試合情報
ハイライト
- 監督コメント
- 選手コメント
昨年もここで悔しい負け方をしました。今日はそれと似たような感じではなかったですが、僕が監督に就任して6年目になります。その中でも最も酷い前半だったと感じています。自分たちがやるべきことも温度が低いし、やってやろうというところの精度も悪い。自分たちのミスと言われるものを全員がある意味許容してしまうような前半でした。PKを岳志が止めても、何も変えられなかったですし、やはりこれだけプアな前半を見てしまうのは、本当に監督として少しびっくりするぐらいのことでした。ガンバさんの非常にソリッドでコレクティブな戦いにそれを出させてもらえなかったという言い方がもしかしたら正しいのかもしれないですが、そういうことを差し引いても、ここ最近見ないようなボールの失い方、競り合いの弱さ、弱気になってしまって顔を出さないような、そういうプレーがちらほら見られたので、後半少し取り戻したとしてもそんなに甘くはない試合だったと思います。8試合終わって勝点0ではないんですけど、自分たちは明確に1番上を取るという目標を掲げた上で、そんなの無理だろと言われるような試合になってしまいました。
ここでどう自分たちのリバウンドメンタリティーを使ってホームで岡山さんに向かっていけるかだと思うので、ある意味今日は自分たちがプアだったことをちゃんと認識して、言い訳を探さずやっていかなきゃいけないですし、やはりチームとしてコレクティブな戦いをもう一度できるようにスタッフと選手としっかり話しながら次に向かっていきたいと思います。
ガンバさんは監督も新しくなられて、僕も長い間ドイツにいましたが、ドイツの若い監督らしいアグレッシブなサッカーに変わってるなというのは肌感覚でも理解できましたし、上から目線ではないですが、ガンバさんにおめでとうございますという言葉を言いたいです。
(試合前に想定していたものは?)
相手が我々のプレスの矢印を折るロングボールを入れてきて、そこをツートップで収めてサイドからというのはわかっていました。その取った後の次のボールに余計なアクションを起こして、またそれをなくして、連続攻撃されるという、要はなくしてからスタートしてゴール前で跳ね返すみたいなサッカーでした。それは僕も全然望んでることではないですし、選手もそれをやりたかったわけではないと思います。でもそういったボールの処理やワンプレーでのこだわりは、今日は非常に前半薄かったので、そこは本当に反省しないといけないと思っています。
(ハーフタイムに話されたことは)
ガンバさんの試合を見ていて、後半はインテンシティが落ちてくるのを映像で見て感じていたので、そういう展開になって点を取れればもちろんわからない展開でした。それで今日仮に逆転できていたとしても、決して何もいいところがなかった前半だったと思ってるので、やはりそんな甘くはないというのを改めて痛感しました。
(自分たちが出せなかったのか、それともやろうとしたことが外れた結果やり返されたのか?)
ガンバさんもボールの奪取率は高いチームですけど、そのボールがもう9割ぐらい相手に行っていました。そんなことは僕の中ではあり得ないぐらい、選手がそのワンプレーに対する温度を下げてしまった。そうさせてしまった責任を自分ではすごく感じています。そういう意味では、ハーフタイムをまたいで後半自分たちで持ち直したのは、あれを前半から最低限やれなきゃいけないのは間違いないことです。僕の話がハーフタイムの指示で変わるというのは本来おかしいことですから、最初からできる力が出せてなかったところに向き合ってやっていくべきだと思います。
(あえてこのような試合だから次に繋げられる何かはありますか?)
一昨年の後期から我々はJリーグでサードポジションを取り続けた自負はありますけど、その自負が自分たちのやるべきことへの障害になるのであれば早く捨てた方がいいです。自信を持って戦うとよく言いますけど、それが過度に思い過ぎると1つのプレーがいい加減になってしまうのは、それはサッカーだけじゃなくて社会の中でどこでも言えることだと思うので、それは自分自身が1番反省しなきゃいけないことだと思ってます。選手だけがそれを思えばいいという話は全くないですけども、我々はそういうものにもう一度向き合ってやっていかないといけない。少し前は、残留争いをして最終節で決まるような順位はそんなに遠い昔じゃないよということを改めて教えられたような気がします。
太田 岳志
こういうゲーム展開にさせてしまったのは、自分を含めチームの細かいミスが重なって難しい展開になってしまったと思います。1人1人の距離が遠かったですし、マルコやジョアンやソンジュンや天馬にボールが入っても、周りの選手がサポートするスピードは、後ろから見ていて少し遅いなとは思っていました。今年のガンバさんはインテンシティがほんとに強いので、細かいちょっとした時間の誤差でプレッシャーをかけられてしまって、良くない形で奪われてカウンターという現象が前半は特に多かったと思いました。
(去年と今年のガンバの違いはインテンシティやそういった部分ですか?)
そうですね。どっちかというとサンガに近いというか、インテンシティが高いですし、両ワイドにスピードのある選手がいて、カウンターも去年に比べてより強力だというのはスカウティングでも感じていて、そういった部分でやらせてはいけないと思っていたので、悔しいですね。
(前半は苦しい時間が続く中でも粘り強く守備をしていたと思うが?)
僕だけじゃなくて、チームで守備、攻撃含め、両方のゴール前で体を張るのはサンガにとって生命線なので、ディフェンダー陣含め、フィールドの選手みんなで体を張って、なんとか1失点で前半を終われました。ハーフタイムの時も1失点で済んだのはラッキーだったし、このままいけば相手の走りが落ちていくのはわかっていたので、なんとか自分たちのゲーム展開に持っていけるから、このまま続けようと話していたので、そこは本当にチームメイトに感謝です。
(個人としてはチームを救うビッグセーブがたくさんあったと思うが、PKシーンを振り返って)
ガンバさんはPKが多く、各選手の情報は頭に入っていたので、あとはその場の空気というか、自分自身もPK戦の経験はしてきているので自分の間合いに入ることだけを集中して反応しました。あとはうまく言えないんですけど、あそこに立った時点で、自分の空気だなというのは自分自身思っていたので、止めれる自信はありました。
尹 星俊
攻撃のところでもなく、全体的にシンプルにできていませんでした。守備もセカンドボールもほぼ全部取られて自分たちのやらなきゃいけないところが何もできていなかったなと思います。相手の方が走ってましたし、戦ってましたし、とても緩さがでた前半だったので、前半で勝負が決まった感じはあります。試合の入りのところから、相手の方が勢いに乗ってきて、受けた感じは結果的にあるので、やっぱり自分たちから起こしていかないとダメですね。
(どのように打開しようとしたか)
前半はあまりボールに触れずにいたので、自分でドリブルしたり、もっとシンプルに近い選手にパスを出したり、もっと前につけていくところは後半の方が出てきてたと思います。ただ、全体的に見ても不甲斐なかったです。
(今後に向けて、どういうところを活かしていきたいか)
自分たちはパスアンドゴーだったり、相手より走ったり、球際でも負けないところが売りで生命線だと思っていて、そこで負けてたら自分たちのサッカーができないので、そういうところは常に90分通して出していけたらと思います。

