試合情報
ハイライト
- 監督コメント
- 選手コメント
昨シーズン、レイソルさんとサンガのホームで対戦した時にはあまりよくない試合をしてしまいました。お互いキャンプを経て、プレシーズンマッチの情報は少なかった中で、大きくメンバーも変わらず今回の試合となりましたが、お互い戦う気持ちが前面に出たいい試合となりました。セカンドボールを拾った方がチャンスを掴む、見ている方にとっては、ゆっくりした試合ではありませんでしたが、私が好きなドイツやイングランドに似たリズムの試合だったと思います。
ただ、失点した後に相手が守備的になり回数は増えましたが、奪ったボールを自分たちの距離感で動かしゴール前までいければとの反省もあります。失点前からこの展開を増やすことが我々の課題だと思います。
難しいアウェイでしかも追いついて勝点1を持ち帰れることはポジティブに考えたいですし、史上最高のサンガになるためにやっている中で次節勝てるように準備したいと思います。
●同点ゴールを決めた安齋選手の評価をお願いします。
昨年サンガの練習に参加したり、選手権でも注目されている選手ということで、能力があるということはキャンプで分かっていました。彼の良さは大人の世界でも物おじせず、前に仕掛けられる選手と思っていて、指導では作り出せるものではなく、嗅覚を活かしてあそこで点を取れるのは人にはない能力だと思っています。今日は他の途中出場の選手も自分たちの役割を果たしてくれたので、チームとしての積み上げができたと思います。
●レイソルの左サイドの選手に対していい守備が見られたと思いますが事前に準備されていたのですか。
去年、ジエゴ選手とサヴィオ選手の起点から細谷選手を使われて失点したというのがありますが、昨年の後半からキャンプの中で個でも勝てるとの計算もありましたし、サンガのサイドはフィジカル的にも高い選手が増えているので、今日はサヴィオ選手に得点を許しましたが、ジエゴ選手を含めて彼らの攻撃力は相当抑えられたと思っています。
川﨑 颯太
自分たちが前からプレッシャーをかけていくのは、相手も分かっていたと思います。ジエゴ選手のところで起点を作ろうとしたり、ロングボールが多くなることは分かったうえで前から行き、セカンドボールを拾うことが大切だと思っていました。前半はうまく対応できていたと思いますが、失点シーンは自分たちの隙というか最後まで我慢できなかった点だと思います。しかし、そのまま終わるのではなく、最後まで圧力をかけ1点取り返し、さらに得点を狙ってチャンスを作れたのは自分たちもポジティブにとらえたいと思います。
相手に合わせてポジションを臨機応変に変えるなど準備してきたこともできたので、合格点は与えられると思います。
安齋 悠人
試合に入った時には少しでもチームを助けられるプレーをしようと思っていたので、それが結果に繋がって良かったと思います。(プロ初戦でのゴールを決められましたが)メンバーに入った時からゴールは常に意識していたので、ほっとしています。こぼれ球を狙うことは普段から意識していましたし、福岡選手からいいボールが入ってきたので、最後はねじ込んでやろうと足を振りぬきました。プロ初公式戦はあまり緊張しませんでしたが、サポーターの声援は力になりました。高校選手権では全国制覇を目標に掲げていましたが、成し遂げることができませんでした。僕はプロという素晴らしい舞台で戦うことができるので、仲間たちの分までサンガというチームでリーグ優勝に貢献できるように頑張りたいです。