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曺 貴裁 監督

水曜日の夜ということで、仕事終わりのお客さんや、お子さんと来られている保護者の方、グループなどたくさんの人にスタジアムに来てもらい、今日からシーズン後半戦が始まるということで、気持ちを新たにして、勝点3を得るべくしっかり準備をしてきました。非常に理想的な点の取り方をしたり、今までなかなかピッチに立つことが少なかった選手が得点に絡んだりと、チームとしても上向きになった要素が大きかっただけに、アディショナルタイムの失点で勝点2を失った形になりました。今、映像も確認しましたが、マテウスサヴィオ選手の非常に素晴らしい個人技に軍配が上がったなっていう風なシュートでした。ただ、全体を通して柏さんは本当に順位以上の力があるっていうのは事前に映像を見てわかっていました。球際やセカンドボールの奪い合い、2-1になって多少押された時間でもしっかり行くところで相手コートに入ってシュートチャンスを作ったり、途中交代で入った選手がチームを盛り上げてくれたりと、いい要素がたくさんあっただけに悔しく思います。ただ、ホームで勝点3をとって、次の湘南戦に体たらくな試合をして勝点0で帰ってきたら意味がないと思います。我々は来年のJ1の切符を取るという明確な目標も定めてあるので、それに向かってチーム全体で向かっていくだけです。本当にクリーンにファイトしてくれた選手たちには感謝したいと思います。

(今節も後半で耐え切れず失点してしまいましたが、どう捉えられていますか。)

耐えきれないというか、相手の柏さんも連敗だったので、リスクを負って前に出た中で、我々のクリアが相手に行くのか、あのクリアが裏返してもう1回押し上げられるのかっていう、そういう本当に勝負の綾で負けたと思います。1点リードのまま耐え切ろうということを選手が選択したわけではなく、あの展開だと誰がピッチに立っても失点せずに相手コートにクリア、もしくは繋ぎながら相手コートに入ってセーフティーに終わるっていうのはサッカーの定石なので、耐えきれなくてやられたという風には僕は思っていないです。ただ、もちろんあそこに侵入させてはいけないし、セーフティーに相手コートに持っていけると理想ですけども、理想どおりのサッカーができていれば、我々ももっと勝点を積み上げられたと思います。僕が考える戦略と選手が考えてることが一致した中で、かつ、自分たちが勝点0で終わったわけじゃないので、そのこと自体をネガティブに捉えすぎないで、次のエネルギーにしていかなければいけないと、今監督として感じてます。

(三竿選手の評価をお願いします。)

彼も出場機会が少ない中で苦しい思いをしていたと思いますけど、今日は自信を持って送り出しました。チームの中で、攻守において新しい形ができたかなと思います。また、フリーキックも素晴らしいゴールでしたけど、それ以外にも、チームにとってプラスになるようなプレーが非常に多かったと思います。

(最後に追いつかれましたが、やれることはやり切ったような印象もありますが)

あのタイミングでサヴィオ選手がボール持った時に、選手も中に来るのはわかっていたところで、シュートフェントで2回、3回とかわされ、そこしかないコースに打たれるっていうのは、やはりあの時間帯での技術や判断力が1枚上手だなと認めざるを得ません。ただ、前半から流れの中で非常に苦しい展開になるなか我慢し、我々の得意な形で得点を取れたっていうのも1つ成長ですし、これから残り18試合ありますので、自分たちが超えられるハードルをこの3日間でしっかり超えて、次の湘南戦に準備したいなと思います







三竿 雄斗
6 DF
三竿 雄斗

(試合を振り返って)

チームとしてみんなで良い雰囲気で入った中で、良い時間帯に先制して、すぐに追いつかれてしまいましたけど、後半立ち上がりすぐに勢いを持ってプレーできて、そこから颯太(川﨑選手)が素晴らしいゴールを決めましたけど、そのあと守りに入る時間が長くて、少し重くなってしまったことは反省しないといけないと思います。ああいう状況で自分たちが引いて守る時にも、しっかり組織として守れるんじゃないかと思いますし、そこはトレーニングの中で修正しないといけないと思います。ほんとに平日にも関わらずたくさん応援してもらっている中で勝ち切れなかったことがとても残念です。

(得点シーンについて)

フリーキックで決められたのはかなり久しぶりで、7、8年ぶりぐらいだと思います。最近、トレーニングからずっと感覚は良かったので。太貴(平戸選手)もすごいキックを持っていますし、相手の壁の雰囲気やキーパーの雰囲気、壁の距離とかを見ながら2人で相談して、自分が蹴ることになって、ほんとに感覚は良かったので、自信を持って蹴られたと思います。無心で蹴ることを心がけて、しっかり集中して蹴ることが出来たので、それは良かったと思います。

(後半戦が始まりましたが、どういうプレーで貢献したいか?)

自分たち個々の能力は今の順位にいるような個人能力の集まりではないと思いますし、まだまだ上に行けるチームだと思うので、そのためにはもっと組織的に、みんなで繋がって11人でプレーしないといけないです。それを自分はピッチでもトレーニングでも伝えられたらと思いますし、自分が出たらポジティブな影響を与え続けていきたいと思います。

まだまだ自分は京都に来てから、サポーターや仲間の信頼をそこまで得られていないと思うので、今日のゴールをきっかけに、もっとチームの勝利に貢献して、信頼を得ていきたいです。


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福田 心之助
2 DF
福田 心之助

前半の最初から結構押し込まれる展開が続いて、結構耐える時間がありました。ピッチの中でもしっかりゼロで抑えられれば全然自分たちにも勝機はあると思ってたんで、苦しい時間もありましたけど、しっかり耐えて後半の逆転したまでは自分たちの思い通りというか、イメージ通りに行けたのですが、最後サヴィオ選手の個人技、結局僕とマッチアップのとこだったんで、90分間引き分けでしたけど、僕にとってはすごく負けたなって思うゲームでした。

(チームとしてはどうか)

チームとしては、あの時間に失点してもう1点くらってもおかしくない状況で、良く言えば勝ち点1をしっかり拾えたとも言えますけど、 やっぱりあそこの時間で決められてしまうっていうのはゲームの締め方はまだまだだったなと思いますし、最後僕がもう1個寄せられればっていうのもあったんで、 そういう意味では負けたなっていう風に思います。

(以前もJリーグのトップトップの選手と話していたマテウスサヴィオ選手と対峙した感想は)

僕より身長は小さい選手ですけど、体当てても全然びくともしないですし、スピードもほんとに早いですし、戦ってみて本当にJリーグトップの選手だなと思いました。やっぱああいう選手は攻撃に目が行きがちですけど、しっかり戻るとこは戻る、守備もする、ハードワークする、そういった面で、ほんとにトップトップの選手だなって思いました。だからこそ、前半戦の開幕戦スーパーゴールを決められて悔しい思いをして、後半戦1発目のこのゲームでまた個人で決められてしまった、結局90分あまり仕事させてないというか、結果を残させなくても、最後はやっぱあの時間で決めてくるのは、自分がもう1個レベルアップしなければいけないと思わせられる選手だと思いました。

(前半戦と同じく引き分けからのスタートになったが後半戦に向けて)

自分たちとしてはすごく苦い後半戦のスタートになりましたし、やっぱホームで勝ち点3をしっかりとって後半戦勢いに乗りたかったっていうのは正直なところです。そこに関してタスクは達成できなかったですけど、この6月の3連戦の最後やっぱ勝ち点を取りたい相手というか、自分たちと同じような立ち位置のチームなので、そこで1歩優位に立つためには、今日悔しい思いをした最後まで詰めるとこだったりっていうのを突き詰めていかないと、チームとしてもそうだし、僕個人としてもレベルアップはできないと思ってるんで、もっと高みを目指すためにも、そこはもっと取り組まなきゃいけないなと思います。

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