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曺 貴裁 監督

退任を決めてから、神戸戦、広島戦、そして今日の長崎戦と、この2週間弱の時間は、本当に去就を発表したタイミングや自分の決断が正しかったのか考えながら、毎日を過ごしました。この最後を迎えるにあたって、今日で終わりだなっていうことは全く清々しい気持ちではなく、むしろ今日はこれだけ多くのサポーターに声援をもらい、こんなに多くの人に支えられて5年半の間京都で監督をしてきたんだなってことを改めて感じました。監督というのは成績が悪くて契約解除になるか、もしくは色々な理由で退任の挨拶ができないケースが多い中、皆さんに挨拶ができてよかったです。そして一緒にこの2週間、サンガタウンで、またスタジアムで一緒に戦ってくれた選手の凄さ、人としての素敵さ、そういうものを改めて監督として学んだ気がします。

私は高校生までここ京都でサッカーをして、たくさんの人にお世話になり、そして50歳を過ぎて京都で監督をする機会をもらいました。高校生だった当時、この亀岡の地にこんな感動的な空間ができるということは、私自身全く想像もしていなかったです。でも、京都の人たちで満員のスタジアムでサポーターからのエネルギーを受け、それを受けた選手たちの躍動感というのは、私の心に確実に刻まれました。自分の成長なくして選手に向き合うということはあり得ないと思っているので、監督として、また人として努力を重ね、自分が選手にふさわしい監督になっていきたいと思います。

(監督が目指してきたサッカーの全てがこの試合に出たのではないか)

今シリーズは様々な選手やトライをしながら、自分たちの強さをさらに高めていくところで少しノッキングを起こしたようなところもありましたが、選手はこの18試合を堂々と戦ってくれました。前節の広島戦を含めて、まだまだ我々の力が足りないことを思い知らされたので、今日の試合をベースにして、サンガはアジアタイトルに向かっていけると思います。何より選手がこのフットボールを信じて、それを愚直にやり続ける、そしてサポーターの皆さんがそのこと自体を愛し、愛情を持って選手たちを鼓舞してくれる。この空間そのものは、簡単な努力ではできないものだと思います。それぐらい今日はスタジアムとピッチが一体となった日にできたかなと思います。

(今日の試合を振り返って)

今日は相手コートでのプレッシングやボール奪取のところは非常に力強さがあり、前後半通じて長崎さんの時間になったことはほぼなかったと思います。欲を言えば2点目、3点目を取るところが今後の課題だったと思います。

アピアタウィア選手に関しては、自身も悔しい思いを何度もしてきましたが、今日のような集中力を持って、今日やホームで対戦したガンバ戦のようなプレーを続けてくれればこのリーグの中でも頼もしい選手になると思います。

佐藤響選手やアピアタウィア選手は大学の時から接している選手で、もうこれだけの時間を一緒に仕事をした後は、僕から離れてまた違った景色を見た時に、ここでの経験を必ず生かしてくれると思っているので、またその成長に期待したいです。

アピアタウィア 久
5 DF
アピアタウィア 久

(今日の試合を振り返って)

連敗していた中だったので、まずは勝利できて本当に良かったです。

(試合前のチームの雰囲気は)

もう曺さんと一緒に戦えるのも最後なので、みんなやってやるぞって雰囲気だったと思います。

(自身のパフォーマンスで曺監督に何か伝えることはできたか)

自分はターゲットを潰すプレーや、気迫あるプレーを出すことが曺さんへの恩返しだと思っていたので、しっかり実行できて良かったです。

(曺監督から受け取ったものは)

たくさんありますけど、1番は人間としての生き方を本当に教えてもらったなと思っています。この4年半で人として成長できたことは、本当に感謝しかないです。

(ここからどういうことを続けていきたいか)

来シーズンはACLもありますし、自分ももっと進化しないといけないと思うので、厳しく頑張っていきたいです。

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ラファエル エリアス
9 FW
ラファエル エリアス

(ゴールシーンを振り返って)

奥川選手からのクロスが素晴らしかったこと、自分はペナルティエリアの中でしっかりいいポジションを取れたことでしっかりゴールを決められたことは良かったと思います。曺監督の京都での最後の試合を勝って終わりたかったので、その結果を掴みとれたこともよかったと思います。

(ゴールの瞬間、ベンチに向かいました)

私が京都に来てから監督には本当に助けてもらいましたし、彼は素晴らしい歴史を京都で刻んだので称賛に値する人だと思います。その中で自分がゴールを決められたからこそ、感謝を伝えたかったです。

(プレーオフラウンドをどう戦うか)

どういうチームを作るか、どういうサッカーをしていくかというのは、スタッフ陣が今後考えていくことだと思います。吉田達磨ヘッドコーチがこの2試合を指揮することが決まっているので、スタッフの中でどういうものを準備し、それに対し選手たちでリアクションをしていくべきだと思っています。自分が今できることとしたら、今日もみんな体力的、感情的にもすごいパワーを出した1試合だったと思うので、しっかり休んで、次に向けてしっかり準備をしていくことだけだと思っています。

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