試合情報

Instagramでも、フォトギャラリーをチェックしよう!
@kyotosanga_official

ハイライト

  • 監督コメント
  • 選手コメント
曺 貴裁 監督

夏休み最後の土曜日の夜に、たくさんの子どもたちやその家族の方たちにすごくいい試合を見せられたかなという風に監督として思います。サンガを創られた稲盛和夫名誉会長が亡くなられて今日でちょうど2年になりました。試合前のロッカールームで黙祷し、稲盛さんのためにもという気持ちを僕自身は強く持ってゲームに挑みました。最初の入りが悪く非常にプアな試合をしてしまったあの時期から比べると非常に進歩も見えましたし、何よりリードしてからも守りに入らず、最後まで攻める姿勢を見せられたというところに、チームとして1番の成長が見られました。今日の本当にゲームは、我々の狙っているところがほぼうまく出た、非常にいいゲームだったという風に感じています。ただ、我々はまだ失った勝点を取り戻すだけでなくて、上の順位も目指しながら、毎日の練習を大事にしてやっていくというスタンスは変わりません。

(今日は試合の立ち上がりから前向きな守備がはまっていたと思いますが。)

そういうのは練習でも口すっぱく言っていますし、FC東京さんがその裏返しを狙ってきているのもわかっていたので、その辺で臨機応変に対応するところでもシーズンの前半に比べて選手の成長も見えました。前半で3点目を奪うことは出来ませんでしたが、後半もそういうものを継続したからこそ生まれたゴールだと思いますし、我々の大事にしてきたものはそういうところだということを選手が覚悟し、試合に臨んでくれたことで3-0という結果が得られたということは、チームとしての進歩が見えた試合だったと思います。やはりFC東京には、前回の対戦のみならず、ルヴァンカップで大敗するなど、試合の入りが悪く、そのままサンガは何もアクションが起こせない時間が続く試合が多かっただけに、今日は選手も期するものがあったと思います。ただ、次の鹿島戦でも今日のような試合ができなければ、今日の試合がフロックだったなという風に言われるので、今日の試合をベースにしながら、全員で次の試合に望まなければいけないと思います。


(完封勝利ということについての評価は)

セレッソ大阪戦では3点リードした後に少し守備が重くなって無用な失点をしてしまいましたが、 選手と向き合いながら、反省を生かして天皇杯と今日の試合を無失点で終えたというのは、非常に選手の成長を感じます。やはりどのシステムでもデメリットというのはあるので、そのデメリットをいかに隠しながらメリットの色を濃くしていくかっていうのが戦術だと思っているので、そういう意味では選手もしっかりと戦術を理解し今日も戦ってくれたと思います。何度かピンチもありましたが、 GKのクソンユンを中心にしっかりとゼロで抑えきったということは次に繋がると思います。



(先日、京都国際高校が甲子園で全国優勝を果たしました。)

私も縁があって、数年前のオフに同校で講演をさせてもらったことがありますが、やはり京都の高校が68年ぶりに優勝したということに歴史の深さというのを感じますし、選手、監督、それから関係者の皆様に心からおめでとうと言いたいです。昨日の京都国際高校の全国優勝が我々サンガにも力を与えてくれたっていうのは間違いないですし、昨日、今日と京都のスポーツ界が明るくなる話題を提供できたというのは、京都市民としても非常に嬉しく思います。




平戸 太貴
39 MF
平戸 太貴

(まずはコーナーキックで2アシストしましたが?)

本当に2点ともチームとしてトレーニングで狙っていた形でしたし、2本とも狙い通りのポイントに蹴れたので、ラファエル(エリアス)も大智(原)も上手く決めてくれてよかったです。

(セットプレーから得点できていることが大きいと思いますが)

そうですね、やっぱりチームとしても得点で楽になりますし、セットプレーでとれるというのは、チームとしては本当に大きいことだなという風に思います。

(3点目はJ1リーグ初ゴールとなりましたが?)

そうですね。京都に移籍してきてから苦しい時間が多かったので、自分の J1初ゴールで、チームを勝利に導くことができたっていうのは本当に嬉しかったです。でも、それ以上に、チームが残留争いしている中で、この1試合に勝てたっていうことの方が自分にとって大きいことですし、これを1試合1試合続けていきたいなと思っています。

自分たちの良い守備から奪ったボールを最短で前につけて、良いカウンターが決まったなというところと、本当にマルコ(トゥーリオ)が良いパスを出してくれたので、ニアサイドの狙ったところに振るだけだったなと思います。

1試合1試合を通じて、良い守備から良い攻撃ってところがたくさん出すことができたので、その流れでゴールを決められたのは本当に嬉しかったです。

(今節は無失点で締められたことも大きい?)

そうですね、前節の反省を活かして、自分たちの大人の試合運びができたなと思います。守備から攻撃も上手く時間を使いながら、サイドでも時間を使って、チャンスがあればノーゴールになってしまいましたけど瑠馬(中野)のシュートのように狙っていくような、大人の試合運びをしながら締められたと思います。


続きを読む
福岡 慎平
10 MF
福岡 慎平

立ち上がりから自分たちの色を出していこうっていうチョウさんからのメッセージもありましたし、セレッソ戦もそうですし天皇杯もそうですけど、立ち上がりがうまくいって、今日もセットプレーで2発取れて立ち上がりとしてはほんとに自分たちのやりたい形で進めたかなとは思います。

(守備面の改善について)

もちろん前日の練習でFC東京さんの対策を考えながらトレーニングも臨んでましたし、ディフェンスラインを、相手がバックパスしたらラインを細かく上げるとことか、ノリくん(鈴木義宜)、ユウタくん(宮本優太)中心に後ろから声を出してもらって、自分もバランスを取りながら、自分が前行く時は行きますし、バランスを取るところは取るっていうところがハッキリできてたんで、ディエゴに入ったところもうまく潰せてましたし、そこの関係性は非常に良かったかなと思います。

早いタイミングで得点が生まれて、セレッソ戦とちょっと近いようなゲーム展開でしたけど、後ろはほんとに0で常に終わらせるっていうのは喋ってたんで、そういうのを含めてほんとに0で終われたのはチームとして自信になりました。

(平戸選手のゴールの起点となった縦パスのシーンについて)

チームとして矢印を前に持っていくっていうのは狙いでしたし奪った後もハファ(ラファエルエリアス)が見えたんで、そこに当てればうまく前向きでタイキくん(平戸太貴)が行くだろうなっていうところで、ハファが素晴らしいパスでタイキくんが素晴らしいゴールを決めてくれたんで、うまくショートカウンターができて、あれは本当に京都サンガっていう自分たちが求めてきてるゴールだったのかなと思います。

(選手間の信頼感が感じられるが)

そうですね。もちろん信頼度は高いですし、3枚のフォワードに当てれば収まるし、そこから後ろが湧き上がるように上がっていけるんで、そこの信頼感が出来てるからこそ、自分たちもリスクを負って後ろが上がっていけるし、上がってったら自分やノリくん、ユウタくん含めて3人でバランス取れてるんで、そこがうまくマッチしてるのかなと思います。

(稲盛名誉会長の命日でしたが)

チョウさんも言ってましたけど、アップ前にみんなで黙祷をしてからアップに入りました。もちろん僕もずっと小さい頃からここで育ててもらってるんで、今の気持ちを込めてプレーしてましたし、今日こうやって3対0で完封勝利ができて、自分もパーフェクトに近いパフォーマンスをできて非常に嬉しく思います。

続きを読む