ニュース

2008.04.18
試合情報

【J1第7節vs新潟プレビュー】最後の1秒まで、熱き戦いを!

前試合のナビスコカップ第3節、敵地・駒場に乗り込み、浦和に挑んだサンガ。日本代表選手をそろえ、ほぼベストメンバーの浦和に1-1で引き分け、勝ち点1を獲得した。前半15分、今季初スタメンの林が浦和MF山田のパスミスを奪ってゴールまで持ち込み、先制ゴールを決める。同39分、MF梅崎に一瞬の隙を突かれ、同点ゴールを許すが、森岡を中心としたサンガ守備陣が高原・エジミウソンの強力2トップを抑え込み、十分な仕事をさせない。後半に入り、浦和は高原に代えて永井を投入。さらに終盤には闘莉王を前線に上げて猛攻を仕掛けてくる。それでもサンガは豊富な運動量で組織的に守り、最後まで追加点を許さず、浦和のサッカーを封じ込めた。後半、田原の惜しいシュートなど、勝ちきれるチャンスもあったが、敵地で最後まで粘り強く戦い抜いた。浦和との戦いを終え、加藤監督が「どのチームともある程度の試合ができると確信した」と語るように、サンガは確実にチーム力を上げ、J1で戦えるチームに成長している。だが、J1での戦いは甘くない。サンガはこれまで昇格と降格を繰り返し、その厳しさを身をもって感じてきた。1試合1試合確実に勝利を積み上げ、さらにチーム力をアップしていきたい。

今節対戦するのは、アルビレックス新潟。鈴木監督のもと、バランスのとれたパスサッカーで昨シーズンはチーム史上最高の6位という好成績を残した。J1昇格から5年目となる今シーズンは、いまだ勝利を挙げられず、リーグ最下位に低迷しているが、第5節柏戦、第6節G大阪戦とアウェイ2連戦を引き分けて、勝ち点を挙げており、上昇の兆しを見せている。警戒すべきは、新潟の攻撃を司るこの3選手。まずは今季新加入したFWアレサンドロ。昨年、ブラジル全国選手権2部で30試合25得点を挙げ、得点王に輝いており、その得点感覚は折り紙付き。公式戦ここ2試合(13日、16日)で3得点を挙げ、本来の調子をつかみ出した様子。さらに同じく新加入のMFダヴィは、鋭いドリブルと得意の左足から繰り出される良質のパスで攻撃を加速させる選手。そして最後の一人は、昨年日本代表で活躍したFW矢野。強さと器用さを持ち合わせた選手なだけに、高い位置でボールを奪われると怖い存在だ。サンガとしては、これまで通り、組織的な守備で新潟の攻撃を封じ込め、奪ったボールをシンプルに敵陣へと運んでいきたい。今節も積極的なプレスでチャンスを狙いたいところだ。

サンガの注目選手は、本日発表のU-23日本代表候補メンバーに選出された中山。前回の招集では、アンゴラ戦に出場し、アフリカ独特の身体能力の高さを体感したという。その経験を生かし、新潟でも相手外国人選手に恐れることなく果敢に戦ってくれるに違いない。中山は「代表での経験はサンガで生かしたいし、サンガでの経験は代表で生かしたい」と話す。サンガでの活躍が北京オリンピックという夢につながる。攻守にわたりモチベーション高くプレーし、チームの勝利に貢献してくれるはずだ。また、浦和戦でチャンスを逃さずしっかりと得点に結びつけた林は「得点の喜びよりもチームとして勝てなかった悔しさのほうが大きい」とコメント。その悔しさを爆発させる機会が、今節もきっと訪れるはずだ。

大勢のサポーターの前で今季初勝利を手にしたいホームの新潟は、チーム一丸となって必死に戦ってくるだろう。しかし、「相手がどこであっても同じ気持ちで、1試合1試合勝ちきる試合をすることしか考えていない。そういう意味で、相手の状況よりも自分たちが最後まで走りきる、最後の1秒まで気を抜かない戦いをしたい。」と加藤監督が語るように、サンガも勝利への気持ちを忘れず、自分たちのサッカーを見せてくれるはずだ。
加藤監督の話を真剣な眼差しで聞く林選手
代表入りしモチベーションもアップ。中山選手の攻守にわたる活躍に注目!
浦和戦終盤に途中出場したパウリーニョ選手。ケガから復帰し、コンディションは上々!

この記事をシェアする