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2015.07.11
試合情報

【明治安田J2第23節vs.長崎プレビュー】監督交代の悔しさを胸に、すべてをピッチ上に!

徳島ヴォルティス戦での敗戦(0-1)から2日後の7月10日、サンガは和田昌裕監督の解任と、石丸清隆ヘッドコーチの新監督就任を発表した。

「クラブの判断は間違っていないと思いますし、そこに関しては僕自身は何も言い訳はない。僕自身がチームを離れることでチームがよくなってくれることを祈っているし、まだまだ十分巻き返すことは可能だと思っています」と語った和田監督。期待に応えられなかった無念さを述べながら、自身の進退を契機にチームの巻き返しを願った。

石丸新監督は昨シーズンまで愛媛の指揮官を務め、今シーズンからサンガのヘッドコーチに就任。苦しいチーム状況でバトンを受け取る形となったが、「(監督交代は)自分自身も責任を感じていますが、逃げるわけにはいかない。とにかく今チームが良い方向へ向かうようにやりたい」と決意を語るとともに、「数字上でもかなり厳しい状況だとは思いますけど、可能性はゼロではないですし、可能性がある限り最後まで諦めずにやりたい。まずはプレーオフ圏内を目指してやっていきたいし、選手、スタッフとともに全員で闘えるチームになっていきたい」と、J1昇格を諦めていない。

そうした状況で迎えるアウェイでのV・ファーレン長崎との一戦。対戦相手の長崎は8勝7分7敗で現在10位に位置しているが、夏場に入ってシーズン序盤の勢いはなく、ここ7試合勝利がない。サンガは通算の対戦成績で4勝1敗と大きく勝ち越しているものの、4月に西京極で行われた試合では1-4と大敗を喫し、長崎に対サンガ初勝利を献上してしまった。

ここ2試合無得点と自慢の攻撃力も影を潜めているサンガだが、石丸新監督が「守備の改善というのは誰の目から見ても明らかだと思いますし、失点数を見ても今は2点以上とらないと勝てないので、そこは地道にやっていくことが必要」と語るように、まずはチームディフェンスの構築が急務だろう。

今シーズン勝利を収めた試合を振り返ってみれば、前線、中盤、最終ラインの連携がよく、高い位置からのプレスで素早い攻撃につなげてゴールを奪ってきた。チームとして守備が機能すれば、自ずと得点も増えるはずだ。

今回の監督交代を受け、選手も一様に悔しさと責任を感じている。ともに今シーズンからチームに加わった山口は、「結果がすべての世界ですけど、プレーしているのは僕らですし、責任は僕らにあると思います。本当にもう一回考え直さないといけないし、意識を高く持たないといけない」とコメント。大黒も「この結果は非常に残念ですけど、チーム状況が苦しい今、和田さんも常々言っていたように、みんながもっと本気を出してやらないといけない」と唇を噛み締めた。

それでも闘いは続き、前を向くしかない。「もう一回みんなで一致団結して、マルさんの期待に応えることができるように、しっかり準備していきたい(駒井)」。「今後も和田さんは京都の試合を見てくれると思うし、自分が成長した姿を見せることで和田さんに少しでも恩返しをしていきたい(菅沼)」。

それぞれの選手が、それぞれの思いを胸の内に秘めて闘う。監督が代わっても難しい状況はすぐには変わらないが、まずは目の前の試合に集中し、すべてをピッチの上に置いてくる。

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【2015明治安田生命J2リーグ第23節】
■日時:2015年7月12日(日)18:00キックオフ
■対戦:V・ファーレン長崎 vs. 京都サンガF.C.
■会場:長崎県立総合運動公園陸上競技場
《アクセス》  http://www.v-varen.com/stadium
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「可能性がある限り、諦めずに、最後まで全員で闘う」と7/10付で監督に就任した石丸新監督。
「僕たちが招いた結果。責任を感じている」と現実を受け止める菅沼。守備の改善に向けて、重要な存在となる。
中盤で存在感を発揮する和田。中盤を支える存在として期待がかかる!

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