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ハイライト

  • 監督コメント
  • 選手コメント
曺 貴裁 監督

京都は本当に夏の暑さが厳しいですが、そんな中、ファン・サポーター、特に子どもたちが普段よりたくさん来てくださったので、恥ずかしい試合はできないと思っていました。今日はスコアだけではなく、見てくださった人の脳裏に残る試合ができたと思います。リーグ戦再開からの2試合は少し自分たちらしさが出せない時間が多かったですが、そこから選手がしっかりリカバーして今日やってくれたこと、選手たちの成長を誇りに感じています。あのPKを決められていたら、試合がどうなったかわからなかったですが、仮に同点にされたとしても自分たちが2点目、3点目を取りにいくという姿勢を見せ続ける試合になったのではないかと思います。新しく加入した選手も、リーグ戦で初先発になった選手も、みんな普段の練習を大事にしてやってくれて非常に嬉しいです。


●今日、後半の頭から選手の並びを変えた意図を教えてください。

並びに関しては相手の良さを消して自分たちの良さを活かすという狙いがありました。札幌さんは真ん中でボールを動かすことが上手いチームですし、少し選手のアクシデントがあったことも踏まえてヘンリー(イヨハ理ヘンリー選手)を入れて、そこからの球出しや、三竿(三竿雄斗選手)からの球出しでチャンスをつくろうと思いました。ワイドでは前半から勝っていたので、それをより際立たせようという意図がありました。


●立ち上がりのシュートストップ、そしてPKストップの活躍を見せた太田岳志選手の評価をお願いします。

彼はプロになってから苦労を重ねてきた選手ですが、今日だけではなく、サンガらしいプレーをしてくれていますし、彼のシュートストップがチームを救ったのは間違いありません。チームを勇気づける、良いPKストップでしたし、その他のプレーもチーム最年長にふさわしいものでした。


●今日は前線へのスプリントに迫力がありましたが、どのよう準備してきたのでしょうか?

最後の迫力の部分でスプリントで追い越していく動きが足りなかったので、今週はそこにフォーカスするよう選手たちに伝えてきました。それは今週だけでなく、ずっと取り組んできたことなのですが、少し選手たちにとって忘れ物としてそばに置いてしまっていた感があったので、そこをもう一度思い出して取り組んできたのが成果として出たのだと思います。

原 大智
14 FW
原 大智

今日は急な出場になり、身体はまだアップできていなかったのですが、とにかく試合で走ってやってやろうという気持ちで入りました。相手がマンツーマン気味に来ていたので、自分が出る前から裏へ抜ける動きがチャンスになっていたので、必ずチャンスが来るという気持ちでプレーしていました。そこでミサくん(三竿雄斗選手)からすごくいいボールが来たので良かったです。練習の時からミサくんからああいうボールが来るのは分かっていたので、良いコンビネーションができたと思います。PKのキッカーは決まっていなかったのですが、豊川選手(豊川雄太選手)が「タイチが行け」と言ってくれたので、思いきって蹴りました。(J1初ゴールだったが)こうやって多くのファン・サポーターの皆さんの前で決めることができたのはすごく嬉しいですし、こういうゴールをもっともっと増やしていきたいと思います。(後半は押し込まれるシーンが多かったが)奪ってからボールロストして守備に走らなければならなくなる時間が多くなったのはすごくもったいないですし、それがサンガの課題だと思うので、自分がボールを収めたり、しっかりつなぐことでもっと体力的に負担が少なく、攻撃にエネルギーをかけることができるようになると思います。

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福田 心之助
2 DF
福田 心之助

ここ2試合勝てていなかったので、まずは勝点3を獲りにいく気持ちで試合に臨みました。前半最初の飲水タイムまでが勝負だと思っていて、ピンチもありましたが、自分たちもチャンスを多くつくれていました。そういった中でPKで先制できたのが良かったです。ここ数試合は攻撃の方向性が不明確だったので、「自分たちがボールを受けたら前に運んでいく」、「スペースがあったら前に運ぶ」という明確なテーマを全員で共有できたことが勝因だと思います。(ゴールシーンについて)自分が追い越していこうとしていたら思ったより早めにクロスボールが入って来たので、こぼれ球を狙うことに切り替えました。そしたら目の前にこぼれてきて、少しトラップが流れてしまいましたがシュートレンジだったので思いきって振り抜きました。(後半、最終ラインを5枚に変更したことについて)相手も5枚だったのでミラーゲームでマンツーマン気味になり、守備面ではわかりやすいですが、攻撃に出るとなると、どこかで走り勝ったり剥がしたりしてチャンスをつくらなければならなくなります。今日は押し込まれる時間もありましたが、そこでもうひと踏ん張りできるようにならないと、この先戦っていくにはまだまだ足りない部分があると感じました。

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