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京都サンガF.C.
京都
明治安田生命J2リーグ第42節
125日(日) 13:04
サンガスタジアム by KYOCERA
試合終了
0
0 前半 0
0 後半 0
0
AWAY
ツエーゲン金沢
金沢

監督コメント

京都サンガF.C.

曺貴裁監督

この1週間で、前節に昇格が決まったことも忘れて今日の勝負に向かおうと準備してきました。選手たちはしっかりやってくれたのですが、やはり我々の立場からしたら非常に難しく、私がチームを1週間で気持ちを立て直せなかったという問題が大きかったです。前節にJ1昇格が決まってしまったということで最後の迫力や勢いが足りず、普段ならゴール前に5人ぐらいいるところが3人しかいなかったり、あと1〜2人剥がすというプレーが少ないということがありました。後半は少し良くなりましたが、サンガらしいプレーが今までより影をひそめてしまった感があります。3試合連続で無得点であったことをネガティブに捉えているわけではありませんが、金沢さんの頑張りに対して、最後までゴールをこじ開けることができなかった試合になりました。

ただ、年間通して勝点84獲れたことは、このサンガスタジアム by KYOCERAの熱気があってこそだったと思います。プレミアリーグやブンデスリーガのスタジアムはこういった雰囲気になることが多いのですが、そのどのクラブにも引けを取らないような雰囲気をつくってくれたファン・サポーターの皆さん、スポンサーの皆さまにはこの場を借りて感謝をお伝えしたいです。これからもっともっと京都のサッカー、サンガのサッカー、サンガスタジアム by KYOCERAでのサッカーをが楽しみにする人が増えるようになってもらいたいです。そして今年、今日までファイティングスピリッツを出してくれた選手たちに、心から「お疲れさま」と言ってあげたいです。今日をもってサンガを離れる選手が何人かいますが、こういう1年を送ったということを誇りに思ってもらいたいです。そして、サンガに携わっている人全員に幸せがもたらされるように祈っています。

Q.今日は難しい試合でしたが、前日のミーティングや試合前、選手たちに伝えたことを教えてください。
A.金沢さんが勝たなければいけない状況、他会場の試合によっては引き分けでも残留を決められるという状況など、さまざまなパターンが考えられたので、どういう戦い方をしてくるか予想が難しかったので、あまり相手のやり方を正面から受けすぎないように意識していました。しかし相手ゴール前で人数をかけて守られると、こじ開けるのは難しかったです。それでも1点取れれば良かったと思います。J1昇格を決めたことで決して気が緩んだわけではありませんが、安心感のせいか迫力が一歩欠けていたことと、相手が我々との対戦のために準備してきたことが相まって試合が難しくなりました。ただ、この状況でそういうことになるのはある程度計算しておかなければならないのですが、結果的に最後までゴールをこじ開けることができない展開になってしまいました。

Q.今日の後半はどのようにしてゴールを奪うプランだったのでしょうか?

A.前半は少し相手が前に来るとすぐに横へのパスばかりするようになったので、そこをドリブルして入っていったり、ワンツーで崩していったりすることで、ゴール前でのスピードアップを図るよう指示しました。後半、少し良くなったのですが、コンマ何秒やコンマ何メートルの差でボールが合わず、なかなかシュートまで持ち込むことができませんでした。ただ、強いチームはそんな状況でもミドルシュートをゴール隅に決めたり、クロスの精度を上げたり、もっと人数をかけて相手ゴールキーパーを迷わせたりできるので、そういうところが年間を通しての課題だったと思います。

Q.シーズン序盤と現在を比べて、どのような成長を感じますか?

A.シーズン当初は、私が求めることに対してただ「やってみよう」というチャレンジだけでした。しかし、チャレンジをした結果出てくる状況に対しての対処もシーズン通して積み上げてきました。今日の試合のように戦術的なエラーや技術的なエラーがありますが、どんな状況下でも勝点を獲っていけるようなメンタリティが、開幕時よりもついたと思います。

Q.今シーズンでサンガを離れる選手についてどのように思っていますか?

A.私は今シーズンからサンガに来ましたが、2021シーズンのJ1への切符にしっかり足跡を残してくれました。出場時間などいろんなものが少なくなったかもしれませんが、毎日の練習でチームを高めようと努力し続けてくれたことに、心からの敬意を払いたいです。サッカーだけに限らず、彼ら、彼らのご家族が未来において幸せな人生を送れますよう、応援団としてサポートしていきたいと思います。

Q.シーズン終了しての心境をお願いします。

A.たくさんのファン・サポーターの皆さんが入ったサンガスタジアム by KYOCERAでの試合は、非常に熱量が上がって、我々のチームとしての良さを引き出してくれると改めて感じました。そういうところで指揮を執っている私は、改めて幸せだと感じています。

選手コメント

  • 4 MF
    松田 天馬
    前半、全体的にボールを支配できたところは悪くなかったですが、ハーフタイムに曺貴裁監督が言ったように、ゴール前の迫力が足りず、本気で点を取りに行くという姿勢があまり感じられなかった部分は残念でした。後半、多くのチャンスをつくることができるようになりましたが、来年J1で戦うならもっと質を上げていかなければなりませんし、ああやってガチガチに守備を固められても、個人の打開力を発揮したり、ドリブルで相手がいやがるエリアに侵入したりしなければならないというのが個人の課題として残りました。シーズンを振り返れば、個人としては、キャプテンという非常に良い経験をさせていただきましたし、シーズンを通しての戦い方やゲームへの向き合い方などをたくさん学ぶことができました。チームとしてもサッカーに対する意識がすごく上がりましたし、コミュニケーションを大切にすることや、もっと成長したいという気持ち、チームを勝たせたいという意識がずいぶん向上したと思います。選手一人ひとりが責任を持ってプレーできるようになりましたし、最初の5試合は簡単なミスから失点していましたが、年間を通して見れば非常に少なくなりました。選手一人ひとりの思いがチームを安定させてくれたと思います。また、チームを支えてくれる選手が時期ごとに次々と出てきましたし、ケガで苦しんでいる選手がいても他の誰かが台頭してチームを盛り上げてくれました。その積み重ねによって良いバランスを積み重ねることができたシーズンでした。ただ、自分自身に点をつけるとすれば40点ぐらいです。シンプルに成績を見てもあまり良いとは言えません。キャプテンとしてはチームを誇りに思いますし、やり遂げた実感がありますが、そこだけですね。シーズンオフは実家に帰る以外何も決めていませんが、まだまだこのままではJ1の上位に行けないと思いますので、もっとステップアップして旋風を巻き起こしたいと思います。
  • 19 DF
    麻田 将吾
    終始自分たちが主導権を握って試合を進められたと思いますが、ここ3試合で点を取れていないことが来年への課題として残りました。それが明確になったことはポジティブに捉えたいです。あと、無失点に抑えられたのはすごく良いことなので、そこは来年に活かしていきたいと思います。(今季21度目のクリーンシートとリーグ最少失点について)ディフェンスは最終ラインの4枚とゴールキーパーでできるものではないですし、チーム全員が意思統一できていたことがこういう結果につながったと考えています。今節、ヨルディ・バイス選手が出場できませんでしたが、今季、彼がディフェンスリーダーとして頑張ってくれました。僕がコンビを組ませてもらいましたが、彼から学んだことは、とても多いです。今日、バイス選手不在の中でもゼロに抑えられたのは良かったです。振り返ると今シーズンは早く過ぎていったと感じていますが、中身が濃くて、一年を通して集中できたことで、そう感じたと思います。今シーズンはこれで最後ですが、個人・チームで良かったところ、悪かったところをしっかり振り返って来季につなげていきたいです。本当に1年間応援ありがとうございました。シーズン最初の方はコロナ禍による無観客試合もありましたが、徐々にファン・サポーターの皆さんの応援や拍手が増えるにしたがって、やはり皆さんの力って大きいと改めて感じましたし、振り返れば皆さんの力で取ることができた1点もありました。本当に僕たちの大きな力になりました。来年はさらに厳しい戦いになると思いますが、精一杯の応援をよろしくお願いします。
  • 31 MF
    福岡 慎平
    金沢さんはかなり後ろに枚数を固めてきたことに対して、前半はフィニッシュのところに飛び込む選手が少なかったり、足が止まっていたりした部分がありました。後半は切り替えて全員で点を取りに行くという気持ちで臨んで結果0-0でしたが、自分たちがやりたいサッカーはできたと思っています。(相手を崩すためのプランについて)もう少しペナルティエリアの角に走り込んだり、そこからクロスボールを入れたり、そこから飛び込むなど、もっと大胆なプレーを織り交ぜながら行こうと思ったのですが、自分たちも狙いすぎたところがありました。今シーズンの1年間はあっという間で、非常に濃く、かなり成長できた1年でした。来年はさらに成長速度を上げていきたいと思っています。(今シーズンでサンガを離れる選手に関して)キョウヘイくん(黒木恭平選手)も庄司くん(庄司悦大選手)も僕がトップチームに登録された高校3年生の時の夏にサンガに加入して、そこから一緒にプレーしてきました。2人から学ぶべきプレーは本当に多かったですし、人間としても素晴らしい選手たちだったので、契約満了と聞いた時は悲しかったです。ことしは庄司くんと話すことが結構多くて、試合に出られなくても練習から120%で取り組んでいる姿を見て多くのことを学びました。また、試合中やハーフタイムに庄司くんが外から見ていてどんな風に感じているのか意見を聞くことが多かったです。今日も「シンペイ、頑張れよ」という言葉をもらった時はグッとくるものがありました。キョウヘイくん、庄司くんと一緒にプレーできて幸せでした。(シーズン終了セレモニーで感じたことについて)この1年、スタジアムやDAZNを通じて自分たちの試合を見てくださって、本当に僕たちの力になりました。特にリーグ後半戦でのホームゲーム無敗は、ファン・サポーターの皆さんの力に助けられたからだと思っています。いろんな感情と共にスタジアムを周回させていただきました。

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