ニュース

2011.09.03
トップチーム

待ってた!コウヘイ

チームが始動したばかりの1月、トレーニング中にケガを負ったコウヘイ。

左膝前十字靭帯損傷で全治半年という残酷な宣告だった。

 

長い、長いリハビリ生活。

 

チームの中心となるコウヘイの長期離脱。

大木監督はケガの知らせを聞いたときの心境をこう振り返った。

「シーズンの頭で、せっかくやる気で来たのに、最初からケガでスタートになってしまった。彼にとって大変な状況を作ってしまったという気持ちが強かった。彼は試合に出たくて、出たくてしょうがなくて、そんな中でのケガだった。自分で責任を感じているところがあったので、まずは治すことが大事だと。治ったら十分できるし、治ることもわかっている。慌てずに治してもらいたいなという気持ちでいた」。

 

8月26日千葉戦前日、練習の最後にメンバーを発表する大木監督。

発表直後、コウヘイに抱きついて喜びを共にするチームメイトの姿があった。

 

千葉戦、移籍後初のベンチ入りをしたコウヘイは、準備を万端にして待っていた。

1枚目、2枚目、3枚目のカード・・・。

コウヘイは呼ばれなかった。

 

「あの展開ではコウヘイは入れられなかった」とゲームを振り返る大木監督。

「コウヘイが千葉から来た選手だからベンチに入れたというのは、まったくない。彼がいいと考えて選んだ」。

 

試合後、元チームメイトの千葉の選手たちからは、ケガの心配をされた。

チームが勝てたことがなによりもうれしかった。

 

コウヘイは、千葉戦で公式戦の雰囲気をつかみ、次への準備をした。

 

そして、9月1日愛媛戦、後半42分、プロデビューを果たしたのと同じ西京極のピッチに戻ってきた。

大木監督に指示を仰ぎ、大きくジャンプをしてピッチに入った。

 

ファン・サポーターの温かい声援や拍手に後押しされて、ピッチを走った。

アディショナルタイムは4分。勝つために投入されたコウヘイ。試合は0-0のドローのまま動かなかった。

 

試合後コウヘイは、「チームが勝てず悔しい。短い出場時間だったが大事な1歩を踏み出せた」と語った。

 

2005年にはJリーグヤマザキナビスコカップで優勝し、2009年にはJ2降格も経験した頼れるコウヘイが、ここから巻き返しを図る!

 

 

 

ケガを克服し、初のメンバー入りを果たしたコウヘイに思わず抱きつく
ファン・サポーターもコウヘイの復活を待っていた
古巣・千葉に勝利!試合後スタンドに手を挙げるコウヘイ

この記事をシェアする