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2016.07.24
U-18

【U-18】「第40回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」明日7/25(月)開幕!

各地域の予選を勝ち抜いてきたクラブチームが集結する夏の祭典、『第40回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会』が明日7月25日(月)から開幕する。同時期に開催される全国高校総体(インターハイ)が部活の日本一を決める大会なら、こちらはクラブチームの日本一を決める大会だ。国内外で活躍する選手たち、そして京都サンガの下部組織出身選手たちも勇士を見せてきた歴史がある。

まず大会方式を確認しておきたい。全32チームが4チームずつ8組に分けられてグループステージを戦う。各グループの上位2チーム、計16チームがノックアウトステージに進出し、そこからはトーナメント形式となる。試合会場は準々決勝まで群馬県各地で行われ、準決勝からは東京の味の素フィールド西が丘に戦いの舞台が移される。

この大会を語る上で外せないのが、過酷な環境と日程だ。夏の群馬県は気温が非常に高く、それに伴う選手の消耗も激しい。少しでもプレーしやすい環境を作るために、大会サイドも第1試合のキックオフを気温が高くなる前の朝9時に設定するなど工夫をこらしている。だが、グループリーグは1会場で2試合を実施する必要がある中で、サンガU-18は3試合全てが第2試合の11時30分キックオフとなってしまった。日程も4日間で3試合という厳しいものだ。そこで戦えるだけの体力があるかどうかはもちろん、選手交代や起用法などに必要な選手層の厚さや、適切な水分補給を行えるかも大事になる。苛酷な環境でゲームを行うことには賛否があるが、様々な要素が垣間見えるという側面があるのも確かだ。そうした大会に、選手だけでなくスタッフも含めたチームが一丸となって挑むことになる。



サンガU-18は、5月に行われた関西大会を1勝1分1敗の2位で通過。本大会ではGグループで初日にガイナーレ鳥取U-18と、2日目にモンテディオ山形ユースと、3日目に柏レイソルU-18と対戦する。タイトル獲得を目指してスタートを切った今季だが、プリミアリーグでは苦戦の連続だった。それだけに中断前の最後の試合となった第9節・大津高校戦での今季初勝利が持つ意味は大きい。目に見える結果が出たことで選手の心理的な重圧は軽くなったはずだ。1勝するまで苦しんだ分、その喜びや充実を改めて感じることもできただろう。『また、みんなと喜びたい』――そうした奮起にも期待したい。

短期決戦では初戦が重要、とよく言われる。それは間違いないのだが、昨年の同大会でサンガU-18は初戦を勝ち、通算成績も2勝1敗の勝ち点6という成績ながら、グループ3位となってノックアウトステージに進めないという悪夢を経験している。第3戦の試合終了間際まで2-0とリードしていたが、最後の最後に1失点を奪われてしまい、最終的に勝ち点と得失点差で並んだ相手に総得点で下回っての敗退となってしまった。森岡隆三監督は「楽なゲームなんて一つも無いことは、選手も十分に理解していると思う。もちろん、自分もそうだ。」と1年前の悔しさを思い出しながら言葉を紡いだ。「まずはグループリーグ突破。それが現実的な目標だと選手にも話しました。いきなり体力はつかないけれど、意識の部分やちょっとした連携なんかは取り組める。そういう細かなところも含めて、一つ一つの試合をしっかり戦っていきたい」と意気込みを語っている。



炎天下での試合が予想されるだけに、ボールを保持することで自分たちの体力の消耗を抑えるのか、それとも積極性を全面に押し出して戦い切る方向へ舵を取るのかなど、状況に応じた戦いの選択も求められるだろう。厳しい環境で強敵たちと戦うことになるが、その中で得られるものもあるはずだ。その為にも、結果と内容を積み重ねて、一つでも多くの試合を経験したい。森岡監督はグループリーグ突破を現実的な目標にあげたが、短期決戦では勢いにのったチームが大会を盛り上げることが往々にしてある。サンガU-18は虎視眈々と全国での活躍を狙っている。
[文:雨堤俊祐]

■京都サンガF.C.U-18 グループステージ試合日程
第1戦 7月25日(月)11:30kickoff vs.ガイナーレ鳥取U-18@NTT図南
第2戦 7月26日(火)11:30kickoff vs.モンテディオ山形ユース@富士見総合
第3戦 7月28日(木)11:30kickoff vs.柏レイソルU-18@県立敷島
大会の詳細は、一般財団法人日本クラブユースサッカー連盟オフィシャルサイトをご覧ください。

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