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選手インタビュー


大西勇輝選手×永島悠史選手×奥川雅也選手インタビュー

――3人は今季、U-18からトップチームへ昇格しましたが、プロ選手として過ごす日々はいかがですか?

永島:チームメイトにベテラン選手が多いので、学ぶことが多いです。まだプロの世界の全てを把握しているわけじゃないので、経験のある選手、日本代表や韓国代表で活躍してきた選手を見習っているところですね。チームとしてはまだ勝利が少ないので、強くしていく為にはリーグ戦に出られていない僕たちが下から刺激を与えていくことが必要。そういう意味でも、アカデミーから昇格した僕たちで積極的にやっていきたいです。

大西:プロになれたというより、やっとスタートラインに立てたという感じです。慣れてしまったら、それ以上の成長はない。常に謙虚な気持ちで上を目指せるかを自分に問いかけてやっていこうと思っているし、その為にも試合に出ることを目指しています。試合に出れない期間が続くと、やっぱり人は自信が薄れていくというか挫けそうになることもあると思うので、なんとかチャンスをつかんでいきたい。僕はそれを「3人で」という気持ちが強いんです。この3人で何かをやってのけたい。そう思って練習に励んでいます。

奥川:僕は昨年の怪我(2014年10月、U-19日本代表として参戦したAFC U-19選手権・ベトナム戦で負傷)で合流が遅れたんですが、いま公式戦でチームが苦しんでいる中で、僕たちが頑張らないとチームが強くなっていかない。その為にも、まずは個人のところ。僕はまだまだプレーが追い付いていないので、上手な人たちのラインに並べるところまで持っていきたい。そして練習から、やる気を見せていきたいです。



大西勇輝選手×永島悠史選手×奥川雅也選手

永島悠史選手

――永島選手が話したように、今季のサンガには経験豊富な選手が多く在籍しています。彼らから日々、どんなことを学んでいますか?

大西:サッカーを良く知っているというか、ピッチをより大きく見ていますよね。プレーの判断もそうですし、若い選手に気を掛けてくれる。喝を入れるのが上手いというか。そこは接する中で感じています。逆に僕たちもベテラン選手には無いものを持っていると思うので、若さや運動量の部分がベテラン選手の経験と上手く混ざり合えば、チームとしていい結果につながるんじゃないかと思います。

永島:例えば僕とナミルさんとでは倍くらい年が離れているので、練習中にマッチアップして負けた時には悔しさもあります。でも、落ち着きがあるのは感じますよね。それと、サッカーへの取り組み。例えば(山瀬)功治さんは年齢で言えばベテランですが、練習中やその前後の取り組みや意欲を見ていると、すごく若々しいというか。そういった姿勢は尊敬しています。

奥川:実戦形式のトレーニングなんかで対峙した時、やっかいです(笑)。経験豊富な選手たちは、いろんな選手と対戦してきているので、どんなプレースタイルにも対応できるというか、どんな選手が来ても慌てない。自分が行けなくても、人を動かして対応させることもできる。それとオーラ。今はもう慣れてきたけど、まだ慣れていない頃は発するオーラで「やりにくいな」と感じさせられた。それはすごいなと思いました。



大西勇輝選手×永島悠史選手×奥川雅也選手

大西勇輝選手

――そうしたレベルの高い環境で練習に励んでいますが、自分たちの良さは少しずつ出せてきているのでしょうか?

大西:満足いくプレーというのはU-18の頃と比べたら全然できていません。2人は、どう?

奥川:無いことは無いけど…やっぱりU-18とは雰囲気が違うかな。自分が納得できた日は、まだ無いです。

大西:僕はちょっとつかみかけたプレーがありました。練習試合でPKを獲得した場面なんですけれど、前日のJ2の試合で(駒井)善成くんのドリブルを見て思ったことがあったんです。それは緩急の使い分け。海外ではアザール(チェルシー/ベルギー代表)なんかもそうですけど、緩急で相手を抜くことが多い。僕は全力で行く時は全力で行くし、(力を)抜く時は抜いてしまう。昔と比べて緩急が無くなっていたんじゃないか?そう思って、練習試合ではスピードの強弱を意識して仕掛けてみたら、相手をかわすことができた。自分のやりたいドリブルというのは武器であるスピードを生かしたものなので、それを善成君のプレーから思い出せたのは良かったです。

永島:僕はどちらかというとミスした時に考えることが多いので、上手くいったことより、ミスをした時の課題の方が印象に残っている。まだボールを受けられる回数が少ないし、相手に寄せられた時にテンポを早くしてプレーできるかどうかという場面で「これは違うな」と感じることが多い。ただ、最近は少しずつだけど、そういったことを意識しながら動けるようになってきたし、プロ選手の守備の間合いなんかも感覚として身につけている最中です。

――大西選手は今季から本格的に右サイドバックへの挑戦を公言していますが、練習試合ではメンバー構成の関係で、一つ前の右サイドハーフでの起用が多いですね。

大西:サイドバックで勝負したい気持ちは強いです。でも、それを思いながらサイドハーフをやったら、いいプレーはできない。どこかで言い訳を探しちゃう自分の甘さがまだまだあるので、サイドハーフで起用された時は「そのポジションでやれることをやろう」と試合に入っています。そうしながらサイドバックでプレーする機会を伺う…という感じですね。




大西勇輝選手×永島悠史選手×奥川雅也選手

奥川雅也選手

――奥川選手は昨年の負傷から復帰して、徐々に感覚も戻ってきているのでしょうか?

奥川:怪我する前のプレーに、そんなすぐには戻らないと思います。復帰してしばらくはサイドじゃなくてFWで使ってもらっていましたが、いろいろなポジションをやることで、サイドではわからなかったことも経験できました。相手DFがどう動くのかは、一番前にいた方が見やすくて、わかりやすい。まだ以前のようには戻れていないけど、今だから得られるものがあると思うので、それを勉強中です。





――大西選手と永島選手は、どういったプレーや役割でポジション争いに食い込んでいきたいと考えていますか?

大西:僕は走力ですね。裏への飛び出しや攻撃参加。このチームに上手い選手はたくさんいる。もし下手でも裏への飛び出しが完璧で、そこへのパスが合えば、決定的なチャンスを作り出せる。そういう部分で勝負したいし、自分が走ったところへ味方からのパスが来るような存在にもならないといけない。そしてチャンスでゴールへ流しこめる冷静さも身につけていかなくてはいけないと思います。ただ、サイドバックでプレーしたいという思いが強すぎて…(笑)。そこまで頭が回っていないんですが、どのポジションで起用されるにせよ、発揮すべきなのは走力だと考えています。

永島:中盤なら、ボランチでもトップ下でも大丈夫と思っています。ボランチで出た時は、その時のチーム状況や試合の流れにもよるけれど、なるべくボールを落ち着かせていい攻撃ができるようにしたい。トップ下なら、狭いエリアでも前を向いてプレーすることは得意なので、得点やアシストでチームの力になりたいです。



【history】

大西勇輝選手×永島悠史選手×奥川雅也選手
大西選手・永島選手・奥川選手が中学3年生の時に、サンガU-15が高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会で初優勝を果たしました。




後編へ続く>>

インタビュー日時:2015年3月25日

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