グローバルコース 7月アクティブプログラム「テント泊キャンプ」を実施しました

京都サンガF.C.スクールでは、自分の目的・目標に合わせてクラスを選んでいただけるよう、様々なクラスをご用意しています。

グローバルクラスでは、サッカーのトレーニングだけでなく、アクティブプログラムというキャンプや他スポーツ体験など様々な体験を通じて、できることをたくさん増やし、自分の価値観を広げていくことをねらいとしています。(グローバルクラスの詳細、活動実績は下記よりご覧ください。)

7月はサンガタウン城陽の近隣施設でテント泊キャンプを実施しました。また、今回はグローバルコース「1日体験会」として、日帰りでの体験会も同時に開催しました。

サンガタウンでのサッカーの練習後、日帰り体験の新たな仲間の参加もあり、グローバル生はいつもと違った雰囲気のキャンプを楽しみにしていました。

緊張気味の体験生にはグローバル生から声をかけ、キャンプ場へ移動する道中でサッカーの話や学校の話をしてキャンプ地に着く頃にはすっかり打ち解けていました。キャンプ場ではグローバル生の虫取りが得意な子どもを中心に、昼間の約1時間だけでクワガタムシを何匹も捕まえる活躍に、体験生も驚いていました。

おやつとして自分たちで「アイスクリームづくり」を行いました。美味しいアイスクリームを食べようとみんなで力を合わせて、アイスクリームを固める時には、材料と冷し固めるための塩と氷が入った袋を一生懸命に振りました。みんなで協力して作ったアイスクリームを仲良く分け合い、食べるみんなの顔は、市販されているアイスを超える特別なおやつに満足げでした。

また夕食の「カレーづくり」の頃になると、火付け係・材料を切る係・ご飯を炊く係とみんなで役割を決めることもできるようになりました。家ではなかなか経験できない料理に、初めて包丁を握る子は緊張しながらも丁寧に野菜を切ったり、これまでのアクティブプログラムで経験が豊富な子どもは慣れない子のサポートをする姿も見られました。慣れない作業に苦労する姿も見られましたが、みんなでつくったカレーはとても美味しく、あっという間にお鍋は空っぽになりました。

夕食の片づけもみんなで協力して行った後、１日体験会のお友だちとはここでお別れです。後日、体験後の様子を保護者の方に伺うと、みんなとても楽しく過ごしたと話していたようで、中には虫取りでリーダーシップを発揮していたグローバル生とのお別れが寂しくて、解散後に泣きだしそうになっていた1年生もいたようです。

残ったグローバル生はテントを建てたことがある子が中心となり、みんなで知恵を出し合い四苦八苦しながらも何とか自分たちが寝るテントを完成させ、初めてテントを立てた子どもたちも達成感に満ちた顔を見せていました。夜のテントは外灯もなく真っ暗で、蒸し暑く寝苦しく眠れずに騒いでいた子どもたちも、一日の活動で身体も頭もフル活用したので、いつしか静かに寝入っていました。

朝を迎え、朝食づくりは火つけからスタートしますが、薪が夜の間に湿気ていたこともありグローバル生も色々と知恵を絞り、火を着けようとしましたが自分たちだけで着けられませんでした。悔しかった子たちは次のキャンプに備えて自由時間に火付け練習をし、次回こそは！と意気込んでいました。