マッチプレビュー

千葉との9月最終戦。ディフェンスを安定させ、再び白星街道へ！

シーズンの後半戦に入り、2020明治安田生命J2リーグは残りちょうど20試合。現在は勝点10差が付いている上位2チームに、追い付き、追い越していくため、京都サンガF.C.がここからどんどん調子を上げてくれることを期待しよう。

大宮をホームに迎えた前節は、2点を先制しながら後半に4失点。2-4で敗れた。逆転負けもホームゲームでの敗戦も今季初めてのこと。「非常に悔しい」（森脇良太）と選手も表情を曇らせる試合となった。特に4失点した守備面の見直しは喫緊の課題だが、それでも明るい材料があった。サンガに加入後まだノーゴールだった中川風希が、2ゴールの活躍を見せてくれたことだ。18年シーズンにはJ3で年間16ゴールを記録しているように、中川は本来、得点力に秀でたアタッカーだ。彼がゴールの感覚を取り戻してくれたなら、今後のチームの得点源としても計算が立つ。

9月最後のゲームとなる今節は、千葉とのアウェイ戦。第17節では2-0で勝利している相手だ。その前回対戦から今季最多の3連勝、さらには4試合連続のクリーンシートがスタートした。約1カ月ぶりの千葉との再戦で同一カード連破を果たし、3連勝時の勢いを再び取り戻そう！