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あんちゃんレポート(4/7~4/10)

2021/4/10| トップチーム

4月は新年度となる月ですね!新生活が始まる方々も多いのではないでしょうか。新しい環境の中で、志高く積極的にチャレンジしてもらいたいと思います。

私もサッカー選手を引退して、まさかこうやって毎週文章を作るとは思っていませんでした。未だに私の両親は、ゴーストライターがいると思っております、、、

できなかった事ができるようになる事が成長であり、変化だと言えます。引退してからまだ3か月ですが、日々のトップチームの姿を客観的に感じながらも、今自分にできることにトライさせてもらっています。新年度となる4月になり、改めて気持ち新たに、周りの仲間に助けてもらいながら様々なことにチャレンジしていきたいと思います。

では、今週のレポートに移ります。

4月8日(木)のミーティングでは「チームの共有力」について曺監督から話がありました。チームとして同じ絵を描くために、ピッチ上に立つ11人だけではなく選手34人が共有力を高めていく必要があります。前節の千葉戦では前半に本多勇喜選手が前半17分に交代するアクシデントがありましたが、急遽出番が回ってきた麻田将吾選手が安定したプレーを披露しました。これもチームとしてやる事が共有されていた証拠です。また、押し込まれた展開ながらもフリーキックのみの失点だったのも、細かなディテールの部分が共有され選手たちが実行してくれた事として再確認しました。

更に“姿勢”の部分の共有もされ、黒木恭平選手の名前が挙げられました。例えば、試合の出番が回ってこない選手は、次節の対戦相手の役割をしてプレーをします。先週、黒木選手はセットプレーのトレーニング時に、ジェフユナイテッド千葉の役割をしてプレーしました。メンバーに入れない時や試合に出れない時の悔しさというのは、自分を否定されているような感覚になり、うまく自分と向き合えなくなります。そんな中、黒木選手はプロフェッショナルな姿勢で千葉の役割を全うし、私利私欲の為ではなく、チームが勝つ為にあるべき姿勢でトレーニングに取り組んでいました。実際に千葉戦のCKのシーンでは、あと一歩のところまでメイクされたシーンがありましたよね。ピッチ上でプレーしている選手だけでなく、サンガタウンでのチーム全員の努力の結果です。

ベテラン選手の表には出ないこういった姿勢は、サンガにとって大きな財産です。“チームとは何か?”若い選手は身近にいるお手本の存在から学び、共有してもらいたいですね。

今週は、“共有”してきたことの大事さ、これから“共有”していくことの大事さを確認しました。選手34人全員が大事なピースであり、1人でも欠けるとチームとして同じ絵を描けなくなります。チームがこれから勝っていくために、そして連勝していくために、ここでもう一度高い次元でまとまり、最高の4月にしてもらいたいですね!ではまた^^

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■ライター(あんちゃん)紹介

京都サンガF.C.ブランドアンバサダー 安藤淳(あんどう・じゅん)

[プロフィール]

関西大学卒業後の2007シーズン、サンガに加入。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまでサンガに在籍し、その後、セレッソ大阪、松本山雅FC、愛媛FCでプレー。2019シーズンにサンガに復帰し、2020シーズンは主将としてチームを牽引。ケガのため、2020シーズンを持って現役引退。

生年月日:1984年10月8日

出身地:滋賀県

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