長をテントの中で過ごし明日に備えました。

Tシャツ染めが気になるみんなは、朝ごはんの準備もテキパキと行い、朝食を早々に終えTシャツ染めを再開しました。しっかり染み込んだ染料を水で洗い流し、いよいよ縛った輪ゴムをはずしました。「うわぁ〜キレイ！」「えぇ感じにできてる！！」「こんな風になるんや。」「〇〇くんの、かっこいいやん！」自分の作品を眺め、仲間のTシャツと見比べ褒め合う様子が見られ、グローバルのみんなのように、それぞれの個性が溢れる世界にひとつだけの素敵なTシャツが完成しました。