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2008.04.26
試合情報

【J1第8節vs浦和プレビュー】チームひとつに、サンガらしく

前節、アウェイでの新潟戦、前半4分にアレッサンドロのゴールでいきなり先制される。アウェイでの連戦の影響か、立ち上がりは動きが重かったが、その後は流れをつかみ、佐藤や田原がシュートを打つなど、いい形でチャンスを作った。だが、同41分、シジクレイが2度目の警告で退場となり、厳しい展開に。ハーフタイムで気持ちをひとつにし、強い気持ちで臨んだ後半は、ひとり少ない中、いつも以上の運動量で早いプレスをかけ、新潟の攻撃の芽を摘んだ。サンガは自分たちの戦い方を変えず、ボールを奪っては、前線に入れて何度もチャンスを作った。
しかし、後半35分にアタリバが一発退場、同37分に増嶋が2枚目の警告で退場。これに抗議した加藤監督が退席処分となり、さらに戦況は厳しくなる。それでも集中力は途切れることなく、自分たちの戦いを貫いた。最終的には3人少ない状況に立たされるが、サンガペースで試合を進め、後半は新潟に1本もシュートを打たせず、追加点を封じた。運動量が落ち、守りに入る新潟に対し、攻守にわたり走り回り、シュートは新潟の倍以上の11本を放ったサンガ。田原の再三にわたる惜しいシュートなど、攻撃の手を緩めない果敢な戦いを挑み、最後まで気持ちを強く戦ったが、0-1まま試合終了となった。
選手そして、スタジアムに駆けつけたサポーターが気持ちをひとつに、勝利を求めた。3人少なくなっても、勝利を信じて諦めなかった。退場した選手たちの悔しさを思い、残りのメンバーで力を振り絞って戦った。これからまだまだ試合は続く。この新潟戦での強い気持ちを忘れず、悔しさを胸に秘めながら、厳しい戦いの中でサンガは成長していく。

今節対戦するのは、今季3度目の対戦となる浦和レッズ。今季の戦績は1-1、3-3。前節、5連勝を賭け、大宮とのさいたまダービーに臨んだ浦和は、激しい攻防の末0-0の引き分けに終わり、連勝はストップ。勝ち点13で5位に順位を落とした。浦和は、まだまだ連係が未完成で、思い通りのサッカーができていない印象だ。だが、前線にはFWエジミウソン、FW高原、FW永井など、個の力が高い選手が揃っている。特に、久々代表候補選出となった永井のキレのある動きが目立つ。また、高原も大宮戦でドリブルからDFをかわし強烈なミドルシュートを放つなど、調子を上げてきている。そして、左太もも痛で戦線離脱していたFW田中達も前節復帰を果たした。MF阿部、DF闘莉王、GK都築など、日本代表候補としてトレーニングに参加し、モチベーションが上がっている。今季いまだサンガ相手に勝ち星を挙げていない浦和は、アジアチャンピオンのプライドをかけ、容赦なく勝ち点を奪いにくるだろう。だが、チームの戦い方がしっかり浸透しているサンガ。監督はベンチにいなくとも、その考えは選手たちの中にはっきりとある。個の勝負ではなく、チームとしてしっかりと戦い、勝利を手にしたいところだ。自分達の力を信じて戦いたい。地の利を活かし、先にチャンスをつかみたいところだ。

新潟戦で数的不利の状況の中、声を出しチームを鼓舞した森岡は、試合後、「たしかに納得できない場面はあるけど、レフェリーに関しては、どんなジャッジがきてもこれもサッカーの一部」とコメントしている。どんな状況になろうとも、気持ちは揺らぐことなく最後まで諦めずにプレーする姿勢をピッチの中で示した森岡。そのプレーは、観客にも伝わったはずだ。また、果敢な突破を見せた中谷は、「今日のような気持ちをもって、残り試合も戦っていきたい」とコメント。選手たちはこの試合を経験してさらに、強い気持ちを持った。新潟戦に出場できなかった柳沢は、「あの試合のピッチにいたかった」と話す。それだけ気持ちの強く出た試合だった。選手としてその場にいれなかった悔しさを感じたのは柳沢だけではない。加藤監督は度々、チームを船に例える。「みんな同じ船に乗っている」と。前進するために下で漕いでいる人間もいる。いつでも上に出て漕げるように準備を万端にしている選手たちがいる。徳重選手は「(出場停止で)出られない選手はとても悔しいと思うので、その選手たちの分までチームとしてまとまって、勝ちきる試合をしたい」と気持ちを込める。
明日ホーム浦和戦、夕方4時キックオフ!チーム一丸となって最後までファイトする試合を見せてくれるだろう。
今節もアグレッシブなプレーで中盤の活性化を期待したい佐藤選手
センターバックでのスタメン出場が濃厚な森岡選手。シュート練習に精を出す
前回、西京極での対浦和戦で値千金の同点ゴールを挙げた渡邉選手。明日の試合に向け、気合十分!

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