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曺 貴裁 監督

今シーズンの最終戦ということで、雨の中、たくさんお客様に来ていただいて、お互いが全ての策を使って勝点3を取るべく戦った試合になったと思います。

前半の立ち上がりからいいリズムでボールを動かしチャンスを作りましたが、そのあと少し安心してしまったところでカウンターからあわや失点という難しい展開になりました。ハーフタイムでしっかりと修正し後半も押し込む展開の中で、何度か決定的なチャンスを迎えました。

ヴェルディさんだけでなく、シーズン前半に苦しんだ相手に対し成長した姿を見せられたというところと、最後決めきれなかった課題を超えていかないと来シーズンさらに自分たちのポジションを上げるのは難しいと思います。ただ、選手は本当に練習からしっかりと取り組んでくれましたし、お疲れ様ですと言いたいです。来年はさらにサンガをリニューアルし、上位に行く準備をしたいと思います。

(終盤に得点が多いヴェルディを相手に無失点で抑えたことについて)

前半戦だけ見れば失点が多かったですが、後半戦の成績ではリーグでも上位の成績を残せていました。ヴェルディさんもセットプレーやカウンターで相手ゴールに迫る技術の高い選手がそろっている中で、粘り強く耐えることができたと思います。

(今日はボールを持つ展開が多く、これまでの試合と違ったと思いますが)

サンガのスタイルはボールを奪ってから素早いカウンターだけだと言われがちですが、前後に相手を揺さぶりながら相手の背後を狙ったりしないとなかなか崩れないのはわかっていたので、その練習に取り組んでいました。来シーズンは、そのあたりの自分たちの深みを皆さんにも伝えるようにアプローチしていきたいと思います。今日の試合はボールを持たされたのではなく、カウンターのリスクも抱えながら自分たちでゴール前にボールを運んだ戦術的に深みのある試合だったと思いますし、監督としても充実感がありました。



太田 岳志
26 GK
太田 岳志

(セーブシーンを振り返って)

ディフェンスが寄せてくれてそれがうまくセーブできたのかなっていう感じで、後半のシーンはループシュート気味というか、あれも予測してたわけじゃないんですけれども、体が自然と動いた中でどうやって弾こうか、キャッチしようかっていうのを考える時間はあったんで、比較的心に余裕はあった中でのセーブでした。

(初めての古巣戦が実現したが)

カモンヴェルディを後ろで聞くのは、なんかすごい不思議な気持ちになりました。試合にはなかなか出れなかったんですけど、(試合後に)ああやって拍手で迎えてくださったのはほんとにありがたいですし、これからもお互い頑張っていけたらなっていう風に思いました。

(失点の多いシーズンだったが最後を0で締めくくれたことについて)

やっぱり1人1人ゴール前であったり、細かいポジショニングだったり、戻る、上がるっていうのをサボらずにやり続けた結果が終盤戦で失点数が減った要因なのかなって思うので、これを1人1人今後も続けていけたら失点数はおのずと減るんじゃないかなって思いました。

(守備面で前半戦から成長した部分は今日の試合でもチーム全体として出せたか)

そういった部分は今日もできたのかなって思うんですけれども、試合の流れで繋ぐ場面だったり、大きく蹴る場面だったりっていうのは、前半もう少し判断を変えれたらなっていう風には思ったので、そこはチーム全体の課題かなって思いました。

(VARが出たシーンのことか)

あれも細かいポジショニングもそうですし、最後のセットプレーでコーナーが続いた場面も、もっと大きく蹴り出せばいい場面を繋いで繋いでっていうので、ちょっと流れも良くなかったので、もう少し大きく蹴って、陣地回復するなりで時間を作る余裕を持てたらなっていう風には考えました。

(厳しいコンディションの中での試合だったが)

寒さはもちろんありましたけれども、頭の集中力を切らさないために常にコーチングしてる部分はあるので、それを切らさなかったおかげで、頭の集中に関して自分自身はそこまで切れてないんじゃないかなって思いました。

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川﨑 颯太
7 MF
川﨑 颯太

(セレモニーで宮吉選手のお話をされていましたが)

ミヤくんは本当に京都にとって偉大な選手っていうのはわかっているので、僕が代表して話させていただくのが良いかなと思いました。

(今日、集大成の一戦で、1年間積み上げてきた部分で出せた部分、出せなかった部分は?)

相手には齋藤選手や森田選手と、非常にテクニックのある選手たちがいる中でも、前から蹴ることを選択してきた中で言うと、少しそれは誤算もありましたし、VARで取り消された1点目は、そういう攻撃してくるんだって、後手をふんだ感じはありますけど、後半は特にほぼパーフェクトに後ろがボールを回収してくれたので、何重に攻撃もできていたと思いますし、それを決めきれるかどうか、シュートまでいけたシーンもありますし、シュートまでいけなかったシーンもありましたけど、すごい厚みがある攻撃ができたからこそ、1点が遠かったのが悔しいです。

1回の攻撃で決まるほど甘くないってことはわかっていますし、マルコや大智くん(原大智)も奪われたあとに全力で取り戻してくれるところとか、そういうプレーがあるからこそ、自分たちは良い距離感で信頼し合って出来ていると思うので、そういうとこは良かったと思いますし、自分たちの攻撃の意図、息もかなり合っていた中で、最後決め切りたかったですし、マルコもチャンスがありましたけど、そこがどうしても悔しいですし、勝てるか勝てないかの大きな差かなとは思います。

(改めて、今シーズンを終えてどのように感じているか)

今日も最近の戦い方を見ても、自分たちはまだまだもっと上に行けると思いますし、1点取っていたらとか、町田戦で失点防げていたらっていうことで、順位はころころ変わっていくと思うので、そういう面で言うと、最後の細部だけで大きいところを取り逃さないようにしてどうしたらいいか、戦術を大きく変えるとかじゃなくて、曺さんもそういうところは見つめ直して詰めていってくれると思うので、自分たちは曺さんについていくだけではなくて、自分たち自身が声を出すとか、勝負どころを知って、絶対そこでは失点しないようにするとかが求められると思います。

新しく加入する選手も、曺さんがどのようにサッカーするか、京都がどのようにサッカーするかっていうのはよくわかると思いますし、チームが始まる前の心構え、自分たちでどういうサッカーをすればいいかっていうのは全員わかっています。残っている選手も全員がやる事はわかっていますし、そういうところで共通理解が大きいと思うので、キャンプから一から作るんじゃなくて、自分たちで残っているところをさらに磨きかけていくこは大事かなと思います。


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