試合情報
ハイライト
- 監督コメント
- 選手コメント
平日のナイトゲームで雨の試合にもかかわらず、京都からもたくさんのサポーターに来てもらいましたし、浦和レッズのスタジアムに満員って感じではなかったと思いますけども、本当にたくさんのお客さんが赤色のユニフォームを着てレッズをサポートしてる姿で、本当にこのスタジアムはやりにくいなっていう風なこと感じました。とは言っても、前半から レッズさんの特徴を出させないように、自分たちの特徴が出せるように勇敢に相手に対して向かっていったつもりですけど、やはり最後のところで自分たちの勇気がなくて、シュートを足を振って外すというよりは、やり切れなくて最後終わってしまうような場面があったことで、 彼らの決定力に火をつけてしまったな、そういう風なゲームになってしまったと思います。
どのチームが相手であっても、自分たちのやってきたエネルギーを出そうということでは、今日の試合も本当に悪くはなかったですけど、結末がつかないと自分たちの起承転結の起、承、転、全てを否定してしまいそうな、そういう風な気持ちになりますが、そことここは分離して考えないといけないと思っています。ただ、選手がやはりゲームに勝つために、その最後のところの責任感っていうのを両ゴール前でもうちょっと持てるようにならないと、悪くはなかったのにねっていう試合が永遠に続くだけなので、 そこは監督として言うべきことはしっかり選手に要求していきたいと思います。ただ、今日の試合に関して、決して相手をtooリスペクトして引いてしまった試合ではないだけに、この自分たちの立ち位置を自分たちで変えれるように努力しなきゃいけないな、そういう気持ちです。
(チャンスはあって1つでも決まれば結末は違ったかとも思うが、フィニッシュの最後の部分で、もう少し、どんなことが足りなかったのか)
サッカーって、パスを例えば30本繋ぐより50本繋ぐより100本繋いだ方が入るんであれば パスを回した方がいいですし、逆に1本でも、それが入るんであれば1本繋いだ方がいいと思うんですけど、そのどっちでもなく、自分たちが普段から努力していることで相手のゴールに、それもフリーに近い形で迫ったことを、足を振れないまま終わってしまうっていうのは、やはり僕の選手への要求の仕方が良くないんだと思います。それについて言ったら、浦和さんの 1点目と2点目のシュートは、本当にそれをまざまざと見せつけられたというか、そういうシュートでしたし、 ディフェンスの寄せも含めて自分たちができることを今日を境にやっていかなきゃいけない。でも選手がそれを放棄して一生懸命やってないわけじゃないんで、やはりこのハードルを自分たちで乗り越えられるために、私がもう少しいい提示をしなきゃいけないなっていう、そういう気持ちでいます。
(まだ気にする時期ではないと思うが、今日の結果で最下位となったが)
3年目のJ1ですけども、過去1度も最下位になったことはおそらく僕の記憶が正しければないんで、 いい状態ではないとは思います。ただ、この成績と今ある現状っていうのは、 自分たちが山に登る段階で当然自分たちに起こりうるべく現象が来てると思います。決して山を下りて今の現象を待ち受けてるわけではないと思っているので、 この先の山を登った後に光が自分たちで見えるように努力を続けなきゃいけないですし、やはりここに来た選手、もしくは今まだ京都にいる選手全員でこの問題を乗り越えて次に向かっていかなきゃいけない。そういう意味では、毎回そういう話をして申し訳ないんですけど、ほんとに来てもらったサポーターに申し訳ないなっていう風に思いますし、ただ絶対にこの状態を自分たちで乗り越える、そういうエネルギーだけは失わないようにしたいなっていう風に思います。
(過密日程で、次の試合まで非常に短い中で、選手のメンタル面をどうコントロールしていくか)
今日で言うと、最初の前半は浦和さんの方が少し疲れが見えるかなっていうような、そういった展開だったと思いますし、うちもメンバーを何人か変えましたけど、非常にフレッシュで入ってもらって、ほぼ相手のやりたいことがそんなに多く出させなかったかなっていう前半の中で、いい時なら多分そこで1点取れて2点取れて、いい形で帰っていくんでしょうけど、やはり慎重になりすぎるっていうか、なんかこう何もないところからゴールが生まれるのもサッカーなんですけど、きちっと作ってきた中で、最後ゴールが生まれないっていう、さっきも言いましたけど、自分たちを否定しがちな現象が起きる中で、コンディションをしっかり整えて試合に臨まなきゃいけないっていう部分と、 やはり今日見せた自分たちのインテンシティっていうのは我々の宝だと思ってるんで、そこを担保しながらメンバー選びをして次の試合に臨まなきゃいけないって、今終わった瞬間にはそういう風に思ってます。
(今までやってきたスタイルがあって内容を追い求める一方、結果がついてこない中で、どう結果につなげていくのか)
そもそも自分たちが長い時間をかけて作ってきたものをこのJ1という舞台で挑戦し、広げていかない限り、京都サンガってチームは前に進まないと僕自身は思っています。それが今日の試合を持って、起承転とさっき言いましたけど、作りとか準備とか、やろうとしたことを全部変えて臨むんであれば、僕が監督である必要はないと思ってます。そういう意味では自分のメッセージは正直でいたいし、本気でいたいと思ってるので。結果がどうであれ自分たちが進む方向に対して僕が強いメッセージを選手たちに投げ続けるってことで、選手がそこを乗り越えるっていう風に信じています。それは 他の監督さんが来てどうなるかとか、そういう問題はあると思いますが、私自身が一番選手を信じてるって自分では自負してるので、 やはりその路線であと残りまだ半分以上あるんで、この時こう考えたことが次に繋がったなっていう風にならないといけないってところで言うと、そこをしっかりやっていかなきゃいけないなっていう風に思います。
原 大智
(どこかで決まっていれば結果が違ったのかなという印象もあるが)
前半チャンスは何本かあったし、自分も含めて決めていれば。また違う内容になったかなと思います。
(後半トゥーリオ選手からのシーンもあったが)
まず前から行ってミスを狙って、狙い通りだった中で トゥーリオ選手が打つと思ったんですけど、見てくれた中で自分が決めてればなっていうシーンでした。
(パスがずれて長かったという感じか)
そうですけど、自分の中では、決めなきゃいけないシーンだったかなと思います。
(決定機を作りながら決め切れないっていうのがここ最近の試合の流れでもあるが)
前半とか圧倒されて負けるっていう試合ではないんで、唯一のポジティブな点というか、そこまで下を向く必要はないと思いますし、チームは、自分だったり、そういう一点というのを求めてると思うんで、決めたらまた新しい流れもあると思うんで、そこを狙っていきたいです。
(結果が出ないと迷いとかも生まれてきそうなところもあるが)
走り続けるしかないというか、くよくよ考えず、 自分たちのサッカーを貫いてやっていけばいいと思います。
(サポーターが平日にも関わらずたくさん来られて、試合もブーイングというよりか、温かい拍手とかが多かった印象だが、 この声を聞いて)
負けは悔しいですし、早くそういう人たちを喜ばせたいっていう気持ちでいっぱいです。
福岡 慎平
(今季Jリーグ初先発になりましたが、どんな心境で試合に入ったか)
この数ヶ月間、自分でも悔しい思いをしてましたし、その中でメンバー外の練習でもブレずに自分は続けてきた中で、やっとこのチャンスが今シーズン来たなっていうところで、今日はほんとにこのチームを勝たせるつもりで臨んでましたし、みんなも1人1人その気持ちはあっただろうし、その中で結果がなかなかついてこなかったんで難しかったです。自分の上だけにフォーカスを当てたらフィーリングも良かったし、関わる回数とかシュートを決めきるところとかは今後もっと突き詰めなきゃダメですけど、そういったところで言うと次もチャンスがあればやれる自信はあります。
(後半の立ち上がりにシュートがポストをたたくシーンがあったが)
ああいったとこで決めないと後ろも苦しくなるし、他にも僕だけじゃないですけど前半のシーンだったり、後半も自分たちのプレッシャーでマルコ(トゥーリオ)にボールが当たったときも、そこで思い切って振るだとか、もちろん周りの人とか後ろの選手とか監督とかも決めろよって思うかもしれないですけど、マルコはあそこで違うプレー選択をしたっていうのも尊重しなきゃダメだし、だからこそさっきミーティングでノリ(鈴木義宜)くんと喋ったんですけど、ああいった攻撃の回数をもっと増やして、試合の中で増やしていく。こうすれば相手は嫌なんだなっていうのを自分たちで理解して崩していくっていう回数を増やさないと、ああいったチャンスは来ないんで、そういった回数を増やせれればもっと良くなるかなとは思いました。
(どこかで決まってると結果はまた全然違ってたと思うが)
さっきもそれ言いましたけど、やっぱりああいったシュートシーンを数多くもっと作っていく。たまたまじゃなくて、自分たちで考えて、相手がこうだから、ここが嫌だからここに動き出すとか、そういったところはもうちょっと選手でというか、出てる選手は考えながらプレーしなきゃいけないなとは思います。
(平日の中多くのサポーターが来られてて温かい声援も多かったが)
僕たち選手は情けないですし、こうやって水曜日で遅い時間の中で、あれだけのサポーターが駆けつけてきてくれるっていうのは本当にありがたいです。あそこで拍手してくれるサポーター、もちろん嬉しいって感情もあるがそれよりかは僕は情けないなっていう感情が強いです。サポーターのみんなはもちろん勝ち点3を望んでるんで、それを僕たちは届けなきゃいけない使命がありますし、次ホームなんで、ホームで6連敗してるんで、次、本当にみんながどういう気持ちで臨むかっていうのが大事かなと思います。