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曺 貴裁 監督

9月に入って少し暑さの和らぐ京都での試合でした。今日は我々が勝点を獲りましたが、広島さんは非常に力のあるチームだとやっていてわかりました。見ているお客さまにとっては非常に臨場感があり、すごくエキサイティングでお互いの良さが出た濃密な90分間だったのではないでしょうか。そういう試合を展開したうえで、14年間勝てていなかった広島さんから勝点3を獲れたのは、日頃からスタッフと選手がひとつになり、サンガタウンで競争しながら一歩一歩前に進んできた成果だと思います。本当に今日は最後の三竿(三竿雄斗選手)のシュートブロックを含め、全員が魂を込めてピッチに立ち、得点の形も今まで練習してきたことが成果として現れました。こんなに監督冥利に尽きる試合もなかなか経験できるものではありません。今までJ1で何試合も指揮を執ってきましたが、記憶に残る3試合に入るゲームをしてくれた選手たちを誇りに思います。今日はお互いに危ないファウルも非常に少なく、全体がフェアでファイティングスピリット溢れる試合ができたこと、勝点3を獲れたこと、この2つを成し遂げた選手たちに「おつかれさま」という声をかけてあげたいです。あと6試合、少しでも上の順位に行けるように頑張っていきたいと思います。


●後半の初めから勢いが増したように見えたのですが、ハーフタイムにどのような指示を出したのでしょうか?

前半から相手の球際や切り替えの早さに対して少し遅れていたところがありましたが、充分に対抗できるという手応えも感じていたので、選手たちには「絶対勝点3を獲りにいくぞ」と話をしていましたし、後半もスイッチが切れることなく、その流れでゴールを決められたことが非常に大きかったと思います。また、最後まで2点目を取りにいくという姿勢も見えましたし、プロである以上、最後までお客さまに喜んでいただける試合ができるようになりました。今日の試合を見た子どもたちの中には「京都サンガF.C.に入りたい」と思ってくれた子が増えたのではないかと思えるような試合だったと思います。我々だけでなく両チームがそういう姿勢でぶつかり合ったエンターテインメント性溢れるナイトゲームになりました。


●今週は相手に考える時間を与えない戦い方を準備してきましたが、その成果が現れたということでしょうか?

広島さんに限ったことではないのですが、時間を与えてしまうと、好きなようにやられて突破されてしまうので、そういうものを強調した成果だと思います。ただ、それは選手の判断が良かったから成し得たことだと考えています。


●本日のスターティングメンバーの狙いと評価をお願いします。

絶対的なレギュラーが決まっているわけではないので、相手への対策と今のコンディションを考慮して決めました。今日試合に出なかった選手が悪いということではありませんし、大きく何かを変えたつもりはありません。今日、後半から入った松田天馬と三沢直人の両方を替えましたが、それも戦略的な交代で、彼らが悪かったということではありません。そういうことを含めて、だいぶ大人の戦い方ができるチームになってきたと感じています。

豊川 雄太
23 FW
豊川 雄太

やっとゴールを決めることができました。ホッとしています。シュートシーンに関してはあまり覚えてなくて、無心で打ちました。そういう時の方が決まることが多いです。試合後、映像で少し見たのですが、まずヤマくん(山﨑凌吾選手)が突破してくれて、タイチ(原大智選手)が前でつぶれて、ショウヘイくん(武田将平選手)が残してくれたところに入って蹴り込みました。本当に皆に感謝しています。今季リーグ前半戦で5点取れて、その後も僕が点を取り続けられていたらチームはこの順位にはいなかったはずなので、責任を感じていました。今日、勝点3を獲ることができたのは僕一人の力ではありませんが、ゴールが勝利という結果に結びついたのは良かったです。(シーズン5ゴールのJ1キャリアハイを更新したが)あと6試合ありますし、これからたくさん点を取っていきたいと思います。

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ク ソンユン
94 GK
ク ソンユン

本当に難しい試合でした。14年間広島さんに勝てなかったジンクスを覆すために、選手全員が闘志を全面に出して戦った結果の勝利だと思います。守備の時間が続く流れは必ず来ると思っていましたし、今週の練習でしっかり対策してきたので、自分としては不安はありませんでした。今日、守るべき時間帯で守り切れたという経験をこれから活かしていきたいと思います。自分だけでなく、身体を張ってブロックした三竿雄斗選手をはじめ、麻田将吾選手、アピアタウィア久選手、福田心之助選手らディフェンス陣はもちろんですが、さらには前線の選手たちも相手のビルドアップを阻むために精力的に動いてくれました。ボランチの選手もそうです。そんな彼らの姿を見て、「今日は負けられない」という気持ちが一層強くなりました。チームはまだまだ安心できるポジションにいるわけではないので、今日の目の前の1試合にすべてを捧げて準備してきました。

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