試合情報

Instagramでも、フォトギャラリーをチェックしよう!
@kyotosanga_official

ハイライト

  • 監督コメント
  • 選手コメント
曺 貴裁 監督

「五山の送り火」開催と日程が重なりましたが、サンガの試合を選んでスタジアムに来ていただいたサポーターの心を動かすような、そういう試合をしたいと思っていました。今日は非常にタイトな試合になると分かっていましたが、クリーンシートで勝てたことも含めて、選手がブレずに、90分を通してよくやってくれたと思います。前半のうちに1点を取れていればもう少し楽に試合を進められたと思いますが、ヴェルディさんはサンガのプレスの矢印を折るのが上手く苦労しました。ハーフタイムに少し修正したことがうまくいったかなと思います。

同じ相手に2回負けるようでは上位にいけないと思いますし、前回の対戦でヴェルディさんに負けた悔しさがエネルギーになり、今日は全員が最後まで足を止めないでしっかりプレーした非常に内容の濃い試合になったと思います。

(ハーフタイムにどのような修正をされたのか)

相手のディフェンスやボランチの選手に早く食いついてしまうとシャドーの選手がフリーになってしまうのであまり深追いしないようにして、横パスを誘ってその次のボールを狙うことで体力の消耗を減らしました。選手は、ヴェルディさんの得意とするボールを動かしながら足が止まった時に選手交代を含めてチャンスを作るという戦い方を、よく理解して戦ってくれたと思います。最後に交代で入った選手も含めて、失点しないという前提の中でカウンターを狙うということも選手たちはしっかりと理解してくれましたし、福岡戦で2点リードしてから追いつかれたところを踏まえて試合の締め方を変えましたが、その理解も深まり戦術的にもすごく大人の試合ができたと思います。

(互いにチャンスがある中で決めきることができました)

前半の最後に太田選手のセーブもありましたし、両チームに1回、2回のビッグチャンスがあるような試合になりました。非常にいい形でラファエル選手が決めてくれたと思いますし、あのシーンではゴール前には何人か選手が入り込んだと思います。やはり自分たちがこれまで得点を取ってきた形を信じているので、そこは続けていきたいです。また、何より最後までラインがズルズル下がらず相手にシュートを許さなかった守備陣と、コンパクトさを保った攻撃陣が今日は武器になったと思います。それでも課題はあったと思うので、その課題をしっかり克服して、次のFC東京戦に向かいたいと思います。

(暫定で首位に立ちました)

今の順位ではなく、最終戦が終わったときにどの順位にいるのかというのが大事なので、1試合1試合をしっかり戦っていきたいと思います。

ピッチに立った選手たちがキックオフの時から勝つんだという気持ちにさせてもらえるサポーターの声援というのは非常に心にくるものがありますし、長い間J1でこの景色を見れなかった彼らの悔しさというのは伝わってきます。本当に彼らと一緒に喜び合う瞬間を作っていきたいなっていうふうに素直に思いました。




原 大智
14 FW
原 大智

(先制点に繋がるクロスについて)

とにかく怖いところに上げるってことを意識していて感覚で上げました。やっぱりハファみたいな怖い選手がいるので、チャンスがあればどんどん上げようって意識しました。

1本ではなかなか決めることができないので、自分もたくさんあげる必要があると思いますし、そこにいそうだなっていうところにクロスを上げているので、そういうところにしっかり入ってくれてるのはありがたいです。

(試合全体を通して)

空中戦を中心にボールに関われたのはよかったと思いますし、前半は結構スペースが空いて難しい試合だったんですけど、後半は自分たちがボールを持っている時間が多くて、いい時間に点を決めれて良かったなと思います。

(自分たちの時間が増えたのは守備がハマったからか)

そうですね。守備のやり方を変えて挑んだのも良かったですし、後半自分たちは強いっていう自分たちの流れがあるので、それを生かせてよかったです。

(前回負けた相手に勝った上で首位浮上となったことについて)

自分は前回いなかったんですけど、2シーズン勝ってなくて、すごい苦手な相手でもあったので、そういうチームに勝てたことは、さらに勢いに乗っていけるかなと思います。

続きを読む
太田 岳志
26 GK
太田 岳志

(前半のセーブシーンについて)

どっちかっていうとクロスに対して巻きのシュートもあるかなって構えた中で、自分がチャレンジできないクロスボールからシュートが来て、それを反応して防いだっていう感覚なので自分の手の届く範囲内にシュートが来たっていう感じです。

(自分自身でビッグセーブの感覚ではない?)

そうですね。自分の中で納得のいくセーブですし、結果的に相手にゲームを持っていかせないっていう意味ではビッグセーブかもしれないですけど、そんなにすごいセーブかと言われたら、自分の中ではそうではなくて、普段通りのセーブ、練習の延長上のセーブという形でした。逆に言えば、あくまでも練習でできることじゃないと試合でもできないっていう感覚です。

(後半も際どいセーブシーンがあったが)

前回のヴェルディ戦の時もニアに入れられた記憶があったので、コース的にもニアに打ってくるかなという準備はしてた中でファーサイドに打たれたんですけど、思ったよりもスピードが遅かったので、丁寧に外にはじき出すことができた感じです。

(お互い限られたチャンスの中で決めきれるかという展開の中で、セーブで勝利を手繰り寄せたと思うが)

ヴェルディさんのゴール前の硬さはわかってましたし、本当に1点勝負になると試合前から感じていたので、いかに自分が失点をしないでゼロの状態でチームにいい影響を与えられるかを考えていました。それがうまく結果に繋がってよかったなと思います。

(古巣ヴェルディ戦での勝利ですが)

初めて勝ったのでほんとに嬉しいです。やっぱりカモンヴェルディを背中で聞くのは慣れないですね。いい応援だなって思いながら聞いていました。

(チーム全体の守備について)

完璧かと言われればそうでもないです。最後のゲームの締め方においては、僕自身もっと相手コートで徹底させたり、キックの質だったり、それはチームとしてもクリアの質だったりっていう部分で、ゲームが振り出しに戻ってもおかしくないようなミスをしていたので、今後、上位争い、優勝争いをしていく上では、まだまだ課題の残るゲームだったかなっと思います。ただ、そこまで1-0で持っていけたっていう面で言えば成長したのかなとも思います。

続きを読む