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あんちゃんレポート(11/10~11/13)

2021/11/13| トップチーム

11月7日(日)、アウェイでの第38節ジュビロ磐田との首位攻防戦。皆さんはどのように感じましたか?試合前の雰囲気、アウェイ席のサンガサポーターの皆さんでのコレオグラフィー、緊迫した試合展開。上位にいる両チームの戦いに、スポーツの素晴らしさを感じた日でもありました。

試合内容は、前回対戦からの成長を感じる引き締まった内容で、上位対決に相応しい試合だったように思います。0-1で敗戦したことは悔しい結果ではありますが、サンガの歩みがストップしたわけではありません。この敗戦は残り4試合に対する覚悟をさらに深めた試合になったはずでしょう。

11月11日(木)のミーティングでは、曺監督から「エネルギー」という言葉をキーワードに自分たちの戦いを振り返りました。

”勝利を求める中で、100%のエネルギーを積めてプレーをできているのか?”

シーズン終盤、現在のサンガの状況を考えると、勝利への強い想いからミスに対する恐怖感は自然と高まっていきます。それは責任を伴っているという見方もできますが、相手にとっては怖くない判断も生まれます。残り4試合を前に、ネジを最後まで巻きなおしてフルパワーで相手に挑んでいくメンタルを共有しました。

ミーティングを聞いて、ふとサンガのサッカーについて考えてみたのですが、サッカースタイルというのは色々あって、ポゼッション志向、カウンター志向、そのなかでもチームによって様々な戦術があります。今季のサンガを考えてみた時に、攻撃はゆったりボールを回すわけでもなく、かといって淡白に前線に放り込むわけでもない。常にゴールに向かってプレーすることが根幹にあり、縦への推進力を発揮しながら前線に人数をかけてプレーしています。守備面もブロックを形成して相手を引き込むのではなく、自分たちからアグレッシブにボールを奪いに行き、ハイプレスで守備時にも先手を打っていく。攻守において攻撃的なプレーというスタイルだと思います。

言葉だけで言えばゴールを奪うための最短のスタイルに聞こえ、どのチームもそうすればいいのにと思いますが、少しサッカーを知っている人ならリスクやハードルが高いと考えるでしょう。しかし、今のサンガの選手たちは最少失点、得点数もリーグ上位とこれらの数字が、このスタイルでプレーできることを証明しています。選手の能力、戦術の密度などそれを可能にしている要素は色々あると思いますが、その原動力は全員のエネルギーが迷いなく相手ゴールに向かっていることで、そのエネルギーが大きいほどアグレッシブな選択が生まれ、逆にエネルギーが少なければサンガのサッカーは成立しないのではと思います。ここから4試合でさらにエネルギーをたぎらせ、アグレッシブで攻撃的なサンガスタイルを見たいですね。

明日・11月14日(日)は、ホームでの第39節ブラウブリッツ秋田戦です。ファン・サポーターの皆さまの熱気は、必ず選手たちの背中を押します!サンガスタジアムby KYOCERAに選手に負けないぐらいの最高のエネルギーを充満させて、みんなの力で秋田を圧倒しましょう!!ではまた^^

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■ライター(あんちゃん)紹介

京都サンガF.C.ブランドアンバサダー 安藤淳(あんどう・じゅん)

[プロフィール]

関西大学卒業後の2007シーズン、サンガに加入。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまでサンガに在籍し、その後、セレッソ大阪、松本山雅FC、愛媛FCでプレー。2019シーズンにサンガに復帰し、2020シーズンは主将としてチームを牽引。ケガのため、2020シーズンを持って現役引退。

生年月日:1984年10月8日

出身地:滋賀県

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