試合情報





ハイライト
- 監督コメント
- 選手コメント
今日の目標はホームで勝点3を取ることと考えていたのでそのミッションは達成できたましたのですごく嬉しいですし、ここ5試合で4試合は先制されていたので、前半の入り方とかその他の緩さを修正しながら、連戦が続く中の短い時間で準備をしてきました。試合開始直後は相手がアグレッシブに来たことで押し込まれましたけども、そこを我慢するということで先制点につながったのが今日の勝因だったと思います。後半は選手交代や戦い方を変え、相手の足が止まった時にチャンスが来るという自信を持ってやっているところなので、今日の試合は、非常に先発選手と交代選手のスイッチの仕方がスムーズで、いい形でゲームを終えられたかと思います。
今のサンガの状況を受け、無欲で戦うのではなく逆に欲を出してしっかりと上を狙っていくチームになってきたという手応えも感じていますし、次のガンバ大阪とのアウェイの試合でも、勝点1を狙うのではなく、あくまでも勝点3を狙っていきたいと思うので、そこに向けて自分たちのコンディションをしっかりと整えて臨みたいと思います。
(原選手に今シーズン初ゴールが生まれました)
皆さんも気にかけていたと思いますが、タイチ(原選手)にゴールが生まれたのは、チームとして非常に明るい材料です。彼のゴール以外の献身性というのはJリーグの中でも非常に高いものがあると僕自身は思っていますし、ヘディングの強さ、走力、そして高い技術も持ってる選手なので、もっと高みを目指していけば必ず日本のトップにたどり着けると思ってます。今日のゴールで彼がさらに上向き、チームにも勢いが出ると思うので、非常にいい1日になったと思います。
(後半開始から選手やポジションを変えた狙いは。)
松田選手も非常によくやっていましたが、この試合アクシデントで退場者が出ると特に厳しくなると思っていたので、前半で警告を受けたのもあります。その他には、ジョアンペドロ選手を入れて中盤を厚くしながら、ポイントをもう1つ前に持っていって攻撃ができればと思っていました。その矢先に失点してしまったので難しい展開になりましたが、交代で入った選手も含めて狙いをしっかり理解し、非常にフレキシブルな形で戦えたと思います。
(今のサンガは注目を受けると思いますが、その中でも勝ち切った意味は)
横浜FCさんは、上位の相手と戦うという意気込みを非常強く感じましたし、今まで以上にアグレッシブな戦い方でした。自分たちのリズムがありながらもカウンターで失点し、慌てて2点も奪われるというような展開がここ何年かの中でも多かったと思いますが、サンガも自分たちのチャンスが来るまで我慢しながら戦える幅も出てきましたし、その辺の戦い方も選手たちがよく学んでくれていると思います。
この先のどの試合でも勝負の綾を忘れずやっていければ、目指しているところにたどり着けるという自信を選手自身も持ってやってきているので、その自信をもっと助長できるようにしていきたいと思います。

奥川 雅也
試合をやる前から自分の調子とかチームの調子はやっぱりいい部分があったので、チョウさんも試合前に言ってましたけど、後半になってからやろうでは遅いっていうのはずっと言っていて、それが前半いい形で1対0で入れたのは、チームにとって課題であった前半のちょっと重たさをこういう風に決めるべき選手が決めてすごいチームにとって助かりました。後半入ってすぐ失点しましたけど、チーム全体で全然大丈夫っていう雰囲気もありましたし、僕も途中から出る役目っていうのは前回と変わらずそこに集中してたので、いい形で入れたのがああいう部分でボールが来たのかなと思います。
(ゴールシーンを振り返って)
いい形でタイチ(原選手)からボールが来て、トラップが良かったので、あそこは冷静に打とうか打たないかを考えました。ディフェンスが結構前のめりに突っ込んできてたので1回切り返して、最後キーパーがどういう体勢で動くかなってギリギリまで見れて、ニアの上にぶち込もうかなと思って行ったら、いい形でキーパーの逆取れたんでよかったです。
(注目される一戦でこの勝利の大きさはまた違うか)
前回の連戦から1回オフを挟んで、こういう時に結構流れが変わったりするチームが多いですけど、選手全体、スタッフも含めて、今回の試合が重要になるっていうのはずっと試合前から話しましたし、それが勝ちで終えれたのは、すごいチームにとって大きいのかなと思います。
(ホームで決めたことについて)
自分的にはアウェイで3点取ってましたけど、ファンの方々はやっぱりアウェイに来れない方も多くいたので、僕自身、この大好きなホームで、最高のファンの前で点を取れたのは、やっとファンサポーターにいい結果を出せたなと思います。
(改めて京都に戻ってきて充実感は)
帰ってきたタイミングとか今まで僕がやってきたキャリアの中で、やっぱり普通に帰ってくるだけじゃみんな満足しないので、シーズン始まる前はコンディションの部分だったり色々不安視されてたと思うんですけど、ファン・サポーターの方々にやっとウェルカムと思ってもらえるような結果を出せてきて、ここからさらにチームを上に引き上げるために、さらにパフォーマンスを上げていかないといけないです。チームの悲願のタイトルを取るっていうのは、チーム全体、開幕前からずっと話していることなので、それを最後まで続けていけたらいいなと思います。

原 大智
(試合を振り返って)
前半良い時間に点を取って、後半逃げ切る形で入って、1本のチャンスをやられてしまった中で、少し厳しい状態ではありましたけど、今年は後半に点を取れているので、みんなが自信を持って最後までプレーできて、奥川選手が決めて勝って良かったなと思います。
(得点シーンについて)
天馬選手(松田)が良い落としをしてくれたので、うまくスペースというか、シュートコースが見えたので、思い切って打って良かったです。左足は得意としているので、思った以上にディフェンスが寄せてこなかったですし、打てるなって感じで打ちました。
(奥川選手の得点も原選手の落としからですが)
競っている時にスペースが見えたので、少しマイナス気味でしたけど、上手くゴールに繋がって良かったなと思います。
(チームに貢献していた中で、ここで今季初ゴールを決めたことについて)
結果に繋がったのは良かったと思いますし、ゴールが1番チームに貢献できると思いますけど、チームをどんどん上に行かせるために、どんな貢献の仕方でも良いので、チームに貢献できたらいいなと思います。ゴールを決められていなかったのは実力というか、そう感じていますし、ここからまたそういう感覚を思い出してゴールできたらと思います。
(後半に得点が生まれることが多い要因については)
それはわからないですね。点を取れているっていうのはわからないですけど、それは強みですし、試合の流れを読む力がみんなについてきているのかなとは思います。みんなが乗ってくるというか、後半の方が動いている感じはします。負けていても勝っていても、全く下を向いてない、そういう強さはあると思います。
(ご自身のゴールの際、喜びが少ないように見えましたが?)
そうですね。みんなすごく喜んでくれて嬉しかったですし、僕は奥川選手が決めたときの方が嬉しかったですね。ただ、今は本当に勝ちたいって気持ちの方が大きいですし、勝ててよかったです。