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曺 貴裁 監督

今日勝てば自動的に次のステージに進出するということと、前回のリーグ戦の新潟戦を受けて自分たちがさらに前に進んだ姿を見せようとこの試合に臨みました。少しメンバーは変わりましたが、これが力足らずなのだということを感じた、もったいない試合でした。我々のイージーなミスもありましたし、コーナーキックを3本連続で取られて3本目に失点するというサッカーであまり見たことがないようなシーンもあり、まだまだ稚拙なことで失点して流れが止まってしまいました。1点返したのに、その後に集団性を見せられないまま追加点を奪われてしまいました。1-1や1-2でしたら最後までわからない展開だったにもかかわらず、我慢できずに失点してしまうのが今のサンガの現状です。先ほどミーティングでも話しましたが、J1で長くプレーしてきた選手がいない中で、本当にこれからもJ1でやっていくのかという、自分やチームに対しての厳しさがまだ選手に染みている感じがします。もちろん、そういうことを考えながらやっているとは思うのですが、そういった意識がリーグ戦の残り17試合の中で出てこないと、成長したとは言えません。今日、日曜日の夜にもかかわらず、これだけたくさんのファン・サポーターの皆さんが我々を後押ししてくださったのに、少し膝がガクッと落ちるような失点を繰り返しているようでは、自分たちがいくら攻撃的にやっていこうとしてもブレーキがかかってしまうのが現実だと思います。ただ、新潟戦の後、練習の中でも少し安心した様子のようなものがありました。今日負けたことで、引き分けで棚ぼたのようにプライムステージに進出するよりも、実際にリーグ戦しか残っていないという状況になって横浜FC戦に臨めることをポジティブに捉え、選手個人でなくチーム全体で上げていかなければならないと感じました。良い意味で競争して次に向かっていきたいと思います。


●今日の3失点の中で、監督にとって一番痛かったのはどれでしょうか?

全部痛いですが、1点目と3点目の取られ方は、自分たちのミスというより、このリーグでやっていくという覚悟があれば、ああいうことはなかなか起きないと思います。それはミスをしたからいけないということではありません。前に行こうとして取られたのではなく、バックパスを繰り返して最終的に相手に奪われるということは我々が目指してきたことではないです。そういうエラーは自分たちの血となり肉となり残っていくものなので、本当にこのリーグの厳しい荒波に揉まれながら前に歩を進めていくんだと思う選手がたくさん表れてくることが、この状況を打開できる一番の薬だと思いますし、そうなってくれるように持っていきたいと思います。そういう意味でサンガはまだまだ可能性を秘めている選手が多いので、それが少しでも早く形になるよう、選手と協力しながらもっともっと指導を深めていかなければなりません。


●今日のスターティングメンバーを選んだ意図と狙いを教えてください。

心身のコンディションが一番良い選手たちを起用しました。それに関しては前回の試合がどうだったからこうするというのではなく、ベストメンバーを選んだつもりです。


●今季のルヴァンカップ全体を振り返ってください。

6試合やって3回勝って3回負けたのがチームの力だと思います。誰が出ても勝点を獲ることができたが、今日はグループステージ最終戦ということで、どのチームも温度を上げてきた中で、我々が勝ちきれなかったのが現実です。ルヴァンカップを経験できるのもJ1にいるからですし、これをポジティブに捉え、この大会が決して無駄にならないよう、最終戦で願いが叶わなかったことを力にして次に進まなければいけないと思います。

金子 大毅
19 MF
金子 大毅

最低でも引き分けで終わらなければいけなかったところを負けてしまい、とても残念です。(キャプテンマークを巻いて出場したことについて)曺貴裁監督が指名してくれて、もちろんチームを勝たせるつもりでプレーしましたが、自分の力不足を感じた試合でもありました。試合は先制点を取られたのがもったいなかったです。その後、2点のビハインドになりましたが、80分や85分に1点取ることができれば、さらにもう1点取ることができるチャンスが絶対に来ると思っていましたし、全員に「まずは1点取ろう!」と声をかけ続けていた中で、取ることができなかったことについては、チームが点を取りにいく時の迫力をもっと突き詰めていかなければならないと感じました。ルヴァンカップも天皇杯も敗退が決定してしまい、ファン・サポーターの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。その分、リーグ戦でひとつでも多く勝ちを掴み取って、「京都サンガF.C.を応援したい」と思ってもらえるようなプレーをしてきたいと思います。

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平戸 太貴
39 MF
平戸 太貴

(ゴールシーンについて)いい形で右サイドから崩して突破し、フウキ(山田楓喜選手)がいいボールを上げてくれたのが自分の前にこぼれてきて、しっかり決めきることができて良かったです。点を取ることができたのは良かったですが、チームとして勝てなかったので、非常に悔しい試合になりました。次はチームの勝利につながるゴールを決めたいと思います。ルヴァンカップに限らず、どの試合もそうですが、毎試合反省点や収穫があります。ルヴァンカップは敗退が決定しましたが、この大会で得られたものを今後のリーグ戦につなげていきたいと思います。今日の試合では試合の入りが良くなかったですし、後半、自分たちが点を取らなければならないのに隙を見せてしまいましたので、これからは隙を見せることなく、逆に自分たちが相手の隙を突いて勝ちに結びつけられるようにしていきたいと考えています。今日の敗戦を無駄にしないよう、リーグ戦で勝つためにチーム一丸となって戦っていきたいと思います。

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