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曺 貴裁 監督

選手に提示したゲームプランで戦ったのですが、先に失点し、しかも前半ほとんど得点のチャンスがなかったことを考えると、本当に全てが監督である私の責任だと思います。ホームで1回も勝てていない中、サポーターにとっては、悲しさを越えて、呆れ、何も発せられない時間があって当たり前の状況かと思いますが、あの大きな声援を送って下さったサポーターのことを、自分たちのパワーにしていかなければいけないと心から思います。

後半から交代選手を入れてリズムが良くなりましたが、接戦の中で生かそうと思っていたプランそのものが結果的にはうまくいかなかった、それに尽きると思います。

僕はこの京都に生まれて高校まで過ごし、サッカーを通して人と出会い、成長できました。そして京都で監督をする時、「誰よりも京都を強くしたい」と思って仕事をさせてもらいましたし、その気持ちは今も全く変わっていません。 

ただ、1番大事なのは私の思いではなくチームだと思うので、チームが上昇していけるように何ができるのかということを、もう一度、自分もクラブと話さないといけない、もっともっと結果に繋げていけるところがあるはずということを、もう一度しっかり向き合ってやっていかなければいけない、ただそういう気持ちでいます。

こんな試合だったにも関わらず、最後の最後まで声援をもらったサポーターの人たち、応援してもらった人たちに本当に心の底から、申し訳ないと思います。


(クラブと話をするとありましたが。)

成績の責任は監督にあり、自分がやりたいと言ってやれるような職業ではありません。ただ、僕自身はこの結果から目の前の課題に向き合って、自分でやれることは全てやるつもりです。そこは僕1人で解決できる問題だけではないので、クラブのフロントの人や皆さんと歩調を合わせていかなければならないと思います。 


(前半の3失点のところをどのように考えておられますか。)

前節から配置と並びを変えたので、いつもいる場所に選手がいないってところでのボールロストが多かったと思います。 

ただ、前半15分は相手の背後にボールを入れて拾っていこうって話をしていて、少し隙間が出た中での動かし方でロストした選手を責めることはできません。ただ、ああいうミスを無くすのは難しいですけど、少なくしていくのは間違いなく勝利に必要です。またその中でボールを取られた後も、少なくとも相手のシュートチャンスを失点に繋げないように努力するということも同時に大事ですし、リスクを避けるようになると選手の判断が磨かれないということもあると思います。


(今節スタメンに復帰した選手に期待したところは)

前半は短い時間で失点が重なったので、彼らのところまでボールを運ぶのがちょっとファジーでアバウトになってしまいました。前半30分ぐらいまでは意図した攻撃がなかなかできなかったですけれども、そこからの時間帯、後半にかけては、彼らの背後への動きとバイタルエリアを使う動きで相手のディフェンスラインを押し込むような、そういうシーンが少し多く出てきたところで言うと、よくやってくれたと思います。ただ、得点差は僅差で推移していかないと、前半に2、3点取られると苦しい展開になってしまうので、そこは選手と共有しながら乗り越えていかなければいけない部分だと思います。

今置かれてる現状は、私がサンガに来てJ1に昇格し、それから3年になり順位が少しずつ上がる中で、応援してくれるサポーターやスポンサーの皆さんは「もっとサンガできるだろう」という思いで見てもらっていると思います。その期待に応えようと選手が一緒に準備してくれたのは間違いないです。そういった日々の努力はグラウンドの中で色あせずやってるつもりなので、監督である私がそこを選手に提示しきれないっていうことをどう自分で果たしていくのか、向き合っていかなければいけないと考えています。選手はこのままで終わる選手じゃないと思っています。この雨の中の大敗が次に繋がるようにしていかなきゃいけない。本心でそう思っています。また、今日の敗戦に関しては選手に1%も責任はないと思います。

川﨑 颯太
7 MF
川﨑 颯太

(今日の試合を振り返って)

前半15分で失点してしまって、相手も前回の鹿島戦で開始15分で2失点してしまったように、立ち上がりは絶対重要ってなってくる中で、簡単に前から進めていこうってする中で、ああやってミスして失点してしまったっていうのが、自分たちの入り方じゃなかったし、非常にもったいなかったかなっていう風に思います。簡単に前から前から相手もアバウトに蹴ってきてピエロス(ソティリウ)選手がそらすって感じだと思ったし、うちもフォーメーションを合わせて相手の背後を取りに行くっていう感じでやろうとしていた中で、やっぱああいうミスは起こしたくなかったし、相手もセカンドボールを拾ってくる中で事故を起こしてしまうこともあったかもしんないですけど、そういうところの集中力がすごいあった中だったので、1失点目なんかは、自分たちは前の選手は多分もうノリ(鈴木義宜)くんとかショウゴ(麻田将吾)くんは蹴るだろうなってなってる中で、ショウゴくんたちは蹴る場所を見つけられずに繋ごうってなってしまってて、自分たちの入り方がなんか慌ててなかったかなっていう風に正直思います。

(サポーターの声援を受けて)

ありがたい気持ちしかないですけれども、結果で示せてないっていうのはやっぱ自分の責任だし、キャプテンである自分がピッチの中で何もできてないってことだし、もうほんとに自分自身情けないなと思う気持ちです。本当にありがたい応援の中で勝ち切りたいって気持ちが全員あると思うんで、それがなかなか結果に結びついてないって中では、自分をはじめとして、やっぱりもっと中の選手で解決しなきゃいけないと思うし、 チョウさんに11人選んでもらってるからには、やっぱりその11人が責任もって、もっとやんなきゃいけないなっていう風に感じました。

(フォーメーションを変えて臨んだが)

結果的に見てしまえば4枚で行ったらよかったんじゃないのっていうかもしんないですけど、やっぱ自分たち自身では納得して3枚でやってたんで、相手の圧力に屈してしまったっていうのが全てかなと思います。

(ちょっと落ち着かなかったか)

自分たちも別に落ち着かせようっていうよりは、積極的に相手の背後を取って、セカンドボールを拾ってから落ち着かせるみたいな、後ろからゆっくり落ち着かせるっていうよりは、前に前につける中でセカンドボール拾って落ち着かせるっていうことをしたかったんで、そういう面で言うと、トヨ(豊川雄太)くんとか前は走ってくれてたんで、もっとアバウトに蹴ってもいいシーンもあったのかなっていう風に思いました。

(その辺りの意思疎通がかみ合わなかった感じが攻めきれなかったっところか)

純粋に相手のピエロス選手のやっぱり収まるところだったりとか、自分たちが獲った後、大橋選手の守備であったりとか、かなり相手の守備の圧力がかかっていて、自分たち自身あまりいい状態でボールを持てなかったっていうのもありますけれども、そうした中で、早くサポートをとって、早く裏の走りたいとこ走ってっていうところが、もっと相手より自分たちの方が遅かったかなっていう風に思います。

(改めて今のチーム状況は)

もう自分たちで乗り越えるしかないかなっていう話はやっぱ自分たち自身でしてて、チョウさんはやっぱり采配をした自分のせいだと言うんですけど、結局変えれるのはやっぱ中の選手だと思うし、中の選手がどれだけ意欲的に自分たちにベクトルを向けて、自分の課題を解決していくかだと思ってるんで、もうほんとに甘えとかを捨ててやるしかないねっていうような話を最後共有できたかなと思います。






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福田 心之助
2 DF
福田 心之助

失点のところで言うと自分たちのミスからですし、失点のしかたも含めて、前半の入りはもっとセーフティーにやってもよかったと思いますし、そういう風にやろうと入った中での不用意なミスっていうのは、チームとしての問題だと思います。

失点の全てがディフェンスラインと中盤だけの問題という話ではないと思いますし、チームの方向性がまだ個々で乱れているところが出てしまったと思います。逆に広島はボールを奪ったら前線の選手が動き出しますし、そこに通っても通らなくてもボールが送られてくるので、チームとしてのやるべきことっていうのが違ったゲームだったと思います。

ここまで15節戦った中でこうなってしまっているのは、1つは勝てていない状況がネガティブな方に持っていってしまっているように感じますし、人間なので思ってしまうから仕方ないですけど、そう思った時にどうプレーを判断するのか、どういうプレーを選択するのかは判断できると思うので、そこの判断を変えることはサッカー選手である以上、やらないといけないと思います。

どうやったら勝てるのかをもっと自分たちが追求できれば、簡単な失点はなかったと思いますし、失点した時にどう立ち振る舞うべきだったかも自ずと分かると思うので、持ってからどうプレーするかが大事かなと思います。

(試合終了後、サポーターの方々が応援を続けてくれていたことをどう感じたか)

京都を応援してくれている歴史で言うと僕が京都に所属している年数よりも長いサポーターの方がほとんどだと思いますし、僕たちが簡単に京都のためにと言ったらおこがましいと思いますが、その歴史の中に僕たちがいるわけで、ああいう風に応援してくれているのは当たり前じゃないと思いますし、結果が出なかったら極端な話、応援を辞めてしまってもよい中でも、最後まで僕たちは声を出し続けますっていう風にサポーターの方から声をいただいた時には、僕たちもそういう方々のためにもサッカーをしていますけど、本当に京都のためにとか、京都を愛する人たちのために僕たちは戦わないといけないなって思います。

生半可な気持ちでプレーしていたら、皆さんに顔向けできないですし、応援してくれている人たちのためにどれだけ自分たちが尽くしたかっていうのを考えてプレーできれば、自ずと結果はついてくると思うので、ホームで勝てていない中で、あれだけ声を上げてくれることは、このタイミングでいうことかわからないですけど、サッカーは素晴らしいなと改めて感じさせていただきました。


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